説明

株式会社中戸研究所により出願された特許

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【課題】 防曇性能の他に耐水性にも優れた塗膜を有する防曇性シートを提供する。
【解決手段】 本発明の防曇性シートは、基材上に第1層と第2層が順に積層されてなる。第1層は、吸水性樹脂を含む第1コーティング組成物の加熱処理物で構成されている。第2層は、ポリオールを含む第2コーティング組成物の加熱処理物で構成されている。吸水性樹脂は、ポリビニルアルコール及びポリアクリル酸類を含むことが好ましい。ポリオールは、ポリエチレングリコールを含むことが好ましい。第1コーティング組成物及び前記第2コーティング組成物の少なくとも何れかは、金属アルコキシド、金属アルコキシドの加水分解物及び金属アルコキシドの加水分解重縮合物から選ばれる少なくとも1つの化合物を含むことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 高湿度環境下などにおいても塗膜が剥がれることなく、塗膜化させた際の塗膜の耐水性に優れる防曇性コーティング組成物を提供すること。
【解決手段】 吸水性樹脂を含む第1コーティング組成物と、ポリオールを含む第2コーティング組成物とから構成された防曇性コーティング組成物。この防曇性コーティング組成物では、吸水性樹脂が、ポリビニルアルコール及びポリアクリル酸類であることが好ましい。また、第1コーティング組成物及び/又は第2コーティング組成物は、金属アルコキシド、金属アルコキシドの加水分解物及び金属アルコキシドの加水分解重縮合物から選ばれる少なくとも1つを含むことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】シェルが無機酸化物などを含有する多孔質体であり、かつコアが中空であり、たとえば塗料用着色剤などとして有用な中空無機粒子を提供する。
【解決手段】無機酸化物と、粒径1nm〜100nmの金属および金属イオンから選ばれる少なくとも1つの特性付与成分とを含有するスラリーを好ましくは200℃未満の加熱下で噴霧造粒し、シェルが無機酸化物と特性付与成分とを含有する多孔質体であり、かつコアが中空である中空無機粒子を得る。 (もっと読む)


【課題】大気中等に含まれるNOガスを効率よく吸着・分解するNOガス吸着分解剤、及びそれを容易に製造し得る方法、並びにNOガス吸着分解方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る製造方法は、無機アルコシキド溶液をゾル−ゲル法で加水分解して得られるゾル体を、アルカリ土類金属の炭酸塩及び/又は水酸化物の存在下で重縮合して得られるゲル体に、光触媒前駆体溶液を含浸させて加熱焼成する。これにより、多孔質材料に散在したアルカリ土類金属の酸化物の表面が、光触媒によって被膜されたNOガス吸着分解剤を提供することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】特にディーゼルエンジン車の排ガスの浄化に有効に用いることができる吸蔵型NOx 還元触媒とその製造方法とを提供する。
【解決手段】担体として、ケイ素のアルコキシド溶液をゾル−ゲル法で加水分解して得られるシリカゾルを、重縮合することで多孔質のシリカゲルを得た上で、このシリカゲルをさらに焼成して得られる多孔質材料を用い、この担体に、アルカリ土類金属酸化物および白金を担持する。これらの担持は、その前駆物質を上記シリカゾルに添加して分散させてから、重縮合して焼成することによりなされる。これにより、上記多孔質材料の表面および内部の何れにも、上記アルカリ土類金属酸化物と白金とが分散するので、少なくとも200℃以下の温度で窒素酸化物を無害化する吸蔵型NOx 還元触媒の活性を発揮できる。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂基材表面にゾル−ゲル法による有機−無機複合薄膜を製膜した、優れたバリア機能を有するバリア性積層体の製造方法を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂基材表面に、液相析出法(LPD法)により酸化ケイ素膜からなるアンダーコート層を形成する。液相析出法の反応液を、シリカゲル飽和ケイフッ化水素酸を用いて調製する。これにより、熱可塑性樹脂基材表面に密着性に優れたゾル−ゲル法による有機−無機複合薄膜を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、水素による金属脆化を阻止するために、貯蔵用タンク、金属容器、燃料電池や金属パイプに使用できる対水素バリヤー性膜を提供することである。
【解決手段】基材金属の少なくとも水素と接する面に、無機薄膜層及び複合ポリマー層を有する水素バリヤー性被覆物において、前記複合ポリマー層が金属アルコキシド又はその加水分解物、及びポリビニルアルコール及び/又はエチレン-ビニルアルコールコポリマーを含有する塗工液を塗布・乾燥してなることを特徴とする水素バリヤー性被覆物。 (もっと読む)


【課題】 ガスバリア性及び耐熱水性に優れており、ボイル処理及びレトルト処理後にも優れたガスバリア性を保持する積層フィルムを提供する。
【解決手段】 熱可塑性樹脂の基材フィルムの少なくとも片面に無機薄膜層を介して複合ポリマー層を有し、前記複合ポリマー層が、アルコキシシラン又はその加水分解物と、ポリビニルアルコール及び/又はエチレン−ビニルアルコールコポリマーとを含有する塗工組成物を重縮合してなることを特徴とするバリア性積層フィルム。 (もっと読む)


【課題】 ガスバリアー性及び耐熱水性に優れた積層フイルムを提供する。
【解決手段】バリアー性積層フィルムは、(a) 基材フィルムの少なくとも片面にシリカやアルミナ等の無機薄膜層を形成し、(b) アルコキシシラン及び/又はアルコキシジルコニウム等の金属アルコキシドとエチレン・ビニルアルコールコポリマーを含有する塗工組成物をゾル−ゲル法触媒、酸、水及び有機溶剤の存在下で重縮合して、複合ポリマーを含有する塗工液を調製し、(c) 無機薄膜層上に塗工液を塗布し、(d) 80〜150 ℃でかつ熱可塑性樹脂の融点未満の温度で熱処理することにより、無機薄膜層の表面に複合ポリマー層を固定することにより形成する。 (もっと読む)


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