説明

株式会社大本組により出願された特許

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【課題】既存の、あるいは新設のコンクリート造等の主構造体の構面外に、主構造体を制震補強する制震補強架構を主構造体の構面に平行に構築する上で、主構造体の構面外に店舗、廊下、倉庫等の下屋が付属しているか、下屋を付属させる場合に、下屋の空間を犠牲にすることなく、制震補強架構の構築を可能にする。
【解決手段】柱・梁からなるフレーム6を有する主構造体60の構面外にその構面に平行に配列し、互いに間隔を隔てて立設される支柱2と、構面内水平方向に隣接する支柱2,2間に架設されるつなぎ梁4と、ブレース本体51にダンパー52を組み込んだダンパー一体型ブレース5を備えた制震補強架構1が、構面外に下屋64が付属した主構造体60に付加された制震補強架構付き構造物において、下屋64の、主構造体60の構面内水平方向両側位置に側柱7,7を配置し、この両側の側柱7,7上に制震補強架構1を構成する、少なくとも構面内水平方向両側の支柱2,2の最下部に位置する支柱材21,21を立設し、支持させる。 (もっと読む)


【目的】本発明は、建設分野の耐震・制震改修などにおける制震装置(制震部材)あるいは耐震装置(耐震部材)の取り付けに際し、新構造体と旧構造体とを密着接合する際に用いられるせん断力抵抗装置につき、両構造体間でのせん断力の抵抗効率が格段に優れたせん断力抵抗装置を提供することを目的とする。
【構成】断面略凹または凸状かつリング状に形成された溝条と、中央部から内部へ向かい穿設された取り付け孔と、リング状に形成された係止突片が設けられ中央に挿通孔が穿設されると共に近傍部位に回転体形状の切り欠き凹または凸部が形成された装置本体と、回転体形状をなし中央に挿通孔が穿設された面密着部材及び挿通孔を貫挿し取り付け孔内に挿入されるアンカー部材と、螺挿され面密着部材と装置本体とを密着させるナット部材とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、埋設型有孔管による固定式浚渫装置に関し、従来の埋設型有孔管による浚渫装置では、高土厚の場合に、土砂の吸引ができなくなるという課題があり、それを本発明によって解決することである。
【解決手段】管の長手方向に沿って適宜間隔で管の一部に孔を設けてなる有孔部1cを有する有孔管1bによる固定式浚渫装置であって、前記有孔部1cの上流側に配設され水中3の水を管内に吸水する吸水部14dと、水面下の堆積土砂2の中に鉛直に埋設される前記有孔管の有孔部1cと、前記有孔部後端から折り返され前記堆積土砂の上に配置され浚渫地域の外部へと土砂を排砂する、前記有孔部1cの下流側に配設される輸送部1eとでなる埋設型有孔管による固定式浚渫装置1とするものである。 (もっと読む)


【課題】例えば既存コンクリート造の構造体とこれに接して構築される新設コンクリート造の構造体等、水平力の作用時に互いに独立して挙動し得る二つの構造体(主構造体と付加構造体)を両者間での水平せん断力の伝達を図りながら、その水平方向の回転軸回りに相対的な回転変形を許容する状態に接合する際に、両構造体間の相対的な回転変形に伴う衝突による損傷を回避する。
【解決手段】桁行方向を向く構面からスパン方向外側へ張出部材2が張り出す主構造体1のスパン方向の張出部材2側の構面に、主構造体1との間で桁行方向の水平せん断力を伝達する付加構造体6を配置し、主構造体1に接合する。付加構造体6の、張出部材の下方位置から主構造体1側へ繋ぎ部材7を張り出させ、繋ぎ部材7の主構造体1側の端部を主構造体1に、主構造体1に対して回転変形可能に接合する。張出部材2と付加構造体6との間、及び張出部材2と繋ぎ部材7との間に、張出部材2の付加構造体6に対する相対的な回転変形を許容するクリアランスを確保する。 (もっと読む)


【課題】スパン方向と桁行方向のそれぞれの架構が柱・梁のフレームを有し、長辺方向(桁行方向)と短辺方向(スパン方向)の曲げ剛性に差があり得る既存の、あるいは新設の例えば鉄筋コンクリート造、鉄骨造等の構造物に対し、長辺方向(桁行方向)の構面の短辺方向(スパン方向)の曲げ剛性を高め、長辺方向の曲げ剛性との差を縮小させる。
【解決手段】スパン方向と桁行方向のそれぞれの架構が柱2と梁3のフレームを有し、スパン方向に配列する一部の柱2、2間に、桁行方向に連続する廊下4が配置されている複数層の構造物1の内部において、
桁行方向の柱2・梁3のフレームの内、少なくとも桁行方向中間部位置の柱2を通るスパン方向の柱2・梁3のフレームを構成し、廊下4を区画する、並列する柱2、2間にスパン方向を向く耐震要素5を少なくとも地下最下層以上の層に配置する。 (もっと読む)


