説明

株式会社大真空により出願された特許

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【課題】振動バラツキを抑制してこのことが原因となる直列共振抵抗値の増加を抑制する。
【解決手段】水晶振動片2には、基部21と、この基部21の一端面から突出した脚部22a,22bとから構成され、脚部22a,22bの間に叉部6が設けられている。叉部6には、脚部22a,22bから連続して成形された曲部61,62と、曲部61,62から連続して成形された平坦部63とが設けられている。平坦部63には、一方の脚部22aから連続して成形された曲部61に連続する一端点64と、他方の脚部22bから連続して成形された曲部62に連続する他端点65と、が構成されている。また、脚部22a,22b間の中間位置上(一点鎖線C上)に位置する叉部6上の中間点66から一端点64までの距離が、中間点66から他端点65までの距離よりも短い。 (もっと読む)


【課題】 圧電振動片の電気的特性を低下させることなく小型化を実現し、かつ圧電振動片の小型化に伴って周波数調整領域が縮小化しても、周波数調整幅を低下させることないより信頼性の高い圧電振動片を提供することにある。
【解決手段】 基部20と、この基部から突出するとともに励振電極23,24と周波数調整膜25,26が形成された複数の脚部21,22とからなる圧電振動片2が有り、前記周波数調整を増減することで周波数調整されてなる圧電振動片であって、各脚部先端部であり、周波数調整側の主面領域の一部に凹部5が形成され、当該凹部5によって形成される側壁部の一部または全部に前記周波数調整膜の一部が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 超小型化し、高周波数化した場合でも特性が安定し、また高精度な周波数調整を行うことのできる圧電振動デバイスを提供することを目的とする。
【解決手段】 水晶振動板1は平板状のATカット水晶振動素子からなり、X軸が長辺、Z軸が短辺となる長方形形状となっている。また水晶振動板1の表裏面の中央領域には各々励振電極11,12が形成され、また各励振電極とつながる引出電極111,121が形成されている。対向する励振電極11,12により、両者が対向している領域を対向部aとし、対向部aの外側に励振電極が対向していない拡大部bを設けている。拡大部bの外周にさらに調整部cを形成している。この調整部に対して周波数調整を行う。 (もっと読む)


【課題】圧電発振器の低背化の妨げを防止する。
【解決手段】水晶発振器1を制御するINH端子31と、水晶振動片2への入出力端子であるXT端子32,33と、アースされたGND端子34と、集積回路素子3に電源供給を行うVDD端子35と、水晶発振器1の出力端子であるOUT端子36とを含む発振回路6の配線パターンを集積回路素子3に形成し、各端子31〜36に保護ダイオードD1〜D6を接続する。この工程においてGND端子34をGND端子として用いVDD端子35をVDD端子として用いるか、または、GND端子34とVDD端子35とを変更してGND端子34をVDD端子35として用いVDD端子35をGND端子34として用いるかを選択する。 (もっと読む)


【課題】 圧電振動板に生じる各種スプリアス振動を効率的に抑制し、最適な特性調整を行うことのできる圧電振動デバイスを提供することを目的とする。
【解決手段】
水晶振動板1は平板状のATカット水晶振動素子からなり、表裏面の中央領域に各々励振電極11,12および各励振電極とつながる引出電極111,121が形成されている。励振電極の第1の領域110はその上面(表面)がクロム層からなり、ドライエッチングにおけるエッチングレートが比較的小さい材料からなっている。第2の領域11A,11B,11C,11Dはその上面(表面)が銀層からなり、前記第1の領域(クロム層)よりエッチングレートが大きい材料からなっている。以上の構成の水晶振動板に対し、励振電極に対してエッチング処理を行うことにより特性の調整を行う。 (もっと読む)


【課題】 本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、低背化に対応し、耐衝撃性能の向上したコスト安の圧電振動子を提供する。
【解決手段】 2本の金属リード端子が絶縁材を介して貫通植設されたベース1と、前記金属リード端子のインナー側に搭載され電気的接続がなされる励振電極が形成された圧電振動素子2と、当該圧電振動素子を気密的に被覆する金属製のキャップ3があり、前記各インナー側金属リード端子の搭載部に前記圧電振動素子が搭載されてなる圧電振動子であって、前記各インナー側金属リード端子は、互いに近接する方向に伸長するとともに漸次厚さが薄く形成された接続部13,14と、当該接続部の先端に形成されるリード端子よりも幅広で平板状の搭載部15,16を具備しており、前記搭載部に導電性樹脂接着剤Sを介して圧電振動素子を取り付けている。 (もっと読む)


【課題】 鉛フリー化に対応させるとともに容器内部のガスの悪影響を抑制し、仕上がりの周波数偏差にバラツキを生じることがない。
【解決手段】 圧電振動素子3と、前記圧電振動素子を搭載する収納部と当該収納部の周囲の上面にメタライズ層が形成された絶縁性基板1と、前記絶縁性基板のメタライズ層にろう接されることで気密封止する蓋2とを具備してなる表面実装型圧電振動デバイスであって、前記蓋は鉛フリーの封止用ろう材と金属母材21と光透過部材22とから構成されており、前記封止用ろう材は前記金属母材の封止面に形成され、前記金属母材には前記圧電振動素子の周波数調整部の位置に対応して貫通窓が形成され、当該貫通窓を前記光透過部材で覆った状態で、前記光透過部材を熱溶融接合することで前記金属母材に取り付けられてなる。 (もっと読む)


【課題】圧電振動片を製造する際の形状パターンのパターンずれを抑制する。
【解決手段】基板21の外形パターンDと溝部25の溝パターンEとの形状パターンを同時に形成するための第2層B(同時形成層)と、基板21の外形パターンDと溝部25の溝パターンEとを区別するための第3層C(区別層)とを用いて、第2層Bにより外形パターンDと溝パターンEとの形状パターンを同時に形成した後に、第3層Cにより外形パターンDと溝パターンEとを区別させる。 (もっと読む)


【課題】 周波数調整時のばらつきを極力抑制し、特性の安定した圧電振動子の周波数調整方法、および圧電振動子の周波数調整装置を提供する。
【解決手段】
パレット1を熱遮断板3に取着した状態で、各ワーク5や温度センサSを各収納凹部11に搭載し、また温度調整素子Tをパレットに取着する。各収納凹部にワーク5を搭載した後、押え板2でワークや温度センサ温度調整素子を固定する。イオンミリングによりワークに対し順次調整動作を行うが、周波数調整実行時に温度センサにより周波数調整用マスク装置や水晶振動子の温度を測定する。測定結果が所定温度範囲外である場合、温度調整部により温度調整を実施する。 (もっと読む)


【課題】蓋とベースとの接合時における蓋およびベースの急峻な熱勾配を抑制する。
【解決手段】ベース3を配したパレット81を搬送出路82に搬送する。この際、ヒートプレート83によりベース3および接合材61を、接合材61の温度を予め設定した加熱条件に基づいて徐々に上昇させながら加熱する(ヒートプレート工程)。ヒートプレート83によりベース3および接合材61を加熱しながらパレット81を搬送し、蓋配置部85によりパレット81上のベース3上に蓋4を配し、この工程中、ヒートプレート83により蓋4を加熱している。ベース3上に蓋4を配した後にレーザ部86においてベース3の接合領域に蓋4を接合材61の温度を予め設定した加熱条件に基づいて徐々に上昇させながら熱接合する(エネルギービーム工程)。ヒートプレート工程とエネルギービーム工程によりベース3と蓋4との熱接合を行い、ベース3と蓋4との熱接合工程を終える。 (もっと読む)


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