説明

株式会社川島織物セルコンにより出願された特許

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【課題】ビーズの装着された糸条と、その糸条間を連結する糸条とが確り絡合して構造が安定し、ベルトや腕輪等の身の回り装飾品としての使用中に、ビーズと共に糸条が擦れ動いてビーズとビーズの間に大きな隙間が出来て見栄えの悪いものとならないビーズ織物を効率的に得る。
【解決手段】ビーズ11の挿入孔12に緯糸24を差し込んでビーズ11を装着した緯糸24を、2本1組となって隣り合う経糸17a・17bによって構成される開口内22にセットし、隣り合う2組の経糸と経糸の間にビーズを嵌め合わせ、そのビーズを緯糸24と共に織前25へと織り込み、2本1組となって隣り合う2本の経糸17a・17bの織幅方向Wにおける配列順序を変えてその隣り合う2本の経糸を捩り、その隣り合う2本1組の経糸17a・17bと緯糸24による捩り織組織を生成する。 (もっと読む)


【課題】室内景観や室内装飾を損なうことなく、斬新さや面白みを具備する。
【解決手段】縦長状の複数の帯布1,2と、横長状の複数の回転板3,4とを備え、帯布1,2がその上端及び下端を最上段及び最下段の回転板3’,3’’に取り付けられて横方向に隣合って垂れ、その他の回転板3,4が帯布1,2に対して網組状に差し込まれ縦方向に隣合って配され、最上段の回転板3’が横方向を中心に回転軸7に対して回転可能に支持されており、最上段の回転板3’を反転することにより、各帯布1,2が上下方へ移動し、他の回転板3,4が反転しながら、採光状態と遮光状態とが切り替わる。 (もっと読む)


【課題】蓄光顔料による避難誘導標識等が、明るい常態では目に付かず、停電した非常時の暗闇に蛍光を放って初めて目視可能となり、而も、靴裏に擦られて剥脱するようなことがなく、内装材としての装飾性と床材としての耐摩耗性を兼ね備えた蛍光カーペットを得る。
【解決手段】パイル層11とパイル14の下端を把持・係止する基布15とから成るパイル布帛によって構成されるカーペットのパイル層のパイル繊維先端13と基布15の間に蓄光顔料を介在させる。蓄光顔料は、それを繊維ポリマーに練り込んで蛍光繊維に調製し、或いは、それをバインダー樹脂と混合した液状蓄光組成物に調製し、それをベースシート18に積層して蛍光シート17とし、パイル繊維先端13と基布15の間に介在させることも出来る。 (もっと読む)


【課題】昼夜を問わず、屋内照明が灯されて屋内が明るくなる夜間でも、屋外視線に対する眩惑機能を発揮し、屋内視線に対しては透視性を保つ一方向透視眩惑シートを得る。
【解決手段】裏側を透視可能な透視区画11と透視区画に比して透視性の劣る隠蔽区画12とから成る単位パターン13を可撓性シートの表面の縦横に繰り返し連続させる。透視区画に外接する外接最小矩形18の短辺の寸法Mを18mm以上、外接最小矩形の長辺の寸法Nを65mm以下、透視区画の面積(S)を300〜3000mm2 、透視区画の面積占有率(T)を15〜55%とする。単位パターン13の繰り返し間隔X・Yを外接最小矩形の短辺の寸法Mの1.2倍以上で外接最小矩形の長辺の寸法Nの3倍以下とし、JIS−K−7361による隠蔽区画12の平行光線透過率を20%以下、透視区画のヘーズ値を50%以上・70%以下、透視区画の全光線透過率を70%以上にするとよい。 (もっと読む)


【課題】背筋を伸ばし、姿勢を正し、腰椎が窪んだ状態が維持し得るようにランバーサポートを設定し、椅子等に着座して猫背になるのを防ぎ、座面に加わる体重が仙骨から大腿骨に至る臀部全体に分散し、長時間の着座においても苦痛に感じられないようにする。
【解決手段】背椎に向き合う背椎部11が、左右の背凭れ支持フレーム間に弾性布帛を張設して構成されており、その背椎部の弾性布帛の左右の側縁が背凭れ支持フレーム12に密着した固定縁14となっており、その固定縁14が座面15に対して85度前後の傾斜角度θをもって傾斜した斜面T−Tを構成している椅子等の背凭れ18において、背椎部と座面の間において腰椎に向き合う腰椎部16を、左右の背凭れ支持フレーム間に張設したバックアップ材21・22によって構成し、そのバックアップ材の少なくとも一部を、背椎部の固定縁14を通る斜面を超えて座面の前方側に突き出た突出部21とする。 (もっと読む)


