説明

株式会社ニッキにより出願された特許

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【課題】ガス燃料用レギュレータについて、高圧部の充分な耐圧性能を確保しながら過大な重量増加や製造コストの高騰を防止する。
【解決手段】シート部材12と弁体11からなる調圧弁を有して減圧前のガス燃料の流路を形成する高圧部Aと、調圧室14を有して調圧弁を通過した減圧後のガス燃料の流路を形成する低圧部Bを備えて、導入したガス燃料を所定圧力に減圧・調整して下流側に送出するガス燃料用レギュレータ1Aであって、その高圧部Aはこれを構成する高圧部ボディ3とともに所定レベル以上の耐圧性能を備えたカートリッジ容器4内に気密的に挿入された状態で着脱可能に本体ボディ2側に装着されており、本体ボディ2側に設けられた低圧部Bの耐圧性能が高圧部よりも所定レベル以上低く設定した。 (もっと読む)


【課題】ガス燃料用レギュレータの調圧機構について、組付けに過剰な手間を要しないものとしながら組付け後にシート部材と弁体の芯調整を不要にする。
【解決手段】シート部材120と、先端側に傾斜面を有した弁体11と、弁体11を同軸的に有して軸線方向に往復摺動する弁軸10とを備えて、調圧室の圧力を一定に維持する調圧機構を構成しており、導入したガス燃料を減圧・調整して下流側に送出するガス燃料用レギュレータ1Aであって、シート部材12が、基端側を押圧手段で押圧されて先端面をシート部材配設面に密着して配設されているとともに外周側に隙間を有して軸直方向に所定範囲で摺動可能とされており、弁体11が閉弁側に動作することでその傾斜面がシート面12a側に当接しながら弁体11の軸芯にシート部材12の軸芯が一致する方向に摺動を案内し、閉弁状態で弁体11の軸芯とシート部材12の軸芯が一致する。 (もっと読む)


【課題】ベーパライザのLPG加熱装置について、ヒータユニットにおける電極板の接触不良の発生を回避できるようにする。
【解決手段】2枚の電極板12,13の間にPTCセル11を挟んで外周側をシール部材15で封止してなるヒータユニット10,10を内蔵したLPG加熱装置1において、ヒータユニット10複数枚が並列して内蔵されているとともに、対向するヒータユニット10,10の電極板12,12間に、少なくとも1個のばね8が両端側を電極板12,12の外面に当接して圧縮状態で挟装されているとともに、複数枚のヒータユニット10,10の内で最外側に位置するヒータユニット10の外側の電極13,13に沿ってばね8の配置位置にばね8の弾発力を受け止める支持部材51が配置されている。 (もっと読む)


【課題】ベーパライザのLPG加熱装置について、ヒータユニット内部にLPGガスが侵入することによる電極板の接触不良の発生を回避できるようにする。
【解決手段】2枚の電極板12,13の間にPTCセル11を挟んで外周側をシール部材17で封止してなるヒータユニット10,10を内蔵したLPG加熱装置1Aにおいて、そのヒータユニット10の少なくとも一方の電極板13にヒータユニット10内部と外部を連通させる連通孔13bが穿設されているとともに、この連通孔13bで内側から外側への流れのみを許容するチェックバルブ15が配設されており、液体LPGのヒータユニット10内部への侵入は阻止しながら、ヒータユニット10内部にLPGガスが侵入して内部圧力が外部圧力よりも所定レベル以上高くなった場合に、チェックバルブ15が開弁して内外圧力差を減少させる。 (もっと読む)


【課題】電子ガバナシステムについて、故障の発生を的確に検知してシステムにおける安全性を充分に確保できるようにする。
【解決手段】スロットル位置センサ14を有した電子制御スロットル30と、クランク角度センサ12と、スロットル位置信号及びエンジン回転数信号を検知しながらスロットルバルブ32を開閉操作して目標エンジン回転数を維持する電子制御ユニット10Aとを備えた電子ガバナシステム1Aにおいて、その電子制御ユニット10Aが、スロットル位置データとスロットル制御目標値の偏差の絶対値が所定のしきい値を所定時間以上継続して超えた場合にスロットル制御系の故障が発生したと判定する第1の故障判定方法を実施し、エンジン回転数が所定の回転数を所定時間以上連続して超えた場合にシステムに深刻な故障が発生したと判定する第2の故障判定方法を実施して、各判定結果に応じた所定の動作を行うものとした。 (もっと読む)


