説明

株式会社杉浦製作所により出願された特許

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【課題】めっき装置のコンパクト化を図りつつ、袋状ワークの部位に応じてめっき被膜の厚さを容易に変えることが可能なめっき方法を提供する。
【解決手段】めっき方法は、第1〜第3工程を含む。第1工程では、回転装置30(回転手段)によりワークホルダ10を軸線L1回りに下側へ回転させ、ワーク保持具40に保持された袋ナット1の全体を第1液面S1に設定された液槽101のめっき液Mに浸漬する。第2工程では、ワークホルダ10を軸線L1回りに上側へ回転させ、ワーク保持具40に保持された袋ナット1を第1液面S1上に持ち上げた状態で、移動装置20(移動手段)により第1液面S1に比べて低い第2液面S2に設定された液槽101へ向けて移動させる。第3工程では、回転装置30によりワークホルダ10を軸線L1回りに下側へ回転させ、袋ナット1の一部を第2液面S2に設定された液槽101のめっき液Mに浸漬する。 (もっと読む)


【課題】 袋状ワークの表面処理におけるめっき表面の品質低下を防止するように、防錆油の塗布技術を改善した袋状ワークの表面処理ライン及び表面処理方法を提供する。
【解決手段】 袋状空間5を有する袋状ワークに所定のめっき被膜を形成した後、該めっき被膜に防錆油を塗布するようにした表面処理ラインLにおいて、所定のめっき被膜を形成した後、洗浄水によって袋状ワークを洗浄するワーク洗浄部17と、ワーク洗浄部17による袋状ワークの洗浄後、袋状ワークに付着する水分を除去するワーク乾燥部18と、ワーク乾燥部18による袋状ワークの乾燥後、袋状ワークに防錆油を塗布させる防錆油塗布部19と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】コンパクトなめっき装置を提供する。
【解決手段】めっき装置は、ワークホルダ10、移動装置20(移動手段)及び回転装置30(回転手段)を備える。ワークホルダ10に取り付けられるワーク保持具40(保持部)は、軸線L1に対して外方へ延び出す先端部にて袋ナット1が横方向に整列配置した状態となるように袋ナット1(ワーク)を保持する。移動装置20は、ワークホルダ10を液槽101の一から他へ向けて移動させる。回転装置30は、ワークホルダ10を軸線L1回りに回転させる。回転装置30は、ワーク保持具40に保持された袋ナット1を浸漬するときワーク保持具40を下側へ回転させ、移動装置20がワーク保持具40に保持された袋ナット1を液槽101の一から他へ向けて移動させるときワーク保持具40を上側へ回転させる。 (もっと読む)


【課題】 袋状ワークの表面処理におけるめっき表面に塗布する防錆油の付着量を最適化させるように、防錆油の塗布技術を改善した袋状ワークの表面処理ライン及び表面処理方法を提供する。
【解決手段】 袋状空間5を有する袋状ワークを搬送しながら、所定のめっき被膜を形成した後、該めっき被膜に防錆油を塗布する表面処理ラインにおいて、袋状空間5の開口部6を上向きとした姿勢で、袋状ワークを防錆油中に浸漬する防錆油浸漬部と、記袋状ワークの引上げの際に、袋状空間5の開口部6を下向きとした姿勢に変換させて防錆油を自重で流下させるワーク姿勢変換部と、姿勢変換された袋状ワークの袋状空間5内に配置されて、該袋状空間5内の空気をそこに付着している防錆油とともに吸引し、若しくは該袋状空間内に圧縮空気を噴射して、そこに付着している防錆油を飛散させ、又はその噴射後に該袋状空間5内の空気を、その空間内に残留する防錆油とともに吸引する第一の油除去部と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 ワッシャが嵌入されたナットを回転させて、部材に備わる孔に、ナットを挿入し、ボルトに螺合し、部材が締結されるときに、ナットに嵌入されたワッシャが、ナットと共回りしないようにすること。
【解決手段】 ワッシャ90は、ワッシャ用素材の金属板9と、光沢剤を含むジンケート浴により該ワッシャ用素材の金属板9に形成された亜鉛めっき層14と、亜鉛めっき層14に形成され、シリカ粒子11が均一に懸濁された三価のクロム酸溶液によるクロメート処理層13とにより形成される。光沢剤と三価のクロム酸溶液との優れた反応性のため、シリカ粒子11がクロメート処理層13に均一分布し固着される。ワッシャ90が嵌入されたナット10、ボルト17の螺合により、シリカ粒子11が部材7(塗装面12)に食い込み、ワッシャ90とナット10との間ではシリカ粒子11が粉砕されて、ナット10とワッシャ90との共回りが防止される。 (もっと読む)


