説明

株式会社栗本鐵工所により出願された特許

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【課題】作業を煩雑にすることなく、中子内への塗型剤の浸入を確実に防ぐ。
【解決手段】閉塞板8を塗型剤槽6に昇降可能に支持して上方へ付勢し、常時は前記塗型剤槽6内の塗型剤eの液面よりも上に維持する。筒状の鋳鉄管鋳造用中子17をチャック5によりチャッキングし、その中子17の下端縁全周を前記閉塞板8上面に密着させ下端開口を閉じ、付勢力に抗して中子17を押し下げて塗型剤eに浸漬する。浸漬後、中子17を液面よりも上に完全に引き上げることにより前記閉塞板8は前記下端開口を閉じたまま液面よりも上に復帰する。このようにすれば、閉塞板8は、塗型剤槽6に支持されて傾くことなく水平状態を維持しながら安定して昇降し、閉塞板8は付勢力により中子17に終始密着し内部への塗型剤eの浸入を確実に防ぐことができる。また、液面よりも上の位置で閉塞板8の上昇を規制すれば、閉塞板8は自動的に中子17から離れるので作業が簡単である。 (もっと読む)


【課題】鋳物用中子17のどぶ漬けによる塗型剤eの塗布において、その塗型剤の液切れを円滑に行う。
【解決手段】どぶ漬け後の中子17をその軸心cを鉛直方向に対し30度傾けその軸心周りに回転させる。中子17が傾むけば、中子17下方の一点が最下部となって、その最下部に塗型剤eが集まり、その集まった塗型剤eは、落下しやすく液切れし易くなり、中子を回転させれば、塗型剤eは遠心力によって移動が活発となり、最下部の液切れはさらに促進され、中子17表面の余分な塗型剤eは遠心力によって塗布面上を活発に移動して、垂れ跡を残すことなく剥離されるとともに、塗布面は満遍なく均される。このため、塗型剤eの液切れが円滑に行なわれ、垂れ跡の残らない塗布面となって、鋳鉄管受口内面の鋳肌は良好なものとなる。 (もっと読む)


【課題】チャンバーを小型化し、設置スペースを小さくし、圧力損出や流路抵抗が少なく、騒音、振動を抑えて装置の寿命を延ばし、コストダウンを図る。
【解決手段】壁面に、流入口11と複数の流出口12とを開口させてなる空調設備用チャンバー10において、上記流入口11に、短筒状のバッフル筒13をチャンバー10内に突き出して取り付け、該バッフル筒13の、正面と両側面の内、少なくとも一方を開口13a,13bさせたものであり、上記バッフル筒13の正面には、正面中心の左右または上下対称に円弧の中点を向き合わせた二以上の等分円の開口13aをさせ、必要ならば上記等分円の開口13aに、バッフル筒13の正面の中心を軸に、上記等分円の開口13aと同形の回転可能なシャッター板を付設し、このシャッター板の回転・固定により開口を調節可能にし、上記バッフル筒13の開口に代えてパンチングネット13cあるいは図示しないスリットまたはフィーンのいずれかを取り付けることができる。 (もっと読む)


【課題】トランスファプレス装置から取り外したビームをフィンガ交換作業が容易に行える位置まで搬送することのできるビーム搬送装置を提供する。
【解決手段】トランスファプレス装置の近傍の第一停車位置と該第一停車位置よりもトランスファプレス装置から遠い第二停車位置との間を移動可能な台車3に、当該台車が前記第一停車位置に停車しているときにトランスファプレス装置の外部に位置する後退位置とトランスファプレス装置の内部に位置する前進位置との間をビーム30を保持して移動可能なビーム受け4を設ける。 (もっと読む)


【課題】 土砂、建築廃材等を処理する処理現場において、原料をホッパに投入する際に発生する粉塵による視界の悪化や作業環境の悪化を効果的に防止できる装置を提供すること。
【解決手段】 建築廃材等の原料を投入するホッパと、該ホッパから投入された原料を所定位置まで搬送するコンベアとを備えた処理装置に付設される粉塵除去装置であって、前記ホッパの開口部に微細な液体を噴霧する噴霧装置を設けるとともに、当該ホッパから離れたコンベアの搬送行程下流側の所定位置まで当該コンベアの外周部を覆って密閉するトンネル状のカバーを設け、さらに該カバー内を流通する粉塵と液体粒子を吸引除去する集塵装置を設けた。 (もっと読む)


