株式会社マーレ フィルターシステムズにより出願された特許
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内燃機関の吸気ダクト
【課題】気流音が問題となる吸気ダクト1において、吸音材のみでは低減できない比較的低い周波数域の音圧低減を図る。
【解決手段】合成樹脂製の吸気ダクト1の一部に上方へ膨出した拡張部14が設けられており、主吸気通路10との間を仕切る中間壁16が設けられている。中間壁16は、複数のスリット17を備える。拡張部14内の空間には、上部壁14aの内壁面に沿って発泡ポリウレタン等からなる吸音材層18が設けられているが、この吸音材層18は中間壁16から離れており、該吸音材層18の表面と中間壁16との間に、空間層19が残存している。吸音材層18の吸音作用に加えて、空間層19が一種のレゾネータとして機能し、特定の周波数の音圧が低減する。
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キャニスタ
【課題】連通路を通してU字状に折り返された流れの整流効果を高め、特に主室側に流れ込む脱離空気の流量や流速のばらつきを解消する。
【解決手段】隔壁5で仕切られた主室6側の吸着材層15と副室7側の吸着材層18は、キャニスタ1の底部として機能するカバープレート4と多孔板状のグリッド19,21との間の空間を連通路8として相互に連通している。カバープレート4のうち脱離空気等の流動方向において隔壁5の前後にまたがる位置に凹陥部23を形成する。この凹陥部23と隔壁5とのなす通路寸法D1が、連通路8の他の部位においてグリッド19,21とカバープレート4とのなす通路寸法D2とほぼ同じとなるように設定する。
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吸気音発生装置
【課題】振動体の耐久性を向上でき、さらに吸気音の音圧を増加できる吸気音発生装置を提供する。
【解決手段】エンジン2の吸気通路30に接続されて吸気系内の吸気脈動を導く導入管41と、吸気脈動によって振動する振動面52と、その振動面52の振動を促進する蛇腹部53とを有し、導入管41の一端を覆うように設けられる振動体50と、振動体50を介して導入管41と連接されるとともに、その振動体50の振動によって生じる吸気音のうち所定周波数帯の吸気音の音圧を増大する共鳴管42と、を備える。そのため部材強度の高い樹脂によって振動体50を形成しても振動面52の振動は阻害されず、所定周波数の吸気音の音圧を共鳴管42によって増大することができるだけでなく、振動体50の耐久性を向上させることができる。
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内燃機関の吸気構造
【課題】吸気コレクタの容量の制約に捕らわれず、所望のエンジン出力を得られる分岐通路の長さを設定することができる吸気構造を安価に構成する。
【解決手段】内燃機関の吸気構造は、吸気マニホールド1と、スロットル弁の下流側に配置され吸気コレクタ2と、吸気マニホールド1と吸気コレクタ2との接続部分に摺動可能に配置された可動部材3と、可動部材3を可動させるアクチュエータ6と、を有する。可動部材3は、分岐通路から吸気コレクタ2内へ引き出すことで分岐通路の通路長さを変更可能な分岐通路延長部4と、吸気コレクタ2の一側壁を構成し、吸気コレクタ2内を進退移動することで吸気コレクタ2の容積を変更可能な吸気コレクタ可動壁部5と、を有し運転状態に応じて可動部材3を可動させ、分岐通路の長さ及び吸気コレクタ2の容積を連続的に可変させる。
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蒸発燃料処理装置
【課題】キャニスタ1のパージ効率向上を図る。
【解決手段】活性炭11が充填された第1及び第2充填室12、13がケーシング2内に形成された蒸発燃料処理装置1において、第1充填室12は、仕切壁16の先端16aよりも第1充填室12の他端側に位置する吸着材が充填されていない空間25によって、一端側第1充填室12aと他端側第1充填室12bとに分割され、空間25内の一端側第1充填室12a側には、複数の貫通孔が形成された第1多孔板29が配置され、貫通孔は、圧力勾配を持たせて一端側第1充填室12aのパージされずらい領域に対して空気が流れやすくなるよう、パージポート側に比べてチャージポート側に位置するほど大径となるように形成されている。これによって、キャニスタ1のパージ効率向上を図ることができる。
