説明

株式会社昭和測器により出願された特許

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【課題】フルブリッジ回路の採用が可能で、分力間の干渉も少なく高精度で小型の多軸力ロードセルを得る。
【解決手段】2つのロードセル半部11a、11bが上下対称に組み合わされており、それぞれのロードセル半部11a、11bにおいては、ねじ部12を有する平板状の荷重受部13が4本の十字状に配置したスポーク柱14の内端部により支持され、スポーク柱14の外端部は外周の円筒形の円筒体15に接続されており、円筒体15の端部同士が接続されている。
2つの荷重受部13は上下に独立して設けられることになり、スポーク柱14もそれぞれ上下に4本ずつ存在し、スポーク柱14の総本数は8本となり、32素子の歪ゲージ16に接着するには、1本のスポーク柱14当たり4素子を接着することになり、断面が四角のスポーク柱14では一面に1素子の歪ゲージ16を接着すればよいので、小型化が実現できる。 (もっと読む)


【課題】 計量時の可動部の振動を速やかに減衰させて、高速かつ高精度の力測定を行う。
【解決手段】 ロバーバル機構と平行に電気良導体である板体部材12が固定され、板体部材12の両側にはホルダ14により支持された円形のマグネット板16が近接対向して配置されている。これらのマグネット板16はねじ軸17を介してホルダ14に取り付けられ、ねじ軸17を回転することによりマグネット板16の板体部材12に対する距離が可変とされている。測定に際して、測定対象からの力による振動は板体部材12に伝達され、板体部材12とマグネット板16との磁気回路による電磁誘導作用により制振がなされる。 (もっと読む)


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