説明

株式会社島精機製作所により出願された特許

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【課題】 ニット編成の際に、旧編目がタングからフック内に落ち難くなり、新編目を形成するためにフック内に捕捉する編糸がタングに掛かり難くすることが可能な、複合針を備える横編機、および横編機のスライダー制御方法を提供する。
【解決手段】 ニードル駆動バット22が軌跡22tに従い、フック12aが歯口2に進出すると、タング13aはフック12aの鈎口を開き、フック12aで形成された旧編目は、タング13aに移行してクリアされる。フック12aが針床3,4側に引込まれる際に、給糸口7aから編糸がフック12aの鈎口が通過する範囲を通るように供給されて、編糸が捕捉される。スライダーカム36に設ける可動カム機構40は、中心線7c付近で、カム部材41の制御部41aがスライダー駆動バット23への作用と不作用とを切り替え、タング13aの位置に差dを生じさせることができる。 (もっと読む)


【課題】かしめ固定による凹溝部内での基部の上下方向の位置ずれを防止して精度を向上させることができる編成部材のかしめ構造を提供する。
【解決手段】針本体11の一側面に設けた凹溝部14に対しこの凹溝部14の上下幅よりも上下幅が小さい羽根2の基部21を嵌め込み、凹溝部14の上端縁及び下端縁に対し凹凸状部分W1,W11により段差を有するかしめ具Wによって、凹溝部14の上端縁を凸状部分W1の押圧により塑性変形させて基部21の下端を凹溝部14の下端に押し付けた状態で基部21の上端をかしめ固定するとともに、基部21の下端を、凹溝部14の下端縁を凹状部分W11の押圧により塑性変形させてかしめ固定している。 (もっと読む)


【課題】 上部ベッドの高さ調整を容易かつ高精度で行うことが可能な、上部ベッドを備える横編機を提供する。
【解決手段】 調整部材25は、上部ベッド34の下面に設ける蟻溝24aに装着され、台形断面の短辺側25aが上部ベッド24の下面からニードルベッド22側の上部ベッド支持面27bの側に突出する。調整部材25の突出部分の表面である短辺側25aと上部ベッド支持面27bとの当接で支持が行われる際に、調整部材25の厚さで上部ベッドの高さが調整される。予め複数の異なる厚さとなる調整部材25を用意しておくことで、容易に上部ベッド24の高さ調整を行うことができる。 (もっと読む)


【構成】 針床とキャリッジとキャリアとコントローラとを備え、キャリッジは針床の長手方向に沿って2個以上のカムシステムを備え、かつカムシステムによりキャリアからの糸を用いて編成を行う。キャリアから糸を針床の針に給糸せずかつ編幅が1カムシステムの幅を超えるキャリッジのコースに対して、編幅を、使用するカムシステムが異なる少なくとも2つ以上の部分に分割すると共に、キャリッジの進行方向における最初の部分の編幅と最後の部分の編幅との和が1カムシステムの幅以上となるように、最初の部分の編幅と最後の部分の編幅を設定し、最初の部分をキャリッジの進行方向に沿って後行のカムシステムにより編成し、最後の部分をキャリッジの進行方向に沿って先行のカムシステムにより編成する。
【効果】 キャリッジのストロークを短縮できる。 (もっと読む)


【課題】針本体と2枚のブレードを持つスライダーとを有する複合針を備える横編機を用いて、割増やしにより編出し部を編成することができる編地の編出し方法を提供する。
【解決手段】以下の工程α〜δを繰り返す。給糸口8を形成方向LSに移動させる間に、一方の針床(BD)の基端編目列10の対象編目1を一方の針床(BD)から他方の針床(FD)に目移しすると共に、その対象編目1(増し目2)に続く新規編目3を形成する割増やしを行なう(工程α)。増し目2を、他方の針床(FD)に対向する針床(BU)における増し目2よりも形成方向LS側にある編針に目移しする(工程β)。工程βで目移しされた増し目2よりも始端方向RS側に給糸口8を移動させる(工程γ)。増し目2を他方の針床(FD)に目移しする(工程δ)。 (もっと読む)