【課題】 座金が脱落することがないように、座金と締結具の座面部とを密着した状態で保持可能な座金付き締結具を提供する。
【解決手段】 雌ねじ部11が形成された筒状部13と雄ねじ部3cと雌ねじ部11との螺合による締結力を受け止める座面部12aとを有するナット本体10と、筒状部13外側に嵌合された座金20と、筒状部13の外周面を内側に押圧する形で取り付けられて座金20の抜けを防止する保持部材30と、を備え、ナット本体10の筒状部外周面13aには、座面部12aに向けて筒状部13の半径方向中心側に縮径する本体側傾斜面14aが形成され、その傾斜面上に保持部材30が配置されるとともに、ナット本体側からの保持部材30に対する押圧反力の軸線方向に生ずる分力に基づいて、座金20とともに座面部12aに押し付け付勢し座金20と座面部12aとを密着させる。 (もっと読む)


【課題】歩留まりがよく、材料コストを削減することのできるナットの製造方法を提供する。
【解決手段】
断面四角状の線材1aを用意し、線材を外径側または内径側の少なくとも一方からガイドしつつリング状に曲げ成形して環状体を形成した後に、前記線材の前記環状体の端部となる位置を線材から切断して環状体1bを形成する。環状体1bの両端部を接合して、環状体1bの内周面に雌ねじ部2を形成することによって、ナット1が得られる。さらに、その上面に凹部3を形成し、凹部3に嵌合する突部22を有する締結具21を用いてナット1を締着するようにすることもできる。 (もっと読む)


【課題】電解めっき層の膜厚を均一にできる電解めっき方法と、電解めっきラインを提供する
【解決手段】保持具に被めっき物を保持させる工程と、被めっき物をめっき液に浸漬する工程を行う。また、保持具を介して被めっき物に負電圧を印加し、めっき液内に配置された正電極に正電圧を印加するとともに、保持具を被めっき物とともに所定方向に回転しながら被めっき物の表面に電解めっき層を形成する工程を行う。回転しながら電解めっき処理を施すことにより、均一な膜厚でめっき層を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】キャップの取付けの際にかしめ加工や溶接も不要で、かつフランジの形状もある程度自由にできるとともに、液密性を高めたホイールボルト及びその製造方法を提供する。
【解決手段】キャップ20は、ボルト本体10のフランジ部12の傾斜部12bに対向するように筒部22から半径方向外方へ遠ざかるように斜面状に形成されたスカート部23とを有している。キャップ20の筒部22がボルト本体10の六角部13の外周面に締まりばめで圧入される際に、スカート部23がボルト本体10のフランジ部12の傾斜部12bに押圧されて弾性変形し、スカート部23の弾性力でフランジ部12の傾斜部12bに沿って密着されるとともに、スカート部23の先端部23cが、ボルト本体10のフランジ部12の段差部112cに沿う形態で、その段差部112cに係合して密着される。 (もっと読む)


【課題】ボルトのねじ部とそれ以外の非ねじ部にわたってメッキを施し、非ねじ部のメッキ厚は厚く、ねじ部のメッキ厚は薄くすることが容易にできるメッキ方法及びメッキラインを提供する。
【解決手段】ボルトの非ねじ部側を下側にしてメッキ槽のメッキ液中に、ねじ部及び非ねじ部がメッキ液中に浸漬される、ボルトとメッキ液の液面とが第1の相対位置にある状態でメッキを施す第1工程と、
その第1工程の後、ボルトの非ねじ部がメッキ液に浸漬され、ねじ部は浸漬されない、ボルトとメッキ液の液面とが第2の相対位置にある状態で、ねじ部にはメッキ被膜を形成することなく非ねじ部にメッキ被膜を形成する第2工程とを含む。 (もっと読む)


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