説明

株式会社ニッキにより出願された特許

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【課題】メイン燃料通路から分岐したスロー燃料通路を備えている気化器において、簡易な構成でバックブリードを防止できるようにする。
【解決手段】スローエアブリード通路9に空気を導入するスローエア取込口が吸気通路10側に開口し、スロー燃料通路6が上流側でメイン燃料通路4の途中に接続されているとともに下流側でスローエアブリード通路9と合流して末端を吸気通路10側に開口しており、メイン燃料通路4が吸気通路10のベンチュリ部8でメインノズル7を突出した状態で開口しているエンジンの気化器において、メイン燃料通路4が開口している位置の吸気通路内径と同等以下の内径となるベンチュリ部8の所定位置にスローエア取込口9Aを開口した。 (もっと読む)


【課題】金属製の弁体を備えたガス燃料用レギュレータについて、コストアップやサイズアップを最小限としながら、ガス燃料の減圧に伴う異音の発生を防止する。
【解決手段】基端側をダイヤフラム5で支持された略柱状で金属製の弁体4を調圧室8内の圧力変動に応じてその中心軸線に沿って往復摺動させることにより弁開閉動作を行う調圧弁を備えており、導入したガス燃料を所定圧力に減圧・調整しながら下流側に送出するガス燃料用レギュレータ1Aにおいて、ガス燃料が調圧弁を通過するのに伴い弁体4に生じた振動が伝搬されることで互いに接触して異音を発生させる部品であるバルブナット41、ダイヤフラムプラグ51間に、振動の緩衝手段として所定の粘性を有し振動緩衝力を発揮する液剤を充填してなる緩衝部55が設けられており、その部品間に伝搬されるで振動を緩衝する。 (もっと読む)


【課題】ガス燃料用インジェクタについて、そのサイズアップを最小限に抑えながら高い燃料漏出防止機能を発揮できるようにする。
【解決手段】燃料通路開閉手段を構成する開閉弁の弁体が弁バネで閉弁方向に付勢されており、エンジン駆動時に開弁してガス燃料を噴射し、エンジン停止時に閉弁して燃料通路を閉止するガス燃料用インジェクタ1Aにおいて、その燃料通路開閉手段を、電磁駆動式の第1の開閉弁11とその上流側に配置した電磁駆動式以外の駆動手段による第2の開閉弁21Aを備えた直列2段式とし、エンジン駆動時に第2の開閉弁21Aが開弁状態を維持しながら、第1の開閉弁11により電磁駆動で開閉制御する。 (もっと読む)


【課題】ガス燃料用インジェクタの開弁動作で可動コアが固定コアに過剰な衝撃力で衝突しないようにして、過大な作動音の発生や耐久性の低下を回避する。
【解決手段】固定コア2の外周側に捲回したコイル2aに通電することによりヨーク3A、固定コア2、可動コア4Aを通る磁気通路を形成して可動コア4Aが固定コア2側に吸引されて開弁し通電を維持することにより開弁状態を維持する電磁駆動式のガス燃料用インジェクタ1Aにおいて、ヨーク3Aの挿通孔30A内周側と可動コア4A外周側とで構成される部分が、コイル2aへの通電で少なくとも開弁動作開始時に必要な可動コア4Aの吸引力を発生させる磁気通路を形成させるとともに開弁動作で可動コア4Aが固定コア2に接近するのに従って吸引力を減小させる吸引力調整構造を備えた。 (もっと読む)


【課題】アルコール含有燃料噴射制御装置について、制御システムにおけるコストの高騰を伴うことなく、アルコール含有量の異なる様々な種類の使用燃料に対応して的確な空燃比制御を実行する。
【解決手段】エンジン1の燃料噴射制御システムに配設され、空燃比センサとしてのO2センサ8による出力信号を検知しながらアルコール含有燃料の噴射をフィードバック式に調整することにより空燃比制御を行うアルコール含有燃料噴射制御装置である電子制御ユニット14において、燃料系に配置したアルコール濃度センサ15からの濃度信号をもとに換算した燃料のアルコール含有量に応じて使用するアルコール含有燃料に適した前記制御内容に切替えて制御を実行する。 (もっと読む)


