説明

株式会社島精機製作所により出願された特許

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【構成】
前後少なくとも一対の針床を備えた横編機により、立体編地を編成する。一対の針床の一方で表編地を他方で裏編地を、表編地の丈方向サイズが裏編地の丈方向サイズよりも大きくなるように、編成すると共に、表編地と裏編地との間を連結糸で連結する。編成された立体編地は、丈方向に沿ってC字状に曲がり、編み出し部と編み終わり部とが対向する。
【効果】
編成が簡単で、かつパイプ等に簡単に被せることができる。 (もっと読む)


【課題】 スライダーのタングが針本体のフックを越えて歯口に進出する場合に、案内を受けるカムへの掛り代を充分に確保することが可能な、横編機の複合針を提供する。
【解決手段】 スライダー13の基体15の後方アーム15cは、後部に段差15dが設けられ、段差15dの後側でニードルジャック6の分岐アーム6dとの隙間が大きくなる。タング4aがフック2aを越えて歯口14に進出すると、分岐アーム6dと段差15dの後側のみが対向するようになる。ニードルジャック6が針溝10内に沈められても、分岐アーム6dに段差15dの後側で大きな隙間Sを挟んで対向する後方アーム15cは沈みにくくなり、バット15bの沈む量を減少させ、カムへの掛り代を充分に確保することができる。 (もっと読む)


【課題】第1編糸と第2編糸との見た目の相違に基づく柄が形成された編地を、横編機を用いて編成する編地の編成方法、およびその方法を適用して編成された部分を有する編地を提供する。
【解決手段】次の工程A〜Cを繰り返し、第1編糸と第2編糸との見た目の相違に基づく柄を編地に形成する。第1編糸を用いてベース編目列10を編成する工程A。工程Aで編成したベース編目列10のうち、単数あるいは複数の対象編目1を選択し、その選択した各対象編目1に対して、上記第1編糸とは種類の異なる第2編糸を用いて割増やし目2を形成する工程B。工程Bで選択した対象編目1と、その対象編目1に対して形成された割増やし目2と、を重ね合わせる工程C。 (もっと読む)


【課題】優れた収縮性をもつ、引き締まった伏目処理部を得ることができる編地の伏目方法を提供する。
【解決手段】編目列を一方の針床(FB)と他方の針床(BB)に振り分けた状態としてから、同一の編糸を使用して次の[1]、[2]を交互に繰り返す。[1]FBにおいて始端方向RSの端部にある一方側端部編目(編目η)と、同FBにおいてこの編目ηから伏目方向LSに最も近い編目εと、をBB上で重ね合わせ、その重ね目ε/ηに続いて新たな編目P1を形成し、その編目P1を一方側端部編目として規定し直す。[2]BBにおいて始端方向RSの端部にある他方側端部編目(編目P0)と、同BBにおいてこの編目P0から伏目方向LSに最も近い編目δと、をFB上で重ね合わせ、その重ね目δ/P0に続いて新たな編目P2を形成し、その編目P2を他方側端部編目として規定し直す。 (もっと読む)


【課題】 一つの引張ばねの使用で、操作バーを回動する方向に応じて負荷を異ならせることが可能な横編機の駆動制御装置を提供する。
【解決手段】 引張ばね7による引張りで、回動部材6の引ピン6bは中継部材8を介して、反時計回り方向の回転モーメントを受ける。中継部材8の切欠部8cの先端側が従動腕10bに当接して、レバー10に対して反時計回り方向の回転モーメントを発生させる。回動部材6の押ピン6cは、駆動腕10aを介して、時計回り方向の回転モーメントを受ける。中立状態では、回動部材6で両方向の回転モーメントが釣合う。操作バー2を回動操作する際の引張ばね7による荷重は、運転側では中継部材8を介して直接与えられ、停止側では中継部材8およびレバー10を介して与えられる。レバー10の駆動腕10aの長さを従動腕10bよりも長くしておけば、停止側の荷重を軽くすることができる。 (もっと読む)


【課題】独立して編成される二つの編地のウエール方向端部同士を突き合わせた状態で伏目処理により接合しても、その接合部の伸縮性を十分に確保することができる編地の接合方法を提供する。
【解決手段】第一編地100と第二編地200との境界から両編地100,200の接合を開始するにあたり、第一編地100と第二編地200のそれぞれで伏目P1,P2を形成することを繰り返す。そして、第一編地100における伏目P1の形成と、第二編地200における伏目P2の形成との間に、前後いずれかの針床の空針に掛け目Rを形成し、後に針床から外すことで、第一伏目P1と第二伏目P2との間を繋ぐ糸長を稼ぐ。 (もっと読む)


【課題】 組立の手間や調整を低減し、手動による開閉操作も容易な横編機の生地払い装置を提供する。
【解決手段】 生地払い板15は、編出しベッド6の昇降経路の前方の排出位置12aに臨んで基端側が支持され、レバー22にロックされる状態で、ロック軸23を中心として遊端側が前方に揺動変位して、編出しベッド6の昇降経路を開放する。編地の巻下げ時に、生地払い板15の遊端側が下降状態の編出しベッド6の上方位置12bを覆って編出しベッド6の昇降経路を閉鎖し、前方下方への傾斜で編地を排出する。生地払い板15の下方で、編出し装置4の下部に臨み、編出しベッド6の昇降に連動して、生地払い板15を開閉する駆動力を発生させる連動機構18が配置される。レバー22に対してロック軸23をロックさせなければ、生地払い板15を手動で開閉することもできる。 (もっと読む)


【課題】 ブレーキディスク間を通す編糸の位置を変更することができ、ブレーキディスク間の押圧も均一に行うことができる編糸用ブレーキを提供する。
【解決手段】 回動環部材12は、外周側に、編糸3の入側と出側とを案内する案内部が設けられ、回動させて、(a)とともに、(b)や(c)に示すように、編糸3がブレーキディスク4を通過する位置を調整することができる。ブレーキディスク4が回転する軸線11aに沿って押圧ばね9を設けるので、押圧も均一に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 一つのセンサを備えるだけで、プレッサーバーの歯口への進退を検出可能な横編機の編地プレッサー装置を提供する。
【解決手段】 編地プレッサー装置1が横編機のキャリッジに搭載される状態では、ステッチプレッサー2の先端のプレッサーバー2aが横編機の歯口に臨む方向となる。揺動機構3は、ステッチプレッサー2を、プレッサーバー2aが歯口に進退動するように揺動させる。ステッピングモータ4は、揺動機構3を介してステッチプレッサー2を駆動する。回動部材5は、ステッピングモータ4の出力軸4aに取付けられる。センサ6は、ステッピングモータ4に近接して配置される。出力軸4aが回転してプレッサーバー2aが進退する状態に応じて、センサ6で検出されるようになる位置に、回動部材5に二つの突起を設けておくことで、一つのセンサ6でも、進退を検出することができる。 (もっと読む)


【課題】 タングを二枚のブレードで形成するスライダーを針本体に対して後退させるクリア時に、タングをスライダー溝に沈めるための案内を確実に行わせることが可能な、横編機の複合針を提供する。
【解決手段】 (b)に示すクリア時には、ブレード14の頭部14gはスライダー溝12cのクリア部12iに収容され、張出し部12e下面の押圧部12fで傾斜部14fが押圧される。タング14aはスライダー溝12c内に沈められ、編目は針幹12bに沿って円滑に後退することができる。アーム14bは、張出し部12eの上方を越えて後方に延出されるので、タング14aに後続して湾曲部14eを設けても、針本体12にスライダー13を上方から組合せて複合針11を形成することができる。 (もっと読む)


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