【課題】ケーソン周辺に揚重設備を設置するスペースを不要とし、艤装作業に伴い必要となるマテリアルシャフトの継ぎ足しを効率良く行うニューマチックケーソン排土システムを提供する。
【解決手段】ケーソン躯体2の作業室5内の圧力を一定に保つためのマテリアルロック6を作業室天井スラブ3の直上または順次上方へ継ぎ足して使用されるマテリアルシャフト7の中間部に設置する。マテリアルシャフト7の最上部に排土用の揚重設備を設け、マテリアルシャフト7を排土用シャフト兼揚重設備のマスト24として用いる。マテリアルシャフト7の最上部に排土用の揚重設備として、自機によりマスト24を継ぎ足し上昇するクライミングクレーン21を取り付けることにより、クライミングクレーン21がマスト24を継ぎ足し上昇することが、マテリアルシャフト7を継ぎ足していることになり、作業効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】例えば既存の、あるいは新設のコンクリート造等の主構造体の構面外にその構面に平行に構築され、主構造体を制震補強する制震補強架構において、構面内水平方向に隣接する支柱間に架設されるダンパー一体型ブレースのダンパーの効きを高める。
【解決手段】柱・梁からなるフレーム6を有する主構造体60の構面外にその構面に平行に配列する支柱2と、隣接する支柱2、2間に架設されるダンパー一体型ブレース5を備え、支柱2が鉛直方向に複数本の支柱材21、22、23に分離し、上下に分離した支柱材21、22、23間に両者間の相対水平移動を許容する絶縁装置4が介在し、構面内水平方向に隣接する支柱材22、22(23、23)間につなぎ梁4が架設された制震補強架構において、構面内水平方向両側に位置する支柱2の周囲に、最上部の支柱材23頂部の水平方向の相対移動を許容し、鉛直方向の移動を拘束する拘束装置8を構築する。 (もっと読む)


【課題】例えば既存コンクリート造構造体とこれに接して構築される新設コンクリート造構造体等、水平力の作用時に互いに独立して挙動し得る二つの構造体(主構造体と付加構造体)を両者間での水平せん断力の伝達を図りながら、その水平方向の回転軸回りに相対的な回転変形を許容する状態に接合する。
【解決手段】水平力の作用時に互いに独立して挙動し得る主構造体1と付加構造体2との間に跨って定着装置3を設置する。主構造体1と付加構造体2の境界に跨って配置され、一部に厚さ方向に貫通する挿通孔42aを有する定着部材4と、定着部材4を貫通して両構造体1、2に定着され、曲げ変形可能なアンカー5から定着装置3を構成する。
定着部材4に主構造体1と付加構造体2のいずれか一方に定着される定着部41と、他方に定着され、その側の表面が凸の形状に形成された本体部42を持たせ、本体部42の表面に沿って構造体2を相対的に回転変形可能にする。 (もっと読む)


【課題】土木工事現場を出入りするトラックやダンプカー等のタイヤに付着した泥や土を効率的かつ確実に落すことのできる車両のタイヤ洗浄装置および洗浄方法を提供する。
【解決手段】車両Aの進行方向に湿式洗浄機1、ロードマット2およびエアーブロー式洗浄機3を順に設置する。湿式洗浄機1は、スプレー水を噴き付けてタイヤに付着した泥や土を落すスプレー水噴射ノズル4を備えて構成する。ロードマット2は、タイヤに付着した泥や土を落す複数のリブを備えて構成する。エアーブロー式洗浄機3は、タイヤに付着した泥や土を落し、さらにタイヤを乾燥させる高圧エアー噴射ノズルを備えて構成する。 (もっと読む)


【課題】開口部(扉)の背面側(屋内側)に何らかの障害物が存在していても、開口部への設置を可能にする。
【解決手段】横枠2と、横枠2に支持された状態で鉛直軸回りに回転しながら開閉する扉5と、扉5の吊元側に位置し、扉5を横枠と共に支持する縦枠3と、縦枠3側の端部において縦枠3と共に、もしくは縦枠3に対して鉛直軸回りに回転自在に縦枠3に支持されると共に、扉5側の端部において扉5に鉛直軸回りに相対的に回転自在に連結されるアーム4から扉5付き開口枠1を構成する。扉5の戸先側の端部を横枠2に、その長さ方向に移動自在、且つ相対的に鉛直軸回りに回転自在に支持させると共に、扉5の幅方向中間部をアーム4に相対的に鉛直軸回りに回転自在に連結する。アーム4の鉛直軸回りの回転に伴い、閉鎖状態にある扉5の吊元側の端部を開口枠1の表面側へ移動させ、戸先側の端部を横枠2の長さ方向に移動させる。 (もっと読む)


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