【課題】大きな負荷により傾くバットを積極的に折損させてニードルプレートの傷付きを未然に防止するとともに、バットが沈む際に小さな負荷により傾いてもニードルプレートの上縁への引掛かりや摩耗を確実に防止することができる横編機用編針のバット構造を提供する。
【解決手段】横編機の針床のニードルプレート3同士の間に形成した針溝に進退自在に収容される編針のニードルジャック22にバット22aを設け、このバット22aをニードルプレート3の上縁より浮沈自在に上方へ突出させている。ニードルプレート3の上縁に対応するバット22aの対応位置Xにおける進退方向中央部付近に、ニードルプレート3を当接により傷付けるような大きな負荷がバット22aに作用した際にバット22aの対応位置Xを積極的に折損させる脆弱部41を設けている。この脆弱部41の両側方に平坦部42がそれぞれ残存している。 (もっと読む)


【構成】
インクジェットプリントシステムのノズルをクリーニングする。バルブを開いて周囲の空気がキャップ内に導入されるようにして、吸引ポンプを始動し、次いでノズルの周囲にキャップを密着させた状態でバルブを閉じることにより、ノズルをクリーニングする。次いで吸引ポンプを停止させ、キャップ内の圧力を増加させる。
【効果】
インクのロスが少なく、しかも高いクリーニング効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】タックを用いた引き返し編成方法よりも引き返しの回数を多くでき、かつ引き返し端部の位置で孔が空き難い引き返し編成方法を提供する。
【解決手段】
針床に係止される基底編目列1のウエール方向に続いて、基底編目列1よりも編幅の短い往路編成と復路編成とからなる引き返し編成を行なう。その際、往路編成の終端編目29を編成するとき、および復路編成の始端編目31を編成するとき、の少なくとも一方で割増やしを行ない、その割増やしによって形成された増し目4を、当該増し目4よりも往路編成の形成方向側にある編目である折返点編目5に重ね合わせる。 (もっと読む)


【課題】 目打ち屑が大量に発生する場合でも効率よく除去することが可能な目打ち装置を備える裁断機、およびその目打ち屑除去方法を提供する。
【解決手段】 裁断や目打ちの動作を行っている状態では、目打ち装置7の動作時に発生する目打ち屑は、エアー噴出部8からのエアーで吹き飛ばされ、貯留部9に回収して貯留しておくことができる。貯留部9には開閉蓋9aが設けられ、目打ち屑の貯留時には、接続口9bを閉じる状態となっている。制御部10による制御で、裁断ヘッド3を裁断テーブル2の外周部まで移動させれば、貯留部9の接続口9bを吸引除去部11の吸引口11aに接続し、貯留部9内の目打ち屑を貯蔵槽11cに吸引除去することができる。 (もっと読む)


【課題】モータの回転を長尺部材の出没方向の動作に変換する構造を簡単なものにすることができる横編機の可動カム作動装置を提供する。
【解決手段】鉄砲山カム用制御バー31又はゴム山カム用制御バー32の出没方向への動作に応じて第1及び第2作動部材19,20を介して鉄砲山カム及びゴム山カム12を前キャリッジ1Fの外方から作動させる可動カム作動装置Xに、ステッピングモータ35の軸351に連結されたピニオンギヤ36と、前キャリッジ1Fの走行方向へ延び、ピニオンギヤ36に噛合するラックギヤ37と、ラックギヤ37と各制御バー31,32とを連結するジョイント部38とを設ける。ジョイント部38に、ラックギヤ37に設けた軸部40と、各制御バー31,32の他端に設けられ、かつ各制御バー31,32の出没方向への動作時に当該各制御バー31,32の出没方向へ軸部40を移動自在に支持する長孔382,392とを備える。 (もっと読む)


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