【課題】下水処理場の曝気槽内に設けられる配管等のように、内部を流体が流れる配管を適正に支持することのできる配管支持装置を提供する。
【解決手段】 配管10を固定状態に保持する配管保持具11における配管10の軸心を挟む両側部を一対の支柱12,12により支持し、それぞれの支柱12,12を配管10の軸心と直交する方向にスライド可能かつ鉛直方向に移動不能に一対の支持部材13,13により個別に支持し、それぞれの支持部材13,13を配管10の軸心方向にスライド可能かつ鉛直方向に移動不能に架台14,14により支持する。 (もっと読む)


【課題】圧縮成形機での圧縮効率と成形性を向上できるスクリュ形式の供給機を提供することである。
【解決手段】ホッパ2からケーシング1に投入される被処理物をスクリュ3で混練しながら移送する供給機5に、先狭まりのテーパ部を有する排出部材4を取り付け、この排出部材4のテーパ部に複数の排出孔4bを設けることにより、被処理物を排出部材4のテーパ部による排出抵抗で圧縮して、テーパ部に設けられた排出孔4bの部分で擦り、これらの組み合わせ作用で付与される圧縮せん断力で、被処理物の嵩密度を高めたり、被処理物を分断したりするとともに、被処理物中の粘着性成分を抽出し、圧縮成形機11での圧縮効率と成形性を向上できるようにした。 (もっと読む)


【課題】締結用部品をブレーキディスクに食い込ませることなく、ブレーキディスクを安定して締付けることができるブレーキディスクの締結構造を提供することである。
【解決手段】鉄道用車輪1に一対のアルミニウム基複合材製ブレーキディスク2を締結するボルト3の先端側に設けた段差3bの先に、ナット4を螺着する小径部3cを設け、この段差3bでナット4の締付け側への移動を規制することにより、皿ばね座金10の弾性復元力によって、各平座金8a、8bを介してブレーキディスク2を一定の締付け力で締付け、各平座金8a、8bをブレーキディスク2に食い込ませることなく、ブレーキディスク2を安定して締付けることができるようにした。 (もっと読む)


【課題】鋳鉄管受口鋳造用中子17の除去をスムースに行なう。
【解決手段】中子17の内周面を切削する切削装置30と、中子17内面をブラッシングするブラッシング装置40と、中子17端面をブラッシングするブラッシング装置50とからなる。切削装置30の切削具36を回転させながら受口1内に挿入して中子17内周面を所要深さ切削する。この切削により、中子は、肉厚が薄くなり、壊れやすくなる。つぎに、ブラッシング装置40のブラシ43を受口1内に挿入し、そのブラシ43を回転させながら引き抜き、薄く弱くなった中子17を剥離するとともに外に掻出す。受口端面は、ブラッシング装置50のブラシ56でブラッシングする。この切削とブラッシングにより、鋳鉄管P内面の中子17はスムースに剥がれて掻出され、さらに、ブラッシングによって、仕上げ工程のショットブラスト等の作業時間短縮等の改善を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】通気性を損なうことなく、安価にして消音効果を高める。
【解決手段】下向き開口2のケーシング1内に消音体3、4を設け、そのケーシング1背面の通気口5を建物の換気口10に接続した消音装置である。通気口5の周りのケーシング1内面に反射して通気口に至る屋外騒音aは、その周りの消音体3に必ず衝突して反射するため、その衝突によってエネルギーが奪われて、消音される。また、消音体4が通気口5下側全長に亘ってあれば、その下方から入り込む騒音aは、必ず、その消音体4に衝突してから、回り込んで通気口5に入り込むこととなる。このため、その衝突も多くなってエネルギーが有効に奪われて消音される。さらに、屋外騒音aは、ケーシング内面の消音体3と通気口5下側の消音体4との衝突の繰り返しによって、消音がなされるとともに、回り込むことによる通気口への経路の延長によって、その消音効果はさらに高められる。 (もっと読む)


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