説明

株式会社マーレ フィルターシステムズにより出願された特許

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【課題】エアクリーナ入口側の有効通路断面積を可変とすべくセカンダリダクトを開閉するフラップが、吸入空気流量の増加時に速やかに全開になるようにする。
【解決手段】フラップ11は上端の第1回転軸12と中間部の第2回転軸13とを有し、各々、円弧形の第1案内溝14および第2案内溝15によって案内されるとともに、第2回転軸13に引張バネ16が連係している。吸入空気流量が増加すると、第1回転軸12を中心としてフラップ11が下流側に回動し、第2回転軸13が第2案内溝15の右端まで移動する。次に、この位置にある第2回転軸13を中心にフラップ11がさらに回動し、第1回転軸12は第1案内溝14に沿って移動する。この第2回転軸13を中心とした回動は引張バネ16の反力を受けないので、速やかに全開位置まで回動する。 (もっと読む)


【課題】金属製のスロットルボディを合成樹脂製吸気マニホルド1の取付フランジ4に簡単かつ確実に固定できるようにする。
【解決手段】合成樹脂製の取付フランジ4には、四隅にナット取付部7が形成され、ここに金属製のナット11が挿入固定される。ナット11は、正方形の板状をなす基部12とねじ孔14を有する筒状部13とからなる。ナット取付部7は、基部12が挿入されるように取付フランジ4の側方へ向かって一端が開口した基部挿入スロット21と、筒状部13が挿入される切欠部22と、からなる。自由状態では、筒状部13の先端面13aはフランジ面8から僅かに後退しており、ボルトを締め付けていくと、基部挿入スロット21内側のリブが押し潰されていき、先端面13aが金属製スロットルボディのフランジ面に当接する。 (もっと読む)


【課題】過給式エンジンにおいて、吸気通路のブースト圧が正圧であるときに、エンジンの運転状態に応じ、そのエンジンの運転状態に適した量の新気をクランク室内に導入するようにしたエンジンの換気システムを提供する。
【解決手段】ブローバイガス還元通路10に設けられたPCVバルブ12が、ブースト圧が正圧のときにクランク室1aへ新気を導入するための新気流量制御オリフィス16を備えている。新気流量制御オリフィス16は、ブースト圧の正圧の度合いが比較的小さいときにクランク室1aに新気を導入する一方で、ブースト圧の正圧の度合いが比較的大きいときにはクランク室1aへの新気の導入を停止し、エンジン1により多くの新気を供給することで当該エンジン1の出力低下を防止する。 (もっと読む)


【課題】冷却媒体をバイパスさせる機能を有しながらも、コンパクトな構成のもとで、バイパス通路の開閉のみならず、開弁位置および閉弁位置以外の中間位置での流量制御を可能とした熱交換器を提供する。
【解決手段】積層コア3と、積層コア3に対する流入口および流出口として機能する通流口と、それらの通流口に対する接続フランジ部15,16を有するバイパス管路12と、流入ポート13および流出ポート14と、バイパス管路12の開閉を含む流量調整を司るソレノイド22駆動の流量調整弁20とを備える。バイパス管路12と流量調整弁20およびソレノイド22の三者がバイパス配管ユニット4として予めユニットされていて、接続フランジ部15,16をもって積層コア3側の通流口に着脱可能に接続される。 (もっと読む)


【課題】音質が付加されることで得られる吸気音の広帯域化を図った吸気音発生装置を提供する。
【解決手段】エンジンの吸気通路に接続されて吸気系内の吸気脈動を導く導入ダクト6と、吸気脈動によって振動する振動面5aとその振動面5aの振動を促進するベローズ部5bとを有し、導入ダクト6の一端を覆うように取り付けられるサウンドピース(振動体)5と、サウンドピース5を介して導入ダクト6と接続されるとともに他端が開放されていて、サウンドピース5によって生じた吸気音の音圧を増大させて放出する共鳴ダクト7とを備えている。導入ダクト6および共鳴ダクト7の中心C1,C2をサウンドピース5の中心C3に対して所定量α,βだけオフセットさせてある。 (もっと読む)


