説明

株式会社大真空により出願された特許

171 - 180 / 312


【課題】抵抗溶接によりベースとキャップとを接合するのに対してスプラッシュが発生するのを防止する。
【解決手段】水晶振動子1の本体筐体4は、ベース2とキャップ3とから構成され、本体筐体4の内部空間5に水晶振動素子6が設けられている。接合材7は、結晶構造が面心立方形であり、ベース2とキャップ3との接合時に塑性変形するとともに拡散接合されている。また、本体筐体4にはフランジ41が形成され、このフランジ41においてベース2とキャップ3とが接合材7を介して低温低圧により接合されている。また、本体筐体4のフランジ41に、接合材7の塑性変形による応力を緩衝する緩衝材8が設けられている。 (もっと読む)


【課題】本体筐体の小型化が進んでも、シーム接合を用いずに本体筐体部材の接合を行える。
【解決手段】水晶振動子1では、水晶振動片2と第1パッケージ3と第2パッケージ4が、接合材5および緩衝材6を介して低温低圧により接合されて本体筐体11が構成され、本体筐体11の内部空間12において水晶振動片2の励振電極24,25の励振が行なわれる。接合材5は、結晶構造が面心立方形であり、水晶振動片2と第1パッケージ3と第2パッケージ4との接合時に塑性変形するとともに拡散接合する。また、緩衝材6は、接合材5の塑性変形による応力を緩衝する。 (もっと読む)


【課題】 気密封止時のベース内の温度勾配を抑制できるベースを用いることによって、信頼性の高い気密封止を行うことができる圧電振動デバイスを提供することを目的とする。
【解決手段】 内部に圧電振動素子を収容するための凹部3と、当該凹部3を囲繞し、上面に金属封止部材4が周状に形成された環状の堤部2とを具備する絶縁性材料からなるベース1であって、少なくとも前記べース1の長辺側の堤部の内部または内側面、または内部と内側面には、前記堤部2の深さ方向に伸びる、金属導体からなる熱伝導部5が一箇所以上形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 小型化を実現するだけでなく、より安定した温度特性が得られ、より信頼性の高い表面実装型圧電振動デバイスを提供する。
【解決手段】 セラミックパッケージ1に蓋5を被せてなる平面視矩形状の容器の内部に励振電極が形成された圧電振動板2を収納された表面実装型圧電振動デバイスであって、前記容器内部の圧電振動板を加熱するヒータ3と、容器の内部温度を検知するセンサ4とを具備し、前記セラミックパッケージにヒータを形成し、当該ヒータと熱的に接続され容器内部の圧電振動板を加熱する伝熱部12,13が容器の各辺に対応する側壁に各々1つ以上形成された。 (もっと読む)


【課題】 低背化を妨げることなく、より安定した温度特性が得られるより信頼性の高い圧電発振器を提供する。
【解決手段】 圧電振動子1と発振回路を構成する発振部と、前記圧電振動子を加熱するヒータ部2と、当該圧電振動子の温度を検知するセンサ部3と、当該センサ部の検知温度に応じて前記ヒータ部の温度を所定温度に保つためにヒータ部への電流を制御してなるトランジスタ4と、これらを搭載してなる基板とを有する圧電発振器であって、前記圧電振動子とセンサ部とがお互いに近接あるいは密接した状態で配置された恒温領域を具備するとともに、前記ヒータ部と前記トランジスタが密接した状態で基板上に配置された加熱集合領域を形成し、前記恒温領域に対して加熱集合領域が近接あるいは密接した状態で配置されてなる。 (もっと読む)


【課題】 気密封止後のべース内部応力を緩和し、信頼性の高い気密封止を行うことができる圧電振動デバイスを提供することを目的とする。
【解決手段】 上部に開口部7と、当該開口部7を囲繞する環状の堤部31と、当該堤部31の上面に形成された金属部31aとを有する絶縁材料から成るベース3の内底部に、水晶振動板4を搭載した後、前記金属部31aと、平面視矩形状の金属性蓋体2とを接合することによって前記開口部7を気密封止する圧電振動デバイスにおいて、前記蓋体2は少なくとも長辺側の中央部が上凸状に湾曲している。 (もっと読む)


【課題】 周波数変動が生じない電気的特性の安定した水晶振動デバイスを提供する。
【解決手段】 一対の励振電極および当該励振電極と接続された引出電極が形成された水晶振動素子2を樹脂接合材に導電フィラーを分散させた導電性樹脂接合材によりパッケージに接合した水晶振動デバイスであって、前記パッケージに形成された電極パッド上に第1の導電性樹脂接合材S1が形成され、前記水晶振動素子は前記第1の導電性樹脂接合材上に第2の導電性樹脂接合材S2により導電接合されるとともに、断面でみて前記第1の導電性樹脂接合材は前記第2の導電性樹脂接合材より薄い厚みに形成されている。 (もっと読む)


【課題】 安定したダイシングによる切断を行うことができるシート基板と、当該シート基板を用いた圧電振動デバイスの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 収納部3と、当該収納部3を囲繞し、上面に金属膜層41が形成された環状の枠体4を具備するベース2が、マトリクス状に複数かつ一体的に形成されたシート基板11において、当該シート基板11は、前記ベース2同士を電気的に接続する配線パターンP1と、前記ベース2を個体に分割するためのダイシング予定ラインLを隣接するベース間に有している。そして、少なくとも前記ダイシング予定ラインL上の表裏面には前記配線パターンP1は形成されていない。 (もっと読む)


【課題】圧電振動デバイスの低背化を図るとともに、当該圧電振動デバイスの特性が悪くなるのを抑える。
【解決手段】水晶振動子1には、水晶振動片2を保持するベース3と、ベース3に保持した水晶振動片2を気密封止する金属材料からなる蓋4とが設けられ、ベース3と蓋4とが接合材7を介して接合されている。このベース3には端子電極364に引回された電極部362が設けられ、接合材7は絶縁部72と導電部73とから構成され、蓋4と導電部73と電極部362とが電気的に接続されている。 (もっと読む)


【課題】接合材のボイドの発生を抑制する。
【解決手段】水晶振動子1には、水晶振動片2を保持するベース3と、ベース3に保持した水晶振動片2を気密封止するためにベース3と接合する蓋4とが設けられている。これらベース3と蓋4とは接合材7を用いて接合されている。ここでいう接合材7には、フィラー成分が全体に均一に分布された低融点ガラスが用いられている。また、接合材7の熱膨張係数は、ベース3および蓋4と近似もしくは同一の値を有する。 (もっと読む)


171 - 180 / 312