【課題】スロットル位置センサを備えていない電子ガバナにおいて、長期間に亘って目標エンジン回転数を安定的に維持できるようにする。
【解決手段】少なくともエンジン回転数センサ12による出力信号が入力されている電子制御ユニット10Aが、エンジン運転状態に応じてアクチュエータ13を介しスロットルバルブ32を開閉操作することにより、目標エンジン回転数を維持させるものとした電子ガバナ1Aの制御方法において、電子制御ユニット10Aが、所定の情報を基に所定の手法によりスロットル位置を推定し、この推定したスロットル位置のデータを検知しているエンジン回転数データとともに目標エンジン回転数を実現させるための制御データとして用いながら、目標スロットル位置を実現するようにスロットルバルブ32の自動開閉を行う。 (もっと読む)


【課題】エンジン冷却水の熱を利用したベーパライザの熱交換性能とヒータへの循環水量の確保とを両立する。
【解決手段】ガスエンジン1の冷却水ジャケットから延設され、エンジン冷却水の循環水とガス燃料との間で熱交換を行う内部通路30を有したベーパライザ3が途中に配設され、ベーパライザ3下流側に循環水の熱を利用するヒータ4が配設されており、ヒータ4下流側で冷却水ジャケットに接続されてエンジン冷却水の循環路を構成する冷却水配管構造において、ベーパライザ3上流側で分岐しベーパライザ3をバイパスしてヒータ3上流側またはヒータ3に接続するバイパス21路が設けられ、バイパス路21への分岐部にベーパライザ3上流側の循環水が所定圧力以上になることで開弁して循環水の一部をバイパス路21に逃がし循環水が所定圧力未満になることで閉弁するバイパスバルブ20を設けた。 (もっと読む)


【課題】コストの高騰を伴うことなく混合用エアー不足による供給燃料の混合気過濃を回避する。
【解決手段】定燃料室2と吸気通路10とを接続するメイン系燃料通路3で主としてエンジンに燃料混合気を供給し、管状の周壁でメイン系燃料通路3の一部を構成しながら先端を吸気通路10に開口するとともに周壁中間位置の所定範囲に複数のエマルジョンホール41を穿設した気液混合部40を有してなるメインノズル4と、吸気通路側10に開口したエアー取り込み口から導入した混合用エアーを気液混合部40の外周空間に送るメイン系のエアブリード通路とを備えた気化器1Aにおいて、メイン系のエアブリード通路が2系統並列に設けられており、第1のエアブリード通路6が気液混合部40外周空間の上側部分に接続され、第2のエアブリード通路7を気液混合部40外周空間の下側部分に接続されている。 (もっと読む)


【課題】小容量の発電機の使用が可能で且つエンジンが容易に始動できるとともに稼働時の電気的な負荷エネルギーにも対応できて小形化・軽量化を可能なリコイル型の汎用エンジンを提供する。
【解決手段】少なくともエンジン1の始動に必要な点火装置51に接続されるとともに継電器6に接続された発電機3の出力回路4と、出力回路4に接続された電圧検出回路81により検出された出力回路4の電圧により継電器6をON/OFF制御する制御回路8と、継電器6を介して発電機3の出力回路4および点火装置51を含むエンジン1の負荷5に接続された電気二重層コンデンサ7とを有し、発電機3の出力回路4に電圧が生じていないエンジン始動時に継電器6をOFF作動させてリコイル2により回転する発電機3によりエンジンを始動し、エンジン1が始動して発電機3の出力回路4に所定の電圧が生じたときに継電器6をON作動させて電気二重層コンデンサ7を充電し、その電力をエンジン1の負荷に供給する。 (もっと読む)


【課題】燃料増量機構を備えた気化器について従来よりも少ない部品点数で簡易な構成としながら、高速・高負荷運転に対応した燃料増量を得られるようにする。
【解決手段】本体ボディ下方の定燃料室3内に、内部を貫通する縦孔にメインノズル10が挿設されるとともにメインノズル10外周側の空間が隔壁8で上下に分離されて上側にエマルジョン室6Aを形成し下側にメインウェル室5Aを形成してなる柱状体4Aが垂設され、通常運転時にメインノズル10先端から吸気通路に燃料を供給する気化器において、隔壁8にこれを上下に貫通する燃料増量用の連通孔80を設け、高速運転または高負荷運転の少なくとも一方の運転によりエマルジョン室6A側の負圧が所定レベルを超えた場合に、メインウェル室5Aの燃料が連通孔80を通りエマルジョン室6Aに流入してメインノズル10を経由するメイン系統の供給燃料を増量させる。 (もっと読む)


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