【課題】比較的高濃度な蒸発燃料を吸着保持することになるチャージポート付近の吸着材の劣化を抑制したキャニスタを提供する。
【解決手段】内部に吸着材層36が形成されたインナカートリッジ28をパージポート9に連結するとともに、第1ケーシング2内の吸着材層15のうちチャージポート8側端部に位置する吸着材14にインナカートリッジ28を埋没させる。パージ時の脱離空気が蒸発燃料とともにインナカートリッジ28内に流入すると、そのインナカートリッジ28内の吸着材層36を構成する吸着材35が蒸発燃料を吸着して発熱し、その熱によってインナカートリッジ28の外周側に位置する吸着材14が温められる。これにより、パージ効率が向上して吸着材14の劣化が抑制される。 (もっと読む)


【課題】大気ポートからの蒸発燃料のリークを抑制または防止効果の向上を図ったキャニスタの構造を提供する。
【解決手段】チャージポート9とパージポート10を有する大容量の第1ケーシング2と、大気ポート12を有する小容量の第2ケーシング3とを備え、双方のケーシング2,3には活性炭の吸着材層15,20を形成してある。第2ケーシング3のうち大気ポート12に近い部分に、高性能吸着材層24をもつカートリッジ16を設けてある。吸着材層15,20の吸着・脱離能力であるWCを11g/dLとした場合、カートリッジ16内の高性能吸着材層24の吸着・脱離能力WCを15g/dLとしてある。さらに、高性能吸着材層24の長さLと直径Dとの比L/Dを1.0以上に設定してある。 (もっと読む)


【課題】ケーシングの壁面と吸着材との境界にできる空隙の容積を減らして蒸発燃料の拡散・移動を抑制し、もって大気ポートからの蒸発燃料のリークを抑制したキャニスタの構造を提供する。
【解決手段】第2ケーシング3への粒状の吸着材(活性炭)15の充填をもって吸着材層20が形成されたキャニスタである。第2ケーシング3の内周面3aと吸着材層20(吸着材15)との境界部に、メッシュ状のライニング材26を介装してある。ライニング材26の存在により、第2ケーシング3の内周面と吸着材15との接触によってできる空隙G1の大きさが小さくなり、吸着材15,15同士の間にできる空隙G2大きさに近付くことで、蒸発燃料の無用な拡散・移動を抑制する。 (もっと読む)


【課題】簡素な構造で安定したシール性が得られるガスケットの提供。
【解決手段】ガスケット10Dは、樹脂製ヘッドカバー1のガスケット溝3の溝底面4と、この溝底面4に対向するシリンダヘッド2の座面7と、の間で圧縮されて両部材1,2間を密封する。このガスケット10の圧縮方向の上端部および下端部に、頂部へ向かって先細りする尾根形状をなすシール部11をそれぞれ設ける。このシール部11は、頂部を挟んで左右の角度が異なり、圧縮時にエア側F2へ傾くようにして変位する。オイル側F3へ張り出した突条部40を備え、これにより、圧縮時の姿勢が安定する。 (もっと読む)


【課題】取付基部をコア部とロウ付け接合可能な構成としつつ、取付基部の薄肉化と強度の確保とを両立する。
【解決手段】オイルクーラは、オイルと冷却水との熱交換を行うコア部1と、コア部1の底面にロウ付け接合される板状の取付基部2と、を備え、この取付基部2の外周部でボルトによりシリンダブロック3に固定される。取付基部2を、合わせ面30で互いにロウ付け接合される2枚の分割プレート31,32に分割構成する。両プレート間に強度の高い鉄製の補強プレート33を挟み込む。この補強プレート33が嵌合するプレート収容部34における合わせ面30との隅角部分に、補強プレート33から離間する方向へ窪んだ凹部35を形成して、この凹部35内にロウ付けフィレットを形成させる。 (もっと読む)


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