説明

株式会社大塚製薬工場により出願された特許

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【課題】 本発明は、混合前の薬剤が排出されるのを容易に防止することができる医療用複室容器及びこれに用いられる排出規制部材を提供する。
【解決手段】 薬剤を収納する2つの収納室11,13と、各収納室間を仕切る仕切り用封止部材15とを備えた容器本体と、容器本体5に取り付けられ収納室から薬剤を排出する開口を有する薬剤排出部7とを備え、仕切り用封止部15が使用に際して各収納室を連通させるように開封可能に構成された医療用複室容器であって、容器本体5に取り付けられる排出規制部材9を備えており、排出規制部材9は、薬剤排出部7と当該薬剤排出部7に隣接する第2収納室13とを隔離するように第2収納室13を挟持する一対の挟持部91と、一対の挟持部91の挟持状態を保持する保持手段とを備えている。
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リドカインなどの局所麻酔剤を配合することなく投与時の血管痛を軽減させたプロポフォール含有脂肪乳剤およびその製造法を提供するものであって、該脂肪乳剤は、プロポフォール0.1-5w/v%、油性成分2-20w/v%、乳化剤0.4-10w/v%およびシクロデキストリン、その誘導体およびこれらの薬理的に許容される塩類からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物0.02-0.3w/v%を含み、脂肪乳剤形態であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】区画された二室の一方に収納した粉末剤と、他方に収納した薬液とが、弱シール部4の剥離後に確実に混合でき、粉末剤が室内に残存しないように液流が円滑となるシール形状をなしていて、上記混合性能を高めることができる輸液バッグを提供すること。
【解決手段】二室に区画された一方の室を薬液収納室2とし、他方の室を粉末剤収納室3とし、二室の境界部における中央部を弱シール部4として形成し、残余部分は強シール部5として形成してあり、薬液を圧することによって弱シール部4を剥離して薬液と粉末剤とを混合できるようにした輸液バッグ1であって、強シール部5は弱シール部4の両端から上下へ略垂直状に延設した形状をなし、強シール部5のうち少なくともバッグの側端10,10′へ連続する部分がアール形状をなし、強シール部5の延設の高さHは弱シール部4の高さhより大きく形成されていることを特徴とする輸液バッグ。 (もっと読む)


【構成】 ポリオレフィン系樹脂からなるバッグ本体10、10間に挟まれて剥離可能に熱シールされた、弱シール部14としての二層のテープ40を設ける。その一方は本体10、10と同じ樹脂からなる樹脂層41である。他方は本体10、10と同種の樹脂にそれと実質的に相互溶着しない別のポリオレフィン系樹脂をブレンドした樹脂層42である。弱シール部14には、熱シールされた部分よりも各薬液収容室15、16側へ延びる非シール部43、44を形成する。
【効果】 ブレンド樹脂層42が上記別の樹脂を含んでいるので、本体10からの剥離が容易になる。従って剥離する際に本体10、10が破損しない。非シール部43、44と本体10、10との隙間に薬液の液圧がかかり易くなっているので、弱シール部14を容易に剥離することができる。本体10、10の周縁部11〜13とテープ40の熱シール処理を同一温度で行うことができる。 (もっと読む)


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