説明

大八化学工業株式会社により出願された特許

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【課題】縮合燐酸エステルの酸価やアルカリ金属の種類や量、ならびに処理条件などに影響されることなしに、酸価が低く、アルカリ金属含有量が少ない上に、ヒドロキシ炭化水素基を有する燐化合物の含有量を抑制することで、さらに優れた耐熱性、耐加水分解性および貯蔵安定性に優れた縮合燐酸エステル類を安定的に得るための精製方法を提供することを課題とする。
【解決手段】粗製の縮合燐酸エステルをエポキシ化合物で処理し、さらにアルカリ性水溶液でアルカリ処理して精製するにあたり、予め前記粗製の縮合燐酸エステルを有機溶剤の存在下または非存在下にアルカリ性水溶液で中和処理して前記粗製の縮合燐酸エステル中の酸性物質を除去することにより、前記エポキシ化合物での処理におけるヒドロキシ炭化水素基を有する燐化合物の生成を抑制することを特徴とする縮合燐酸エステルの精製方法により、上記の課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】高温保存特性に優れた非水系電解液及び非水系電解液電池を提供する。
【解決手段】電解質及び非水溶媒を含む非水系電解液であって、下記一般式(I)


(式中、Rは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数2〜12のアルケニル基、炭素数6〜12のアリール基、又は炭素数7〜12のアラルキル基を表し、これらの基は1個以上のフッ素原子で置換されていてもよい)で表される化合物を含有することを特徴とする非水系電解液。 (もっと読む)


【課題】低揮発性で、リン含有率が高く、原料として用いた際にその製品の諸物性に影響を与えず、かつ、リサイクル性を考慮し環境負荷の少ない、塩素や臭素といったハロゲン原子を含有しないホスフェート−ホスホネート化合物を提供すること。
【解決手段】1分子内にホスフェート−ホスホネート結合を有し、かつ特定の環構造を有することにより、難燃性に優れたリン含有化合物が提供される。本発明によればまた、ホスフェート−ホスホネート化合物をポリウレタン用難燃剤またはポリエステル用難燃剤として添加することで好適な可塑性及び難燃性が得られる。これらの難燃剤によれば、特に、ポリウレタンフォームまたはポリエステル繊維などの物性に対する悪影響が少ない。 (もっと読む)


【課題】汎用化学反応設備で製造可能なホスホン酸の製造方法を提供する。
【解決手段】下記一般式(II)


(一般式(II)中、Rは、置換基を有していてよい炭素数1〜15のアルキル基、または炭素数1〜10のアルキル基の水素原子の一部が、置換基を有していてよい1〜4個のベンゼン環を備えるアリール基で置換されたアラルキル基を表す。)で表わされるホスホン酸の製造方法であって、不揮発性の酸の存在下、水蒸気ガス吹き込みにて水分を与えながら、対応するホスホン酸エステル化合物を100℃以上で加水分解反応させて上記一般式(II)で表わされるホスホン酸を生成させる工程を含むホスホン酸の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、分子内にエチルエステル結合を有する保存安定性の低い化合物の酸価上昇を防止または低減させ得る、安定化された組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】分子内にエチルエステル結合を有するエステル化合物100重量部に対し、安定化剤として1分子内に1つの芳香族環を有し、該芳香族環がフェノール性ヒドロキシ基を2個以上有する化合物を極少量添加することにより、この組成物の保存安定性を向上させ、上記の課題を解決する。例えば、エステル化合物100重量部と、ポリフェノール系化合物0.00005〜0.005重量部とを含む組成物が提供される。 (もっと読む)


【課 題】ポリ乳酸樹脂組成物からなる実用的な柔軟性と強度とを兼ね備えたフィルム、及びそのインフレーション法による製造方法を提供する。
【解決手段】ポリ乳酸樹脂を100重量部、ベンジルアルキルジグリコールアジペートを10〜30重量部、及び加水分解防止剤を1〜5重量部含み、温度180℃、せん断速度10s-1における溶融粘度が1×103〜10×103Pa・sであるポリ乳酸樹脂組成物を含むフィルム。 (もっと読む)


【課題】分枝鎖状アルケニルホスフィンオキシド化合物を穏和な条件下、簡便かつ収率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】末端アセチレン化合物(例えばp-トリルアセチレン)と、第2級ホスフィンオキシド化合物(例えばジフェニルホスフィンオキシド)とを、キレート配位性ホスフィンのパラジウム錯体の存在下で反応させて分枝鎖状アルケニルホスフィンオキシド化合物(例えば[1−(p−トリル)エテン−1−イル]ジフェニルホスフィンオキシド)を得る製造方法。 (もっと読む)


【課題】1,2−ビス(ジアリールホスフィニル)エテン骨格を有する化合物を穏和な条件下、簡便に製造する方法を提供する。
【解決手段】1,2−ビス(ジアリールホスフィニル)エテン骨格を有する化合物は、ジアリールホスフィンオキシド化合物とアセチレン化合物とを反応させることにより製造される。 (もっと読む)


【課題】ピロール骨格と有機リン部分とがメチレン基を介して結合した有機リン置換ピロール化合物を提供すること、及び該有機リン置換ピロール化合物を穏和な条件下、簡便に製造する方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、一般式(1)


[式中、R及びRは、同一または異なって、アルキル基、アリール基等を表す。Rは、アリールスルホニル基等を表す。]で示される有機リン置換ピロール化合物を提供する。該ピロール化合物は、4−アザ−1,6−ヘプタジインとヒドロリン化合物とを反応させることにより製造される。 (もっと読む)


【課題】一般式(1)で示されるシクロペンテン骨格を有する有機リン化合物、及び、該有機リン化合物を穏和な条件下、簡便かつ収率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】1,6−ヘプタジインと、一般式(4)で示されるヒドロリン化合物をキレート配位性ホスフィンのパラジウム錯体の存在下で反応させることを特徴とする一般式(1)で示されるシクロペンテン骨格を有する有機リン化合物の製造方法。 (もっと読む)


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