説明

株式会社島精機製作所により出願された特許

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【課題】 簡単な操作で、十分な強度を備える上周縁部を編成することが可能な、ボタンホールの編成方法およびボタンホールを備える編地を提供する。
【解決手段】 S11,S12では、基点の編針M,mに給糸して新たな編目を割増やしで形成し、割増やされた編目は、隣接する編針L,lに移動する。S13では、割増やされた編目を移動後に係止する編針Lに給糸して新たな編目を形成し、移動後の編目はノックオーバさせる。以下、同様な手順が、編針lに係止する移動後の編目に対しても行われ、さらに割増やしの基点を順次移動させながら、繰返されてボタンホール1の上周縁部4が形成される。前後の針床FB,BBを交互に使用するので、前後針床FB,BB間に渡り糸による編糸の余裕ができ、編糸の突っ張りが減るとともに、渡り糸を繋ぎながらボタンホールの上周縁部4を編成し、強度を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】ベース部の一面側に一体に筒状部を編成するにあたり、その筒状部に一旦挿入した後入れ部材が筒状部から飛び出し難くなるように編成できる編地の編成方法を提供する。
【解決手段】ベース部2の一面側に一体に筒状部3を往復編成により形成するにあたり、筒状部3の内部に後から挿入する後入れ部材が筒状部3から脱落することを抑制する脱落抑制部32を形成する第一領域(編針E〜H,Q〜T)を規定する。そして、その第一領域では、S1,S2に示すような少なくとも2種類の編目列編成をそれぞれ1回以上行う。S1の編目列編成とS2の編目列編成とは、編幅方向の編目の形成位置が互いに異なる。 (もっと読む)


【課題】伏目処理の始端部と終端部とを直接接合できる筒状編地の編成方法を提供する。
【解決手段】横編機を用いて、前後の針床に筒状に係止される一側編地部(後編地部20)および他側編地部(前編地部10)の編目を伏目処理する。まず、後編地部20よりも編幅方向の外側に、編目(掛け目)からなる始端部0と接続部9を形成する(図1(A))。その始端部0を足掛かりにして、伏目処理用編目列である下段編目列2と上段編目列3を形成し、上段編目列3のいずれかの編目を、後編地部20の編目のうち上段編目列3に隣接する端部編目に重ね合わせることを繰り返す伏目処理を行う。後編地部20に対する処理が終われば、前編地部10についても同様の伏目処理を行う(図1(B))。そして、最後に編成した上段編目列3を、接続部9と接合する(図1(C))。 (もっと読む)


【構成】
・ 横編機のキャリッジの進行方向前方のカムシステムでインターシャ柄の境界に対して進行方向後方の第1の編地を編成し、進行方向後方のカムシステムで境界に対して進行方向前方の第2の編地を編成するコースで、
・ 第1の編地の端の編目で、直前に編成したコースに比べ、進行方向前方へ突出する編目を、ニットデザイン装置は第1の編目として編成データから検出する。第1の編目を検出すると、第1の編目に対して1コース下に位置する、第2の編地の第2の編目をミスに置き換える。
【効果】
インターシャ柄の境界部での編糸の引っ掛けを、編成効率を低下させずに防止できる。 (もっと読む)


【課題】オペレータにより入力されたニット製品のデザインに関するデータを、ニット製品のデザインデータに変換し、編目の配置と接続関係をカラーモニタに表示する。
【解決手段】編目のウェール及びコースの挿入及び削除が入力されると、入力された範囲に機能性データが含まれているかどうかを検出し、入力された範囲に機能性データが含まれている際に、機能性データを含まないように挿入及び削除を行う位置をシフトさせる。
【効果】ニット製品のデザインの編集が容易で、しかもデザインが崩れない。 (もっと読む)


