説明

株式会社三谷バルブにより出願された特許

71 - 80 / 142


【課題】ポンプ用弁機構を備えたポンプ式製品を、より安価に、より簡単に製造する。
【解決手段】噴出器1は、内容物が流通する筒状の流路に、上流側から順に、弁座11a、弁座11b、および受け部11cが形成されている本体11と、弁座11aと共に逆止弁である上流弁をなす弁体12aと、弁座11bと共に逆止弁である下流弁をなす弁体12bと、受け部11cに位置決めされる基部12cと、弁体12aと弁体12bとの間に設けられ上流弁を閉じるように弁体12aに付勢するばね部12dと、弁体12bと基部12cとの間に設けられ下流弁を閉じるように弁体12bに付勢するばね部12eと、を備える。弁体12a、弁体12b、基部12c、ばね部12d、およびばね部12eは弁体ユニット12として一体に成形されている。基部12cに設けたI字断面部12gが切り欠き11fと勘合しているので、本体11と弁体ユニット12との回動が防止される。 (もっと読む)


【課題】通常タイプおよび定量噴射タイプの何れのエアゾール式製品にも適用できるガス抜き機構を提供することを目的とする。
【解決手段】外部空間への流出弁を構成するステム2およびステムガスケット10を備え、作動モード設定操作に基づいて当該ステムがマウンティングキャップ9の開口部の中を移動し、これにより当該流出弁が開く形のエアゾール容器において、前記ステムの、少なくとも静止モード位置での前記開口部に対応した範囲が含まれる上側部を、噴射用通路が形成された内筒状部2aと、これに取り外し可能な態様で設けられた外筒状部2bとで構成した。ガス抜きの際には、外筒状部2bを取り外した状態の内筒状部2aを静止モード位置のまま横方向に押して前記開口部の範囲内で変位させることにより、前記ステムガスケットとの間にガス抜き用の流出路を形成するようにした。 (もっと読む)


【課題】新たに部品を追加することなく、また強度的にも不安の少ないガス抜き手段を有する新規なエアゾール式噴射器を提案する。
【解決手段】容器10から突出するバルブステム20にトリガーレバー(操作ボタン)13を取り付けて、容器に取り付ける化粧カバー12で被ってなり、トリガーレバーの噴口24に樹脂製等のジョイント部材16を取り付けセットして、トリガーレバーを操作することによりバルブステムを押し込んで、容器の内容物を、バルブステムからトリガーレバー内を通してジョイント部材へと導き、そのジョイント部材の噴射部材18から噴射する。そのようなエアゾール式噴射器において、化粧カバー12に、例えば溝状に切り欠いて、ジョイント嵌合部12aを形成する。ジョイント嵌合部には、ジョイント部材17をトリガーレバーに押し当てて、そのトリガーレバーを操作した作動状態としたままはめ付け固定する。 (もっと読む)


【課題】廃棄時等に、バルブステムから操作ボタンを容易に取り外すことができるようにする。
【解決手段】操作ボタン18のボタン本体20には、内部の噴出通路20dを挟む外周両面に平面部20fを平行に形成するとともに、その平面部20fの上を横方向に突出して平面部20fの上に指掛け段部20gを形成してなる。また、ボタン本体20の外周中段に上向き段部20hを形成し、その上向き段部20hに、各々平面部20fに隣接して上下に貫通するツール挿入用孔20iを形成してなる。 (もっと読む)


【課題】利用者の操作によって当該利用者の両手へ容器内容物を放出可能なポンプ機構を提供する。
【解決手段】利用者の押下げ操作にともなうピストン群(2,4,8)の下動によって、上流側充填室Aの内容物は環状下側ピストン(9)および外側コイルスプリング(10)を下動させながら下流側充填室Cに流入する。操作ボタン1を離すとピストン群は、外側コイルスプリングおよび内側コイルスプリング(11)の復帰力によって、充填室Cの吐出弁(8d,2c)を閉状態に維持したまま上動する。このとき容器内容物が吸上げられる充填室Aの小径流入口(5d)の流入抵抗により放出開始地点までの上動時間をかせいでいる。環状上側ピストン(8)の外側上面部分(8e)がカラーリング(7)の下端面部分(7b)に当接して吐出弁が開くと、充填室Cの内容物は環状下側ピストンおよび外側コイルスプリングの押出し作用で外部空間に放出される。 (もっと読む)