【課題】プランジャ往復動式の燃料ポンプについて、燃料加圧室からカム室に液相の燃料が流入することを防止して良好なポンプ性能を確保できるようにする。
【解決手段】シリンダ34内周側に形成した漏れ燃料貯留室33Aとこれを燃料タンク2に接続する漏れ燃料回収路7とを備えてシリンダ34とプランジャ35の隙間を通過した漏れ燃料を燃料タンク2に戻す燃料ポンプにおいて、漏れ燃料貯留室33Aが連通路38,39でカム室31に接続されて途中に気液分離室37が設けられ、気液分離室37の気相部に開口したカム室31に至る連通路39をフロート37aの上下動で開閉するバルブ37bが配設されて、気液分離室37の漏れ燃料の嵩が所定レベル未満でバルブ37bは開弁状態を維持し漏れ燃料貯留室33Aとカム室31の圧力を均衡させ、嵩が所定レベル以上でバルブ37bが閉弁し液相の漏れ燃料が連通路38,39を通りカム室31に流入するのを回避するものとした。 (もっと読む)


【課題】ガスエンジンの燃料供給装置について、コスト高騰を伴うことなく燃料ポンプのカム室に漏出する燃料の量を低減しポンプ寿命の短縮化を回避する。
【解決手段】燃料ポンプが、プランジャ302外周から遠心方向に延設されカム室301側と燃料加圧室300側とを気・液密的に区画するダイヤフラム304を往復変位可能な状態で備えており、ダイヤフラム304を挟んだ燃料加圧室300側に漏れ燃料貯留室305が形成され、これから燃料戻し通路306が延設されて燃料タンク2内部に連通し、ダイヤフラム304を挟んだカム室301側の空間から気相つなぎ配管が延設されて燃料タンク内部に連通した。 (もっと読む)


【課題】過濃側空燃比でフィードバック制御を行う場合に、コストの高騰を招くことなく目標空燃比を精度高く実現できるようにする。
【解決手段】燃料供給手段としての燃料噴射弁5、エンジン運転状態検出手段としてのエンジン回転数センサ14及び排気管圧力センサ15、空燃比情報検出手段、電子制御ユニット10Aを備えており、電子制御ユニット10Aが、空燃比情報検出手段による空燃比情報を基にしてエンジン運転状態検出手段によるエンジン負荷情報を用いながら目標空燃比を実現するための燃料噴射量を決定した後、燃料噴射弁5に駆動信号を出力して主に過濃側空燃比でフィードバック制御を行う空燃比制御装置1Aにおいて、その空燃比情報検出手段を排気温度センサ11として、検知した排気温度情報を基に所定の導出方法によりそのときの空燃比を推定しながら制御に使用することを特徴とするものとした。 (もっと読む)


【課題】過剰なコストアップを招くことなく、スロットルバルブのアイシングを確実に防止又は解除できるようにする。
【解決手段】本体1を貫通して設けた吸気通路2にスロットルバルブ軸30で支持されたスロットルバルブ3が開閉可能に配設されているエンジン用スロットルボディ2Aにおいて、そのスロットルバルブ軸30を挿設する軸孔20が本体1外周面所定位置から反対側の外周面まで貫通して設けられ、軸孔20の先端側部分にプラグ状の電気ヒータ31が外側から挿設されてその発熱部が挿設されたスロットルバルブ軸30の先端側に近接しており、電気ヒータ31に通電することでスロットルバルブ軸30を先端側から昇温させて熱伝導でスロットルバルブ3周縁側まで昇温させて、スロットルバルブ3が氷で固着することによるアイシングを防止又は解除する。 (もっと読む)


【課題】気化器のオートチョーク装置について、コストの高騰やレイアウト上の制限を伴うことなく、エンジンの暖機状態に応じてチョーク機能を適切に発揮できるようにする。
【解決手段】チョークバルブ32と、吸気通路2から延設されて負圧導入路を形成する負圧導入管36a,36b,36cと、その末端に接続され吸気負圧の変動により作動してチョークバルブ32の開閉を行う負圧アクチュエータである完爆開弁機構33とを備えて、エンジン始動時に閉弁しているチョークバルブ32をエンジン始動後の吸気負圧の増大で完爆開弁機構33が作動して開弁するオートチョーク装置において、負圧導入管36cの完爆開弁機構33上流側に負圧導入路を開閉する温度感応性の開閉弁35aを配設して、所定レベル以上に暖機している場合にのみ開閉弁35aを開いて完爆開弁機構33が作動可能な状態にする。 (もっと読む)


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