説明

株式会社島精機製作所により出願された特許

1 - 10 / 357


【課題】 摩擦抵抗を減らして、駆動トルクを小さくし、適切な巻下げ力で安定した編成を可能にする編地巻下げ装置を提供する。
【解決手段】 下の駆動軸15は、横編機の基体に対して回転可能に支持され、(a)に示す方向11a,12aの回転駆動力が伝達される。上の駆動軸14に対し、転がりで回転を支持する支持ローラ27を備えるので、上の駆動軸14を回転させて巻下げベルト13を周回させる際の摩擦抵抗を減らして、下の駆動軸15への駆動トルクを小さくすることができ、適切な巻下げ力で安定した編成が可能になる。 (もっと読む)


【課題】摺動抵抗付与板部の湾曲部分の一側方の空間を塵埃の堆積によって他側方へ膨らみ難くして、空間内からの塵埃の除去作業を遅延させることができる横編機の複合針を提供する。
【解決手段】スライダー3に、スライダー基体31と、スライダー基体31に支持されてそれぞれ後方へ延びる2枚のブレード32,33と、各ブレード32,33のうちの一方に前端が一体に連設されて後方へ延び、ニードルプレートに湾曲部分371を摺接して摺動抵抗を付与する摺動抵抗付与板部37と、スライダー基体31に設けられ、摺動抵抗付与板部37の前端を一側方から固定する固定部43、及び後端を一側方から摺接させる摺接部44とを備えた複合針1を前提とする。そして、スライダー基体31に、固定部43と摺接部44とを湾曲部分371の上方を延びて連結する連結部311を設け、この連結部311は、湾曲部分371の一側方が切除されている。 (もっと読む)


【課題】構造を簡単にしてコストの低廉化を図りつつ小型にしてキャリッジに対する搭載スペースのコンパクト化を図ることができる度違い装置を備えた横編機を提供する。
【解決手段】カムプレート21に並設され、天山カム23の斜面と平行な第1長溝37及び第2長溝38と、フル高さの第2バット14に係合する第1度決めカム面35を有する第1カム31を第1長溝37に沿って移動させ、かつハーフ高さの第2バット14に係合する第2度決めカム面34を有する第2カム32を第2長溝38に沿って移動させるとともに、第1度決めカム面35と第2度決めカム面34とを均一又は段差状に変更させるように制御する制御カム44と、制御カム44を駆動するステッピングモータ48と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で裁断刃の長寿命化を図り、裁断刃の交換作業を軽減することができる裁断機を提供する。
【解決手段】シート状物4に対する裁断は、傾斜裁断刃5を上方からシート状物4に突刺した状態で、刃縁5bの一部となる作用位置5cで行われる。傾斜裁断刃5の昇降移動を行うために、裁断刃昇降機構6が備えられている。一つの作用位置5cで刃縁5bとしての寿命が到来しても、制御部7が他の作用位置5cに切換えて、裁断を続けることができる。ただし、刃縁5bは傾斜しているので、刃先5aに対する作用位置5cの高さによって、裁断ヘッド2の基準位置と作用位置5cとの距離も変化する。この変化分は、制御部7が裁断データを補正して裁断ヘッド2の制御を行うことによって、誤差なく裁断を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】表裏の一方が膨らんで他方がフラットで、所望の位置を膨らませることができるスペーサファブリックを提供する。
【解決手段】表編地でも裏編地でも複数の編目毎に間隔を置き、かつ向かい合う編目にタックしないように、表編地の針に保持された編目と裏編地の針に保持された編目とに連結糸を交互にタックすることを、表編地と裏編地の各編目にタックするように編目を異ならせて繰り返し、複数の編目毎に間隔を置き、表編地のタックされた編目上に次の編目を形成し、複数の編目毎に間隔を置いて、裏編地のタックされた編目上に次の編目を形成したのち、次の編目を形成する編目を異ならせながら、表編地と裏編地のタックされた各編目に次の編目を形成し、かつフラットにする側の編地に対して最初に次の編目を形成すると共に、膨らませる側の編地のタックで、最初に次の編目を形成したタックと連結糸によりつながっているタックに最後に次の編目を形成する。 (もっと読む)