【課題】連続作動モード(ガス抜きモード)設定操作の一層の簡単化および、連続作動モードでの継続的なキャップ係合動作の確実化などを図る。
【解決手段】キャップ6は、下側キャップ部4の膨出域4aのみがマウンティングキャップ2と弱く係合し、上側キャップ部5の外筒内周面突状部5bおよび垂下壁外周面突状部5dがそれぞれ下側キャップ部4の突状部4d,4fと強く係合している。キャップ6をマウンティングキャップ2から取り外して下側キャップ部4の開口域4gに指などを入れて上側キャップ部5の天井面5fを押し上げることにより、上側キャップ部5と下側キャップ部4とが簡単に分離する。次に上側キャップ部5だけをマウンティングキャップ2に押し込んでその環状クリンチ部2bに突状部5dを係合させると、操作ボタン3の操作面3aが棒状垂下部5gで押下げられた状態のガス抜きモードに移行する。 (もっと読む)


【課題】エアゾール式製品の定量バルブ機構の設定に際して既存のバルブ機構の構成要素をそのまま利用しながら、当該定量バルブ機構の定量室容積の自由度を確保する。
【解決手段】ハウジング4の外部に上カバー体6および下カバー体7よりなる付加ユニットを取り付ける。ステム2が下方に押圧されると、まずステム2に接続されたステム延長用部材3のシール作用面3aが内容物流入口8を閉塞し、付加ユニットとハウジング4の内部に定量室を形成する。さらにステム2が押圧されると孔部2bがステムラバーより下方に移動するので、内部通路域2aと定量室とが連通して定量室内容物が放出される。ステム2の押圧を解除すると、当該連通状態が解除されて、内容物流入口8が開放されるので、容器本体の内容物が内容物流入口8より定量室空間域に流入する。 (もっと読む)


【課題】パウダを含有する内容物を噴射する場合にも、スクリュ溝で詰まりを生ずるおそれのない噴出器用噴射釦、噴出器用噴射装置、および噴出器を提供する。
【解決手段】釦本体20に、下向きに開口する中心穴25と連通して外周に向けて開口し、ノズル取付凹部26を設ける。ノズル取付凹部は、凹部中心位置に、釦中心側から開口方向に向けてセンターポスト28を突出する。他方、噴射孔15を有する頭部31とその頭部で一方の開口を塞ぐ筒部32とからなるキャップ状をなすノズル部材16に、頭部の内面に噴射孔に通ずるスクリュ溝34を形成する。そして、ノズル部材を、内部にセンターポストを入り込ませてノズル取付凹部にはめ込んでなる。このとき、ノズル部材の頭部内面とセンターポストの頂面との間に、少なくとも0.5mmを越える隙間gを設けてなる。 (もっと読む)


【課題】容器内に残った内容物を完全に使い切ることができるとともに、簡単な構成で安価にかつ安定した作動で、倒立状態でも使用することができる噴出器を提供する。
【解決手段】使用時に、押下釦30が押し下げられてステム21が押し込まれることにより、容器10内の化粧液等の内容物が吸上げ管13で吸い上げられてステム21を通して押下釦の噴口34から外部に向けて噴射される。そのような噴出器において、容器内の底部に、容器内の内容物が浸透保持される内容物保持部材40が配置され、その内容物保持部材で保持する内容物を吸上げ可能に内容物保持部材に吸上げ管13の先端が挿入される。内容物保持部材としては、スポンジ等の多孔質材料や、バフ等のその他の吸水性材料などが用いられる。一材料に限らず、複数材料を用いて形成されるものであってもよい。ネット状の部材で被ったり、ケース内に収納したりして設けてもよい。 (もっと読む)


【課題】ポンプ式製品において、環境温度の変化によって膨張した容器内部の空気が内容物を加圧し、加圧された内容物が上方弁・下方弁を開放しながら本来の放出通路を経て放出口から液垂れしてしまうのを防止する。
【解決手段】容器内部と外部空間とを常に連通させる孔部6aを容器本体の上面部分6に形成した。環境温度の変化によって膨張した容器内部の空気は当該孔部を通り外部空間へ流出するので、内容物の加圧によって放出口1bから当該内容物が液だれすることはない。製品の流通段階においては、初期閉塞用チップ状部材11によって当該孔部は塞がれており、当該孔部から内容物が漏れることはない。 (もっと読む)


71 - 80 / 142