説明

株式会社日阪製作所により出願された特許

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【課題】 伝熱プレート同士をロウ付けするためのロウ材の使用量を増加させることなく、伝熱プレートの伝熱部と封止部とを接続する接続部分に沿って形成される隙間における流体の流通を阻止することのできるプレート式熱交換器を提供する。
【解決手段】 両面に複数の凹条及び凸条の形成された伝熱部と、該伝熱部に対して面交差する方向に伝熱部の外周全周から延出した無端環状の封止部とを備えた複数の伝熱プレートが重ね合わされた状態で各伝熱部を境にして熱交換流体を流通させる第一流路と被熱交換流体を流通させる第二流路とが交互に形成されたプレート式熱交換器において、各伝熱プレートは、伝熱部同士が面接触する領域に隣接した伝熱部と封止部との接続部分の少なくとも一カ所に、伝熱部と封止部との間で真っ直ぐに延びる直線状又は平面状の接触部が形成され、伝熱部同士を面接触させて隣り合う伝熱プレートの前記接触部同士が重なり合ってロウ付けされていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】傾斜させた複数の凸条及び凹条を交互に形成した波形伝熱部が、凸条及び凹条の傾斜の向きを交互に逆向きになるように設けられた横向きヘリンボーン状の伝熱プレートにおいて、高い伝熱性能を有しつつ、凸条及び凹条の傾斜の方向が転換する折返部で流体の圧力損失が大きくならないような伝熱プレートを備えたプレート式熱交換器を提供する。
【解決手段】伝熱プレート10には、傾斜させた複数の凸条及び凹条を交互に形成した波形伝熱部11と折返部12とが一端部側から他端部側に交互に設けられる。波形伝熱部11の凸条11a及び凹条11bは、流体が凹条11bに沿って流れるように伝熱プレートの中心線Lと平行な線Kに対して急勾配に設けられる。折返部12の凸条12a及び凹条12bは、該凹条12bに沿った流体の流れを段階的に方向転換するように、折返部12の凸条12a及び凹条12bが中心線Lと平行な線Kに対して2方向の低勾配に設けられている。 (もっと読む)


【課題】組み立てや分解を行うときのハンドリング性を向上させることのできるプレート式熱交換器用の伝熱プレートを提供することを課題とする。
【解決手段】プレス成形によって略長方形状の金属プレートの両面に複数の凹条及び凸条が長手方向と直交する幅方向に延びる仮想線に対して傾斜するように形成されるとともに前記凹条及び凸条を含む領域に流路を形成すべくガスケットが配置される環状のガスケット装着溝が形成され、該ガスケット装着溝が金属プレートの長手方向と直交する幅方向の両端縁に沿った一対のストレート部を有するプレート式熱交換器用の伝熱プレートにおいて、幅方向内側で各ストレート部に沿った所定範囲にある凹条及び凸条は、幅方向内側にある前記所定範囲の境界を基準とする幅方向内側の対称位置にある凹条及び凸条に対して逆向きに傾斜していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 被熱交換流体を効率的に冷却できる上に、完全にガス化した冷媒を排出することのできる蒸発器を提供する。
【解決手段】 伝熱プレートを境にして第一流路と第二流路とが交互に形成され、冷媒流入路及び冷媒流出路が第一流路の形成される領域を通るように一方向に間隔をあけて形成され、被熱交換流体流入路及び被熱交換流体流出路が第二流路の形成される領域を通るように一方向に間隔をあけて形成され、伝熱プレートの一方の面間に形成された仕切部を境に第二流路が形成されるとともに被熱交換流体よりも温度の高い加熱流体を流通させる第三流路が形成され、伝熱プレートの他方の面間に第一流路が形成され、第三流路に対して加熱流体を流出入させる加熱流体流入路及び加熱流体流出路が第三流路の形成される領域を通るように形成され、冷媒流出路が第三流路の形成される領域を通るように形成される。 (もっと読む)


