説明

株式会社三谷バルブにより出願された特許

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【課題】ノック操作によって作動する内容物吐出機構において、ノック操作ごとの吐出量を選択できるようにする。
【解決手段】回動可能な操作ボタン4に第1の移動量規定部(外側筒状部4b,切欠部4c)を設け、操作ボタン4の受け部材(後軸筒21)に当該第1の移動量規定部に対応する第2の移動量規定部(上段部分21b)を設けた。操作ボタン4を切欠部4cと上段部分21bとが対応する位置に回動すると、操作ボタン4のノック操作ごとにシール部材24はシャフト25表面の段部(25a)2つ分移動する。対応しない位置に回動すると、ノック操作ごとにシール部材24はシャフト25表面の段部(25a)1つ分移動する。シール部材24の移動量に従って貯留空間Aの内容物は孔部23bより吐出される。内容物を出し切ったあとは、シャフト25を操作ボタン4側に押し戻し、カートリッジ本体23を新しいものと交換することで再使用できる。 (もっと読む)


【課題】金属を腐食する浸透性の強いエアゾール組成物を充填した場合でも腐食されず、ステムラバーが膨潤してもバルブのシール性および作動性が著しく低下することがないエアゾール容器およびエアゾール製品を開発する。
【解決手段】エアゾール容器2とエアゾール組成物とからなるエアゾール製品であって、エアゾール容器が、非金属製の容器本体と容器本体に固着されたエアゾールバルブとからなり、エアゾールバルブが、ステム10とステムラバー11とスプリング12からなる弁機構を有し、ステムが、ステム孔10cを有するステム上部10aと上面が凹んだ円柱状のステム下部10bとからなり、ステム孔が、スプリングにより付勢されたステム下部10bの上端外周縁とステムラバー下面とによりシールされ、ステムラバーがアクリロニトリルブタジエンゴムからなり、エアゾール容器に、ステムラバーの膨潤率が10〜30%となるエアゾール組成物が充填される。 (もっと読む)


【課題】放出される噴射剤の流れによって内容物容器から内容物を吸引・放出する内容物噴射用ベンチュリー機構において、内容物容器からの漏洩を防止するとともに、内容物の放出性状や、内容物容器の着脱操作性も改善する。
【解決手段】内容物容器5の内容物放出口7hに対する内容物放出弁7g、8aおよび外気連通口3jに対する外気流入弁7e、11を設けて、噴射剤容器1の噴射剤放出弁2a、2bを含む各弁を操作部4の単一操作で開状態に設定できるようにした。また、噴射剤放出口を、内容物放出口7hの周りに位置する環状の態様で形成することで、噴射剤容器1の内部圧力を抑えながらも噴射された噴射剤で吸い出された内容物がより細かなキリ状態で放出されるようにした。内容物容器5を簡単な操作で環状保持部7nに着脱できる機構7rも開示する。 (もっと読む)


【課題】正倒立用の各移動弁を用いた正倒立ポンプ機構において、正倒立変更後も、変更前の移動弁と弁座との吸着が継続する場合に、この吸着状態を積極的に解除する。
【解決手段】流入通路選択作動部10,11と上流弁作用部3a,8との間にピストン4の移動に応じて容積が変化するシリンダ内上流側収納空間域22を設けて、放出操作の際に、上流側収納空間域の内容物を流入通路選択作動部に逆流させる(B方向)。また、正立状態から図示の倒立状態への変更にともない、開口部11aの方へ落下する移動弁14が、正立時、弁座10bに当接していた移動弁13に衝突するようにした。内容物逆流作用や移動弁衝突作用により、倒立状態への変更初期に弁座10bに吸着されたままの移動弁13は図示下方に落下し、放出操作終了の際の容器内部からシリンダ内下流側空間域21への内容物流入経路(D方向の流路)が確保される。 (もっと読む)


【課題】容器本体とその底部開口を塞ぐ容器底蓋とで容器を構成し、使用によりその容器に収容する内容物が減少するにともない容器本体内を上昇するように容器本体内にスライド弁を挿入するポンプ式噴射器において、衝撃を受けても底蓋が簡単に外れないようにする。
【解決手段】容器底蓋20に、その嵌合筒部23を補強する補強リブ25を該嵌合筒部の径方向に複数設けてなる。嵌合筒部の内側には、それと同心に弁突き当て部24を設け、組み付け時にその弁突き当て部の先をスライド弁30に突き当てる。底部22には、貫通孔21をあける。また、容器本体12の底部開口13内周および容器底蓋の嵌合筒部外周の双方に、各々互いに係合して容器底蓋の抜け止めをする本体凸部16、17や底蓋凸部26、27などの凸部を、一段ではなく複数段に形成してなる。 (もっと読む)


