説明

オークマ株式会社により出願された特許

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【課題】従来よりもびびり振動の種類を精度良く判別することができる振動判別方法、及び振動判別装置を提供する。
【解決手段】時間領域の振動加速度を高速フーリエ解析して周波数領域の振動加速度を求めた際に現れる複数のピーク値を対象としてびびり振動の判別を行う。したがって、周波数領域の振動加速度の最大値のみを用いて判別していた従来と比較すると、特に低回転速度での加工や刃数の少ない工具による加工において、発生したびびり振動の種類を正確に判別することができる上、工具とワークとの間での摩擦や加工による衝撃力に起因して生じる「固有振動型強制びびり振動」についても判別することができる。 (もっと読む)


【課題】汎用性があり、どのようなタイプの多軸制御工作機械においても、共通の方法によって幾何誤差の補償値を効率良く算出することができる上、幾何誤差の補償値の計算用として、処理能力が低く安価なCPUを搭載することを可能とする実用的な誤差補償値計算方法を提供する。
【解決手段】幾何誤差の補償値を計算する際には、機械の駆動軸のつながり順番を示す第一インデックスと、幾何学的誤差を含んだ駆動軸のつながり順番を示す第二インデックスとを求める。しかる後、第一インデックスのつながり情報にしたがって基準ベクトルをマトリックス演算して第一ベクトルを求め、第二インデックスのつながり情報にしたがって基準ベクトルをマトリックス演算して第二ベクトルを求める。そして、得られた第一ベクトルと第二ベクトルとの差分を補償値として算出する。 (もっと読む)


【課題】従来ほど多様な条件における計測を行うことなく、多様な加工状況での幾何誤差を同定することができる幾何誤差同定装置を提供する。
【解決手段】たとえば、2つの回転軸を両方同時に回転させながら加工する際、そのような加工状況において計測値を取得しなくとも、一方の回転軸を固定し、他方の回転軸のみを回転させて取得した計測値を組み合わせることによって幾何誤差を同定するようにした。したがって、従来よりも少ない条件でしか計測を行わないものの、多様な加工状況における幾何誤差を同定することができ、作業の簡易化は勿論、計測に係る時間の短縮に伴う加工時間の短縮、ひいては加工効率の向上を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】幾何誤差評価用ボールバーを利用して工作機械の幾何誤差を測定する際に、短時間で精度良い測定を可能とする測定球の保持機構を提供する。
【解決手段】芯出しバー21は、軸部分22の基端に設けられた球状部分23が、孔10内に挿入されている。そして、工具ホルダ5の先端側から芯出しバー保持部材11を挿入し、その状態で、蓋部材12を工具ホルダ5の先端に螺着することによって、芯出しバー21は、球状部分23の球心が一定の位置に保たれるように、孔10内に保持された状態になっている。 (もっと読む)


【課題】各軸間における傾き誤差を常に精度良く同定することができる幾何誤差同定装置を提供する。
【解決手段】直角度誤差を同定するにあたって直角を形成する2軸平面において直角度誤差の影響が最も大きく現れる±45degのポイント(若しくは許容範囲内にある計測ポイント)での計測を必ず実行するようにした。したがって、直角度誤差の同定精度が極めて高い。また、直角度誤差の同定精度が高いが故に、直角度誤差の影響が大きいC軸やA軸に固有の幾何誤差の同定精度も向上することができる。 (もっと読む)


【課題】角度検出精度を高めることができるステータを提供する。
【解決手段】ステータ10は、複数の磁極歯が環状に配設されたステータコア12と、前記複数の磁極歯それぞれに電線を巻回して形成される複数の巻線と、を有する。巻線は、得られる磁束分布が正弦波分布となるように複数の巻線を直列接続することにより1相分の巻線群が形成され、前記1相分の巻線群は、隣り合う2つの磁極歯に巻回された二つの巻線から構成される巻線組を複数、直列接続することにより構成され、各巻線組は、当該巻線組を構成する2つの磁極歯における巻線が、ステータ内径側からみて、それぞれ、逆方向に巻回され、各巻線の巻き終わりから延びる電線は、当該巻線の巻き始めに接続される電線と、逆方向になるように折り返されて、次の巻線の巻き始め、または、接続端子に接続される。 (もっと読む)


【課題】ミス値を取得してしまったとしても、ミス値を用いることなく幾何誤差の同定を行うことにより、ミス値を用いることによる幾何誤差の同定精度の低下を防止することができる幾何誤差同定装置を提供する。
【解決手段】計測値(たとえばターゲット球の直径の計測値)と(S4)、設定値(予め設定されている直径)とを比較することにより(S5)、計測値が正しい計測値であるか否かを判断し、たとえミス値を取得したとしても当該ミス値を用いることなく、正しい計測にもとづく計測値のみを用いて幾何誤差の同定を行うため(S10)、幾何誤差の同定精度を従来と比較して向上することができる。 (もっと読む)


【課題】チルトテーブルのバランスを良好として水平軸周りの旋回半径や慣性モーメントを小さくする。
【解決手段】基台10上にA軸周りで旋回割出可能に保持されたトラニオン11と、そのトラニオン11上でA軸と直交するC軸周りで回転割出可能に設けられた回転テーブル12とを含むAC軸ユニット6において、トラニオン11内に設けられて回転テーブル12を回転駆動させるモータ22を、モータ軸の軸線PをA軸とC軸とで形成される平面上に位置するように配置した。 (もっと読む)


【課題】回転軸がクランプ状態の時に回転軸の補正値が変化し回転軸が無理に動作するのを回避して、工具の先端点の位置誤差および工具の姿勢誤差を補正するための補正値の演算方法等を提供する。
【解決手段】2軸以上の並進軸と、1軸以上のクランプ機構を備えた回転軸とを有する工作機械において、幾何学的な誤差による被加工物に対する工具の位置および姿勢の誤差を補正する、前記工作機械の補正値演算方法であって、前記クランプ機構がクランプ状態でない場合に、前記幾何学的な誤差を表す幾何パラメータを用いて前記回転軸の補正値を演算して更新し、前記クランプ機構がクランプ状態である場合に、前記回転軸の補正値を従前のものに維持する回転軸補正値更新演算ステップ(S3〜S5)と、前記各回転軸の指令値及び前記各並進軸の指令値と前記幾何パラメータを用いて前記並進軸の補正値を演算する並進軸補正値演算ステップ(S6)とを含む。 (もっと読む)


【課題】工作機械において、幾何誤差による工具の位置若しくは位置および姿勢の誤差を補正すると共に工具の姿勢誤差を補正可能であり、しかも、補正指令による並進軸の微小動作が行われないようにすることで加工精度を向上することのできる回転軸の補正値を演算可能な方法等を提供する。
【解決手段】2軸以上の並進軸と1軸以上の回転軸を有する工作機械において、前記回転軸の指令位置と、前記並進軸の指令位置空間内の予め指定した1つの点である補正基準点の座標値と(ステップS2参照)、前記幾何学的な誤差を表す幾何パラメータと、を用いて前記並進軸の補正値を演算する。 (もっと読む)


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