【課題】べら針を備える横編機を用いて割増やしによって増し目を形成しても、その増し目に編糸が巻き付かない編地の編成方法を提供する。
【解決手段】一方の針床FBに並ぶべら針の側面に設けられる目移し用の羽根がある側に向かう方向を第一方向RS、その反対の方向を第二方向LSとしたとき、給糸口8を第一方向RSに移動させて、対象編目1に割増やしを行なう(工程α)。工程αの割増やしによって他方の針床BBに目移しされた対象編目1である増し目3の位置を超える位置まで、給糸口8を第二方向LSに移動させる(工程β)。その増し目3を、一方の針床FBの空針に目移しする(工程γ)。工程γで目移しした増し目3の位置を超える位置まで、給糸口8を第一方向RSに移動させる(工程δ)。工程δと同時、あるいはその後に、増し目3よりも第一方向RS側で新たな編目4を形成する(工程ε)。 (もっと読む)


【課題】簡易な加工でガイド溝内部でのガタつきを抑えつつファインゲージ化に伴う針本体の強度の低下を抑制することができる複合針を提供する。
【解決手段】フック部材22の前端部を前後方向へ延びるスライダー溝にスライダー3を摺動自在に収容し、このスライダー3に、スライダー基体31と、フック部材22の針幅方向中央位置において重ね合わせたブレード32,33とを備えた複合針を前提とする。フック部材22の支持面部25の前後方向中央部付近に、フック部材22の針幅方向中央位置を前後方向へ延びるガイド溝41を凹設する。ガイド溝41に、一方のブレード32を他方のブレード33の先端よりも突出させてフック部材22の針幅方向中央位置へオフセット曲げした突起42を挿入するとともに、ガイド溝41を突起42の針幅方向の寸法に相当する溝幅に設定している。 (もっと読む)


【課題】従来よりも安定的に選針を行なうことができる横編機の選針システムを提供する。
【解決手段】編針200の一部を構成するセレクタ4と、針床100の長手方向に往復するキャリッジ300に設けられる選針装置2と、を備える選針システム1である。セレクタ4は、歯口側とは反対側の尾端側に伸びる接極子43と弾性脚片44と、を備える。また、選針装置2は、選針アクチュエーター10と、割り込みカム20と、を備える。割り込みカム20は、選針アクチュエーター10に対向する位置に迫り出して設けられ、キャリッジ300が針床100上を走行したとき、セレクタ4の接極子43と弾性脚片44との間に割り込んで両者43,44の間隔を拡げる。その結果、セレクタ4は、割り込みカム20が設けられるキャリッジ300に支持される。 (もっと読む)


【課題】針床の左右に並んだ状態の編地部を接合する際に、糸切れなどの編糸の損傷が生じ難い編地の接合方法を提供する。
【解決手段】第一編地部3Lと、第二編地部2を編成し、第一編地部3Lを編成する第一給糸口8を用いて、第一編地部3Lの一部の編目と第二編地部2の一部の編目を袋編みで接合する。その後、袋編みされた部分と第一編地部3Lを、第二編地部2側に向かって移動させる工程αと、第一編地部3Lのみを第二編地部2側に向かって移動させる工程βと、工程αと工程βで形成された重ね目61〜64を両端部とする袋編みを行なう工程γと、を繰り返す。その繰り返しの途中、少なくとも1回、第一給糸口8を用いて、第一編地部3Lの引き返し部4Lを形成する。 (もっと読む)


【課題】固定シンカー付近のループの掻き下ろしを円滑に行うとともに、ループ押え部の下方への揺動量を小さくして揺動スペースのコンパクト化を図り、かつループプレッサー及び補助床を簡単にレイアウトすることができるループプレッサーを備えた横編機を提供する。
【解決手段】横編機のループプレッサー21を補助床20の収容溝22内に収容し、ループ押え部212をアーム215と進退動カム41とで下向きに付勢する。進退動カム41で、進出時にループ押え部212を下方に揺動させ、後退時に揺動復帰させる。ループ押え部212にヤーンガイドの機能を兼ね備えさせるとともに、ループプレッサー21及び各補助床20を歯口部gに向かってループ押え部212の進出方向で斜め上方から斜め下方向きにそれぞれ傾斜させている。 (もっと読む)


1 - 10 / 357