説明

アークレイ株式会社により出願された特許

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【課題】複数の検体を同時に測定出来る測定システムにおいて、ある患者(検体提供者)を特定し、当該患者の測定結果を優先的に出力する必要がある場合に、ヒューマンエラーによる患者ID情報と測定結果との関連付けに齟齬が生じさせないこと。
【解決手段】本発明は、試験片を用いる測定システムであり、検体が適用された二以上の試験片が別個に装填される二以上の装填部と、上記装填部へ装填された状態で試験片の物理変化を測定するための測定手段と、を備える測定装置と、
さらに、検体提供者の情報を読み取るための読取手段と、を有し、
上記読取手段により読み取られた情報により特定された検体提供者由来の検体が適用された試験片を、当該検体提供者へ個別に対応させた専用の装填部へ誘導するための誘導手段を有することを特徴とする測定システムである。 (もっと読む)


【課題】遺伝子増幅法によりピロリ菌の23S rRNA遺伝子の目的領域を特異的に増幅するためのプライマー試薬およびその用途を提供する。
【解決手段】複数の特定の配列からなる塩基配列の少なくとも1つのオリゴヌクレオチドからなるプライマーを使用して、試料中の被検核酸を鋳型として、ピロリ菌の23S rRNA遺伝子の増幅を行う。これにより、2141位、2142位および2143位の検出対象領域を含む領域を特異的に増幅できる。そして、得られた増幅産物と検出用プローブとを用いてTm解析を行うことにより、特異的に、前記2141位、2142位または2143位における変異の有無を検出でき、これによってピロリ菌がクラリスロマイシン耐性か否かを判断できる。 (もっと読む)


【課題】サンプルの採取に際して、利用者が屈曲操作を容易に行えるようにし得る、採取用具を提供する。
【解決手段】対象物の一部を採取するための採取用具10を用いる。採取用具10は、一方向に延びる本体部1と、対象物の採取を行うための採取部2とを備えている。採取部2は、本体部1の先端部分に設けられている。本体部1の先端部分以外の部分には、本体部1が延びる一方向と異なる方向における長さが、先端部分よりも長く設定された拡幅部分6が設けられている。拡幅部分6は、本体部1の先端からの距離が一方向における全体の長さの半分となる位置よりも、先端部分側に設けられているのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】対象物の硬さに影響されることなく、利用者が設定量のサンプルを簡単に採取できるようにし得る、採取用具、及びそれを用いた採取方法を提供する。
【解決手段】対象物の一部を採取するための採取用具1を用いる。採取用具1は、一方向に延びる本体部2と、本体部2の先端部分に設けられた凹部3とを備えている。凹部3の底4の一部分には、開口部5が設けられている。本体部2は、一方向に延びる板状の部分を有しているのが好ましい。この場合、凹部3は、板状の部分の一方の面2aに設けられ、凹部3の底4に設けられた開口部5は、板状の部分の他方の面2bに位置している。 (もっと読む)


【課題】サンプル採取用の容器の大型化を抑制しつつ、採取用具の本数の増加に対応し得る採取キット、及びそれに用いられる容器を提供する。
【解決手段】対象物の一部を採取するための2以上の採取用具10と、採取用具10を収容する容器20とを有する採取キット30を用いる。採取用具10は、一方向に延びる本体部1と、本体部1の先端部分に設けられた、対象物の採取を行うための採取部2とを備えている。容器20は、その内部に採取用具10を挿入するための挿入口21a〜21cと、採取用具10と容器20との間を封止するシール部材24とを備えている。シール部材24は、容器20の内部に設置され、且つ、容器20に挿入された採取用具10の本体部1における先端部分以外の部分に密着するように形成されている。 (もっと読む)


【課題】分析用具の内部に設けられた反応セルの温度を正確に測定し得、従来に比べて厳密な温度管理を行い得る分析装置を提供する。
【解決手段】試薬25と反応した試料の分析を行う分析装置において、分析用具10と、赤外線センサ1と、制御部5とを備えておく。分析用具10の内部には、試料と試薬25とを反応させる反応セル24と、通電によって発熱する発熱体33とを備えておく。赤外線センサ1は、分析用具10の外部に、反応セル24から放射された赤外線9を受光するように配置し、受光した赤外線9の量に応じた信号を制御部5に出力させる。制御部5によって、赤外線センサ1からの信号に基づいて発熱体33の発熱量を調整する。 (もっと読む)


【課題】キャピラリを備えた分析用具を利用した濃度測定において、キャピラリに対して試料分析を行うのに十分な量の試料液を確実に供給できるようにする。
【解決手段】本発明は、キャピラリ31と、キャピラリ31に試料液を導入するための液導入口20と、液導入口20からの試料液の導入を促進するための液導入促進手段6と、を備えた分析用具1Aを備えた穿刺要素一体装着体に関する。分析用具1Aは、たとえばキャピラリ31が基板2上に形成された構成とされ、液導入促進手段1Aが基板2よりも吸水性の高い吸水層および基板2よりも皮膚に対する密着性の高い接着性のうちの少なくとも一方を有するものとして構成される。 (もっと読む)


【課題】 衛生状態を適切に保つことが可能な検体の採取方法、検査方法およびこれに用いられるスポイト、検体採取器具を提供すること。
【解決手段】 検体貯蔵部Srとこの検体貯蔵部Srを封じる栓Stとを備える真空採血管Cnに対して、栓Stに中空針を穿刺することにより血液Blを注入する工程と、少なくともその一部が検体を収容するための検体収容空間10aとされており、かつ可撓性を有する弾性変形部12によって規定された容積変化空間10bを含んでいる内部空間10と、内部空間10に繋がる貫通孔21aを有しかつ栓Stに穿刺孔Hlを形成しえない構成とされた導入部21とを備えたスポイトAを用いるとともに、上記栓に形成された上記中空針の穿刺孔Hlに導入部21を貫通させることにより、真空採血管Cn内の血液Blの少なくとも一部を検体収容空間10aに導入する工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】糖化アミンを測定対象物とする試料の前処理方法を提供し、信頼性に優れた糖化アミンの測定を可能にする。
【解決手段】試料中の糖化アミノ酸にフルクトシルアミノ酸オキシダーゼ(FAOD)を作用させて分解した後、さらに前記試料中の測定対象物である糖化アミンにFAODを作用させて、その酸化還元反応を測定することにより糖化アミンの量を測定する。糖化アミノ酸に作用させるFAODと糖化アミンに作用させるFAODとは、同じ基質特異性でも異なる基質特異性でもよい。同じFAODを使用する場合は、糖化アミノ酸にFAODを作用させて分解した後、プロテアーゼによって前記FAODを失活させると共に前記糖化アミンを分解し、この分解物に、さらに同じFAODを添加して作用させ、その酸化還元反応を測定する。 (もっと読む)


【課題】簡易かつ安価に達成可能な構成によって、分析用具における目的とする反応槽を特定できるようにする。
【解決手段】試料と試薬との反応液を保持するための複数の反応槽56と、特定の部位を認識させるための基準部66′と、を備えた分析用具Y′であって、上記基準部66′は、反射率が他の部位とは異なったものとされている。 (もっと読む)


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