【課題】無機繊維が使用されていて防炎性を有し、弛み皺無く施工することが出来、その施工後においても弛み皺の発生し難い内装織物を得る。
【解決手段】内装下地の表面を被覆して装飾する表面材として使用される内装織物を、ポリエステル繊維マルチフィラメント経糸とシリカ繊維マルチフィラメント緯糸を主材として織成する。シリカ繊維の単繊維繊度を0.1〜1.0dtexとし、シリカ繊維の内装織物に占める使用比率を25重量%以上にする。内装織物は、難燃裏打紙を裏打ちし、或いは、裏打紙を裏打することなく緞子張り工法によって、織物壁張地として屋内、車内、航空機内、船内等の壁面や天井面に施工される。緯糸にはシリカ繊維マルチフィラメント糸とポリエステル繊維マルチフィラメント糸を混用し、それらを交互に織り込んで谷部と畝部の交互する光輝性横縞模様を内装織物に描出することも出来る。 (もっと読む)


【課題】現行の多丁杼織機の大規模な改造を伴うことなく、西陣織に代表される意匠性の高い美術工芸織物を効率よく製織することが出来る多丁杼織機を得る。
【解決手段】スレー11の左右に複数の杼箱N1、N2、N3………を集積した杼枠12を有する多丁杼織機において、その複数の杼箱の中の少なくとも1つの杼箱N1の杼S1を収容する杼収容スペース13の内部高さHと、他の杼箱N3〜N10の杼収容スペース13の内部高さKとを変える。又、その杼収容スペースの内部高さ(H,K)の異なる各杼箱に収容される各杼Sの外部高さ(h、k)を、杼収容スペース13の内部高さ(H,K)に応じて変える。杼Sの外部高さ(h、k)の異なる各杼(S1,S2)の先端のピッカー14に打ち当る尖端15に至る杼収容スペースの底板16からの高さLを同じにするとよい。 (もっと読む)


【課題】艶消剤の練り込まれた芯鞘複合繊維をパイル繊維とするカットパイル布帛において、その芯鞘複合繊維の断面構造と、その練り込まれる艶消剤の適用方法を変え、パイル面の発色性を損なうことなく白ボケを解消する。
【解決手段】艶消剤含有率が0.1重量%未満のポリエステルを芯成分とし、艶消剤含有率が0.8重量%以上のポリエステルを鞘成分とし、芯成分が繊維軸芯11を構成し、鞘成分が繊維軸芯を被覆する鞘層12を構成している芯鞘複合ポリエステル繊維をカットパイルに用いる。芯鞘複合ポリエステル繊維の単繊維繊度は1.0〜5.5dtexにし、その横断面を内側に窪んだ凹部14と外側に突き出た凸部15が形成されている偏平断面にし、その横断面に占める鞘層の面積占有率を10〜50%とする。鞘層の厚みtと艶消剤含有率wとの積として示される艶消剤被覆量kを2.5〜5.5にするとよい。 (もっと読む)


【課題】プリーツカーテン基体に装飾模様を立体的に発生させて付加価値を高める。
【解決手段】複数条の主折り目13が所要の間隔で平行に付けられており、隣り合う主折り目の曲折方向が互いに逆向きになり、一方の主折り目を他方の主折り目に相対して突出した主山折り目11とし、他方の主折り目を一方の主折り目に相対して窪んだ主谷折り目12とし、主山折り目と主谷折り目が交互に続くプリーツカーテン基体10において、任意の主折り目に隣り合う一方の主折り目側の平板部14aと他方の主折り目側の平板部14bに、任意の主折り目に交叉して続く切れ目15を付け、それら2つの平板部に、切れ目の端部16を通って主折り目の長さ方向に続く副折り目を付け、任意の主折り目13を切れ目15を境に片側を逆向きに折り返した逆折り目18とし、副折り目と逆折り目の曲折方向を互いに逆向きにする。 (もっと読む)


【課題】有毛布帛の表面に捺染パターンに同調した凹凸パターンをレーザー光線によって描出し、捺染パターンと凹凸パターンを複合パターンとする。レーザー光線を照射して生じる浮出繊維の溶融物を微細にし、その溶融物をレーザー光線の照射後に溶解除去せずに済むようにする。
【解決手段】(1) 熱溶融性合成繊維に成る浮出繊維44の構成する毛羽層41に、その浮出繊維を着色する着色成分と、その浮出繊維の熱溶融を妨げる防融成分を有する捺染糊を印捺・付与し、(2) 防融成分が付与されている毛羽層に、レーザー光線を照射し、(3) レーザー光線によって、毛羽層の表面に介在する浮出繊維44の一部を加熱変形させ、(4) 捺染糊の印捺部分42と捺染糊の未印捺部分43との形際47を、浮出繊維の加熱変形程度の差異によって鮮明にする。捺染糊の含有する防融成分と、防融成分の含有量と、捺染糊の印捺量の何れかを部分的に変えて印捺することが出来る。 (もっと読む)


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