【課題】原料に物理的、化学的ダメージを与えることなく粘稠原料を生成することができるようにしたピューレ状食品の製造装置及びピューレ状食品の製造方法を提供する。
【解決手段】このピューレ状食品の製造装置は、所定のサイズにカッティングした野菜を粗砕することで固形分を含んだ原料を生成し、該原料に圧力を加えることで磨砕し、固形分粒子を微粒子化した粘稠原料を生成するもので、前記原料に任意の圧力を加えることが可能なまで、固形分を含んだ原料中の溶存気体を脱気する脱気手段(脱気ポンプ)2と、脱気された原料に圧力を加えて磨砕することで、原料中の物質の粒径をナノレベルに超微粒子化した粘稠原料を生成する微粒子化手段3とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 熱交換率の向上を図ることができるプレート式熱交換器を提供する。
【解決手段】 プレート式熱交換器1には、伝熱プレート2,3の一端側に熱交換媒体流入路6が設けられ、伝熱プレート2,3の他端側に熱交換媒体流出路7が設けられている。また、伝熱プレート2,3の一端又は他端側の何れか一方に被熱交換媒体流入路9が設けられ、伝熱プレート2,3の一端又は他端側の何れか一方に被熱交換媒体流出路10設けられている。熱交換媒体流通空間4を形成する伝熱プレート間には、伝熱プレート2,3の一端側と他端側との間に熱交換媒体流通空間4を仕切る第一仕切部21a及び第三仕切り部23aが形成されている。被熱交換媒体流通空間8を形成する伝熱プレート間には、伝熱プレート2,3の一端側と他端側との間に被熱交換媒体流通空間8を仕切る第二仕切部22a及び第四仕切り部24aが形成されている。 (もっと読む)


【課題】高温流体を流通させる一次側流入路を画定するリングガスケットが熱劣化することを抑制でき、伝熱プレート間の封止状態を長期に亘って維持させることのできるプレート式熱交換器を提供する。
【解決手段】積層された複数の伝熱プレートのそれぞれを境にして一次側主流路と二次側主流路とが交互に形成され、各伝熱プレートの第一開口が連なって高温流体を一次側主流路に流出入させる一次側流入路及び一次側流出路が形成され、各伝熱プレートの第二開口が連なって低温流体を二次側主流路に流出入させる二次側流入路及び二次側流出路が形成され、二つの第二開口を取り囲むように配置された状態で隣り合う伝熱プレートの一方の面間に介装された二次側主流路形成用ガスケットが、第一開口回りに配置された状態で前記一方の面間に介装されたリングガスケットの外周を取り囲んで配置されている。 (もっと読む)


【課題】 移送用管路からの繊維が滞留槽内の繊維を追い越してしまうことを防止することができ、繊維に対する各種処理を円滑に行うことのできる液流式繊維処理装置を提供する。
【解決手段】 滞留槽から駆動リールで引き上げた繊維をノズルから噴射した処理液の液流で移送用管路の下流側に移送して滞留槽に戻すように構成され、繊維進行領域が、移送用管路からの繊維が進入する繊維進入領域と、繊維進入領域の下流側で繊維を滞留させる滞留領域とに区画され、滞留槽は、繊維進行領域の両側を画定する一対の槽壁を備え、一対の槽壁は、少なくとも繊維進入領域を画定する部位に互いの間隔が下方側ほど幅狭になるように傾斜した傾斜部を備え、各槽壁の傾斜部は、処理液の液面よりも下方に形成され、繊維進入領域への進入に伴って処理液中に沈没した繊維を支持しつつ進行方向に案内可能に形成され、繊維を進行方向と直交する横方向の移動を規制する。 (もっと読む)


【課題】 弁体、ハウジング、及びシート保持体のそれぞれの間でのシールを適正に図ることのできるバルブ装置を提供する。
【解決手段】 弁体と、弁体の連通路を介して連通する二つの主通路が形成されたハウジングと、シート材を保持しつつ主通路の中心方向に移動可能に設けられたシート保持体と、シート保持体を弁体側に付勢する付勢手段と、シート保持体とハウジングとの間をシールするシール手段とを備え、シート保持体は、シート材を保持する保持部に連続する筒状ガイド部を備え、ハウジングには、シート保持体を収容する収容部が形成され、シール手段は、筒状ガイド部の外周とハウジングの内周との間に介設可能に筒状に形成されて筒状ガイド部及びハウジングに挟まれた部分に径方向に変形可能なシール部を備え、弁体収容室と収容部における付勢手段の収容した空間とを連通させた連通部が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 冷媒と被冷却体とを熱交換させるに当り、装置全体として本来あるべき熱交換性能を発揮させることのできるプレート式熱交換器を提供する。
【解決手段】 各伝熱プレートを境にして冷媒用流路と被冷却体用流路とが交互に形成され、冷媒流入路及び冷媒流出路が形成されるとともに、被冷却体流入路及び被冷却体流出路が形成されたプレート式熱交換器であって、複数の冷媒用流路は、積層方向で所定の数毎に液密又は気密に仕切られて二つ以上のブロックに区画されるとともに、冷媒流入路がブロックの数に対応して二つ以上形成され、二つ以上の冷媒流入路は、それぞれ異なるブロックの冷媒用流路に繋がるように形成される一方、冷媒流出路が前記積層方向の全ての冷媒用流路に連通するように形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


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