説明

株式会社大真空により出願された特許

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【課題】接合材のボイドの発生を抑制する。
【解決手段】水晶振動子1には、水晶振動片2を保持するベース3と、ベース3に保持した水晶振動片2を気密封止するためにベース3と接合する蓋4とが設けられている。これらベース3と蓋4とは接合材7を用いて接合されている。ここでいう接合材7には、フィラー成分が全体に均一に分布された低融点ガラスが用いられている。また、接合材7の熱膨張係数は、ベース3および蓋4と近似もしくは同一の値を有する。 (もっと読む)


【課題】 圧電振動板の小形化を実現しながら、導電性樹脂接着剤による圧電振動板のベースへの電気的機械的な接合強度を高め、耐落下衝撃性能を向上させる。
【解決手段】 圧電振動板2とベース1と蓋を有する圧電振動デバイスであって、前記ベースには前記圧電振動板を接合する端子電極を有し、前記圧電振動板には励振電極と前記ベースの端子電極と接続される引出端部電極と、前記励振電極と前記引出端部電極を接続する引出電極とを有しており、前記端子電極の上部と前記引出端部電極の下側に介在する導電性樹脂接着剤Sのみにより前記圧電振動板が接合され、前記引出端部電極には、圧電振動板の下面側から上面側に向かって開口面積が広がるように形成された貫通孔28を有し、当該貫通孔の中央部に前記導電性樹脂接着剤が圧電振動板と接触する中央部を重ね合わせて接合した。 (もっと読む)


【課題】 蓋体とベースとの接合強度を損なうことなく低背化を図ることができる圧電振動デバイスの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 上部に開口部9と、前記開口部9を囲繞する堤部41を有するベース4の内底部に水晶振動片3を搭載し、前記開口部9を蓋体2で封止接合することによって得られる水晶振動子1において、前記堤部41の上面には金属膜7が周状に形成され、前記開口部9に前記蓋体2が重ね合わされた状態において、前記蓋体2の封止接合面には、堤部内壁8に近接する位置にロウ材Sが周状に形成されている。前記ロウ材Sは加熱溶融することによってフィレットを形成して前記蓋体2と前記ベース4とが接合される。 (もっと読む)


【課題】 低背化を図ることができるとともに、耐衝撃性に優れた圧電振動デバイスを提供することを目的とする。
【解決手段】 少なくとも長辺の両端領域が面取り加工された平面視矩形状の水晶振動片3と、内部に当該水晶振動片3を収納するとともに上部に開口部を有する断面視凹状のベース4と、当該開口部を気密接合する蓋体2とで構成される表面実装型の水晶振動子1において、前記ベース4の内底部には、前記水晶振動片3の面取り加工された領域の輪郭と相似形状の凹陥部6が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 圧電振動素子の周波数特性測定において生じる不要な波形の影響を排除し、信頼性の高い圧電振動素子の周波数特性測定方法を提供する。
【解決手段】 まず測定周波数範囲を設定し、当該測定周波数範囲内で周波数の測定ポイントを複数設定する。また、圧電振動板と電極体の間隔を測定に必要な間隔(ギャップ量)に設定する。この状態で近接した両電極体間に前記設定工程にて設定した測定ポイントに周波数を順次印加する。これにより電極体間特性データを取得し、このような事前作業に基づき電極体間特性データに基づく補正データを得る。その後 前記電極体間に圧電振動素子を配置し、当該電極体間に前記各測定ポイント毎に周波数を与え、測定ポイント毎に当該圧電振動片の周波数の測定データを得る工程と、前記測定データに対して、前記補正データを適用することにより、当該圧電振動素子の周波数特性データを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 電子部品の小型化に対応した搭載精度の高い吸着ノズルを提供する。
【解決手段】 板状のワークを吸引保持するための平面の吸着面34と当該吸着面に形成された吸引エアーを流通させる吸引穴35を有する吸着ノズルであって、前記吸引穴35は、前記吸着面に対して複数の吸引穴351,352が一列状に配置されるとともに、前記吸引穴351,352の吸引力がほぼ同一で、前記両端部の吸引穴351,352の中央部に有底の溝353が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 耐衝撃性能を向上し、導通性能を向上させたコスト安の圧電振動デバイスを提供する。
【解決手段】 金属リード端子を有する金属ベース1と、前記金属リード端子に搭載され、かつ導電性樹脂接着剤Sを介して電気的接続がなされる圧電振動板2と、金属製の蓋3とからなる圧電振動デバイスであって、前記金属リード端子と金属ベースの外表面には、腐食防止膜と当該腐食防止膜の最上面に腐食防止膜の酸化層が形成されているとともに、前記金属リード端子のインナー側で、少なくとも前記導電性樹脂接着剤が塗布される部分の酸化層が他の領域の酸化層より薄い状態もしくは酸化膜が点在した状態で、前記腐食防止膜の酸化層の上面に、鉛筆硬度4Bより柔らかい導電性樹脂接着剤を用いて、前記圧電振動板が電気機械的に直接接合した。 (もっと読む)


【課題】 圧電体から成る枠体を蓋体およびベースとで接合した後においても特性調整を行うことができる圧電振動デバイスと、その製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 基部31bと、当該基部から延出した複数の腕部31aとを有する音叉型圧電振動片31と、当該基部と接続し、かつ前記圧電振動片31を囲う囲繞体32とで構成される枠体3の両面に蓋体2とベース4とが接合される水晶振動子1において、前記囲繞体32または前記音叉型圧電振動片31の少なくとも一方の側面に、水晶振動子1の特性調整用金属膜6が形成され、前記枠体3と前記蓋体2およびベース4との接合後に、レーザー等で前記金属膜6の質量または面積を減少させることによって特性調整を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 耐衝撃性能を向上し、導通性能を向上させたコスト安の圧電振動デバイスを提供する。
【解決手段】 金属リード端子を有する金属ベース1と、前記金属リード端子に搭載され、かつシリコーン系の導電性樹脂接着剤Sを介して電気的接続がなされる圧電振動板2と、金属製の蓋3とからなる圧電振動デバイスであって、前記金属リード端子と金属ベースの外表面には、腐食防止膜と当該腐食防止膜の最上面に腐食防止膜の酸化層が形成されているとともに、前記金属リード端子のインナー側には前記圧電振動板を搭載する搭載面が形成され、当該搭載面の少なくとも前記導電性樹脂接着剤の接合領域には、酸化膜に対する導電性を改善する導電性接合材Dが形成されており、前記ネールヘッド部の前記導電性接合材の上部で前記導電性樹脂接着剤を用いて前記圧電振動板の両端部が電気機械的に直接接合した。 (もっと読む)


【課題】 特性が良好でかつ安定化した圧電振動デバイスおよび圧電振動デバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】 水晶振動板11と下ケース13の接合は、封止ガラス材15を水晶振動子の裏面(一方面)外周領域に配置し、下ケースの外周領域と接合する。この接合により気密封止されたキャビティVが形成されるが、当該キャビティVは真空雰囲気としている。水晶振動板11と上ケース12の接合は、封止ガラス材14を水晶振動子の表面(他方面)外周領域に配置し、上ケース12の外周領域と接合する。この接合により気密封止されたキャビティNが形成されるが、当該キャビティNは窒素ガス(不活性ガス)雰囲気としている。 (もっと読む)


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