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熱交換器
【課題】ロー付け不良や熱交換効率低下の要因となる従来のスペーサプレートを省略できるようにする。
【解決手段】オイルクーラは、冷却水が通流する有底円筒状のケーシング1と、その開口面を閉塞するカバープレート4と、内部をオイルが通流するコア3と、からなり、コア3は、第1プレート21と第2プレート22とを接合してなる偏平なチューブ2が、複数個多段に積層されてロー付け接合により一体化されている。第1プレート21に多数のエンボス26が形成され、隣接するチューブ2同士の間の間隙を確保している。最上部の第2プレート22Aは、他とは異なり、ケーシング1の底壁1a側へ突出した多数のエンボス46を有する。これにより、従来のスペーサプレートは省略されている。
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内燃機関のインテークマニホールド
【課題】きわめて簡単且つ安価な構造のもとでトルク特性を調整できるようにした内燃機関のインテークマニホールドを提供する。
【解決手段】各ブランチ部2は吸気通路5の上流側の一端部を内側に巻き込んで全体を丸みを帯びた湾曲形状としてあるとともに、その巻き込み側の一端に吸気集合室7を形成しているコレクタ部6を各ブランチ部2で抱持するように形成してある。各吸気通路4の長手方向の中間部であって且つ各ブランチ部2とコレクタ部6とが共有している隔壁9部分に、吸気通路5の長手方向の中間部と吸気集合室7とを短絡的に且つ常時連通させる連通穴8を形成してある。
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蒸発燃料処理装置
【課題】蒸発燃料処理装置の脱離効率を向上させる。
【解決手段】活性炭11が充填された複数の充填室12、13がケーシング内に形成された蒸発燃料処理装置1において、一対の電極板に挟み込まれたPTCセラミックをポリイミドフィルムの間に封止することで形成されたPTCユニット34と、PTCユニット34を挟み込んで挟持固定する一対の放熱板35a、35bと、を有するシート状のヒータユニット30を有し、ヒータユニット30は、その両面が充填室13内の流体の流れ方向に沿うように、充填室13内に配置されている。これによって、パージにより流入する空気が少なくても、短時間で蒸発燃料処理装置1内部の温度を所定の設定温度まで上昇させることできる。
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合成樹脂製部品のシール構造
【課題】合成樹脂材料自体の弾性を利用したシール構造において、シール性をより高める。
【解決手段】レゾネータボディ4の開口縁部には、両部品の互いの挿入方向に沿って延びる第1側壁11が設けられているとともに、挿入方向に平行な第1シール面12を備え、かつ角部を斜めに切り落とした形をなす傾斜シール面13を有する。レゾネータカバー5には、第1側壁11と反対側に向かう第2側壁21が設けられているとともに、第1シール面12に面接触する第2シール面22を有し、傾斜シール面13に対向して該傾斜シール面13に線接触する角部26aを有する段部26が形成される。両部品が組み合わされると、角部26aと傾斜シール面13とが線接触するとともに第1,第2シール面が面接触して、2重シールを構成する。傾斜シール面13が受けるシール反力によって第1側壁11を第2側壁21へ向けて押し付けるような力が発生し、高いシール性が得られる。
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内燃機関の吸気構造
【課題】簡便な構成でエアフローメータの検出精度を向上させる吸気構造を得る。
【解決手段】エンジンカバー1の裏面に形成された扁平なエアクリーナ2と、エアクリーナ2に隣接し、エンジンカバー1に沿ってエアクリーナ2の側方に張り出すようにエンジンカバー1の裏面に形成され、エアクリーナ2のクリーンサイド13に扁平な連通路14を介して接続された拡張室4と、拡張室に接続された直線状に延びる吸気管5と、吸気管5に取り付けられたエアフローメータ6と、を有し、拡張室4は、エンジンカバー1に沿った底壁部18を有し、吸気管5は、断面円形で拡張室4の底壁部18に接続されている。これによって、吸気管5内の流れを整流することができ、エアフローメータ6の出力ノイズが低減されるので、エアフローメータ6の検出精度を向上させることができる。
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