【構成】
裁断テーブル上に載置したシート材を、昇降と裁断とが自在な裁断部材を備えた裁断ヘッドにより、複数のパーツへと裁断する。互いに近接したパーツを1個のグループとするように、複数のパーツを複数のグループへグループ分けし、各グループ内で、グループ内のスタートポイントから始めて、グループ内のパーツ間では裁断部材をシート材から上昇させずに、グループ内の各パーツの裁断線に沿って各パーツを裁断するように、裁断ヘッドを移動させる。グループ間では裁断部材を上昇させシート材から離して、次のグループでのグループ内のスタートポイントへ裁断ヘッドを移動させる。
【効果】
裁断ヘッドがパーツ間を移動する時間を短縮し、裁断を効率化する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内減らしと、更に内増しを含めた編成による編地側端の側端編目群の突っ張りを、編成効率を下げることなく、非常に簡単な方法で緩和させることが可能な編成方法を提供することを目的とする。
【解決手段】編針P〜Aで新たな編目を形成する。続いて、編針A〜Gに係止する側端編目群2は目移しを行い、移動前に対し右側にずれた位置である編針B、編針D〜E、編針G〜Jに移動する。この移動では、編地の突っ張りを緩和させる為に、側端編目群2の中で編地の最外側に位置する編目3と、該編目に隣接する内側の編目4の間には第1の空針6を設けるとともに、減らし目8に隣接する側端編目群2の編目5の外側には第2の空針7を設ける。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構成で、主糸および添糸を使用するプレーティング編成と、主糸を休止させて添糸の給糸のみの編成とを行うことが可能な横編機を提供する。
【解決手段】 歯口3を挟んで対向する一対の針床2に沿って設けられる同一の糸道トラック5上に、二つの給糸キャリア9として、主糸用キャリアと添糸用キャリア9Bとをそれぞれ有する。制御杆11は、給糸キャリア9に臨む連行ピン12の先端12aが給糸キャリア9に設ける係合凹部9bに対して出没するように制御する。制御される給糸キャリア9を主糸用キャリアとすることによって、主糸用キャリアを連行してプレーティング編成を行う状態と、主糸用キャリアを休止さて添糸用キャリア9Bのみを使用して編成を行う状態とを切替えることができる。 (もっと読む)


【課題】テーブル上に載置された柄入りのシート材を、パーツのパターンに沿って裁断する方法において、シート材の伸びや歪に応じて裁断用のデータを修正する。
【解決手段】
シート材2に対応する仮想平面11上に形成されたシート材の理論上の柄パターン12に、パーツのパターン22を配置すると共に、パーツ毎に柄合わせポイント14を設定する。次に、理論上の柄パターン12に基づいて基準パターン15を作成し、プロジェクタを用いてシート材2に基準パターン15を実寸で投射すると共に、基準パターン15の位置および形状をシート材2の柄に合わせて移動および変形させることにより、座標データを修正する。修正されたパーツのパターン22の座標データを、カメラで撮影したシート材2の画像に重ねて表示し、各パーツの柄合わせポイント14をシート材2の柄の対応する箇所に重ねて座標データを再度修正する。 (もっと読む)


【課題】 自動編成を停止させないでもガーメント間で編糸を切替えることができ、多品種小ロットの連続生産でも稼働率を低下させないことが可能な横編機、およびその生産方法を提供する。
【解決手段】 制御装置22は、メモリ21に記憶されている品種毎の編成用データに従って、編成すべきロットの数だけの編地製品14a,14b,14cのガーメントを編成しながら、編糸3a,3b,3cを切替える情報に従って、編糸切替装置4で編糸3a,3b,3cを切替える制御を行う。編糸3a,3b,3cは、先行する品種のガーメントをロット数だけ編成してから切替え、後続の品種の最初のガーメントを編成するので、ガーメント間での切替えが可能となる。給糸口9を切替える編成用データを用意しなくても、ガーメント間での編糸切替えを伴う自動編成を、横編機1を停止させることなく、継続して行うことができる。 (もっと読む)


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