【課題】回動式の連続噴射ボタンにおいて、連続噴射モードへ移行するための確実な操作部を簡易に実現する。
【解決手段】利用者の指の回動操作を効率的に噴射ボタン(4)に伝えるために、指と操作ボタン(4)の操作面(4a)との摩擦力が大きくなるような凹状溝(4b)を設けた。利用者は指で、噴射ボタン(4)の操作面(4a)を押しながら回動させることで容易に連続噴射モードに移行させることができる。また、操作面(4a)に利用者の指を保持する一対の起立部を設けてもよい。 (もっと読む)


【課題】利用者が把持しやすい、エアゾール式製品およびポンプ式製品に取り付けられる内容物放出用ボタンを提供する。
【解決手段】ステムから取り外す際につかみやすくするため、つかむ部分を薄肉部分5cとしてへこみやすくした。外側筒状部5bは全てを薄肉状にしてあるのではなく、周方向に厚肉部分5dと薄肉部分5cとからなるような態様で成形してある。特に厚肉部分5dはステムに取り付けられる内側筒状部5aと連結用リブ5fで接続されているので変形しにくく、当該厚肉部分に挟まれた薄肉部分5cの、通常の把持されていない状態でのぶれをおさえて、外側筒状部5bの下端がマウンティングキャップ2に接触しにくい。また、外側筒状部の下端側の周方向の全体を厚肉部分とし、続く上側のつかむ部分を含む部分を薄肉部分とした内容物放出用ボタンも開示している。 (もっと読む)


【課題】エアゾール式製品の定量バルブ機構の設定に際して既存のバルブ機構の構成要素をそのまま利用しながら、当該定量バルブ機構の定量室容積の自由度を確保する。
【解決手段】ハウジング4の外部に上カバー体6および下カバー体7よりなる付加ユニットを取り付ける。付加ユニット内部の定量室容積は、仕切筒9を当該各カバー体の任意の下向き環凹状部6f,上向き環凹状部7gに取り付けることで選択的に設定される。ステム2が下方に押圧されると、まずステム延長用部材3のシール作用面3aが内容物流入口8を閉塞し、付加ユニットとハウジング4の内部からなる定量室が形成される。孔部2bがステムラバー12より下方に移動すると、内部通路域2aと定量室とが連通して定量室内容物が放出される。押圧操作を解除すると、当該連通状態が解除されて、内容物流入口8が開放されるので、容器本体の内容物が当該流入口より定量室空間域に流入する。 (もっと読む)


【課題】ロック位置またはロック解除位置への切換えに連動して自動的に切換えることができるとともに、デザイン的な制約を受けるおそれなく、回動部材がロック位置にあるのかロック解除位置にあるのかを視覚的に明確に判別することができるようにする。
【解決手段】回動部材13に「O」の文字を表記する一方、その回動部材をロック解除位置としたとき、それに表記する「O」の文字と並べて「ON」と表示するように、キャップ部材(非回動部材)12に「N」の文字を表記する。また、回動部材をロック位置としたとき、それに表記する「O」の文字と並べて「OFF」と表示するように、非回動部材に「FF」の文字を表記する。 (もっと読む)


【課題】エアゾール式製品などの連結複数容器の各内容物の同時噴射の確実化を図る。
【解決手段】容器本体1,1’を連結するカバー体5には単一操作レバー7と一体の蓋状体6が取り付けられている。操作レバー7は、その基部7bを中心にして回動可能であり、静止モードにおいては幅広の垂下片部7dがカバー体5の開口域5dに弾性タブ5fで内側壁状部5eの方に付勢された状態で突状部5fに仮保持される。そのため作動モード設定操作の際にも、操作レバー7は、操作面7aへの利用者の押圧力が弱い操作初期段階では仮保持されたままで、この押圧力が所定の強さになった段階ではじめて弾性タブ5fを外側に変位させながら突状部5fを乗り越えていわば一気に下動する。この一気の下動により、ステムのバルブ作用部はともに開状態となり、各容器の内容物が共通通路4bの噴射口4cから同時噴射される。 (もっと読む)


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