説明

株式会社ニッキにより出願された特許

81 - 90 / 296


【課題】エンジンに液体LPG燃料を所定圧力の気化ガスにして供給するベーパライザの電熱器について、簡易な構成で高い熱交換効率を実現できるようにする。
【解決手段】液体状態のLPG燃料を減圧・気化するベーパライザ1に設けられ、内部のLPG燃料の熱交換路に配置した複数の電気ヒータ101,102,103でLPGを電気的に加熱するための電熱器10において、その複数の電気ヒータ101,102,103を、燃料の進行方向に対して並列する数が縦列する数よりも多い配置とした。 (もっと読む)


【課題】トップフィード型のインジェクタを下側から嵌挿して使用するフューエルレールについて、その燃料供給通路内に液体燃料が混入または発生した場合に、液体燃料がインジェクタから噴射されるのを防止する。
【解決手段】燃料供給通路10を有する管状部材の下面側に長手方向所定間隔で複数開口したインジェクタ接続孔13に、トップフィード型のインジェクタ3を各々装着して使用するものであって所定圧力のガス燃料を複数のインジェクタ3を介してガスエンジンの各気筒に均等に分配して供給するフューエルレール1において、ガスエンジンに取り付けられたときに、燃料供給通路10内で最も低い底部よりも所定レベル以上高い位置にインジェクタ3への燃料導入口が開口するものとして、液体燃料が燃料供給通路10内で所定レベルまで溜まった場合でも、液体燃料がそのままインジェクタ3内に流入することを回避する。 (もっと読む)


【課題】複数気筒ガスエンジンの各気筒にガス燃料の混合気を分配して供給するミキサについて、コストの高騰及び配置スペースの増大化を伴うことなく、ガス燃料の混合気を各気筒に精度高く供給できるようにする。
【解決手段】燃料供給用のメインノズル30,40が各々露出して開口している複数の吸気通路3,4を備え、レギュレータ7から送出されたガス燃料の混合気を、複数気筒を有するガスエンジンの各気筒に分配して供給するための複数の燃料供給系統を備えているガスエンジン用のミキサ1において、異なる気筒間の吸気脈動で生じる圧力干渉を防止するための逆止弁35,45が、各燃料供給系統に各々設けられていることを特徴とするものとした。 (もっと読む)


【課題】燃料ギャラリーを備えて複数のインジェクタでエンジンの吸気通路に気体燃料を供給する燃料供給装置について、コストアップを伴うことなくスリム化を実現して優れた装着性を確保できるようにする。
【解決手段】燃料連結パイプ50で互いに直列的且つサイドフィード式に連結されてエンジンの吸気通路に気体燃料を噴射・供給するインジェクタ1Aにおいて、その本体ケーシングであるヨーク1a側面対角位置に、燃料連結パイプ50と連結させてこの燃料連結パイプ50内とヨーク1a内部とを接続させる接続構造である連結孔12,13を対で備えており、このヨーク1aが燃料ギャラリーを構成するためのインジェクタハウジングを兼ねたものとされ、このヨーク1a内周面とインジェクタ駆動機構16の外周面との間に形成した燃料通路が、燃料ギャラリーの一部であるギャラリー室10aを兼ねる。 (もっと読む)


【課題】燃料ホース等から燃料に溶出する可塑剤によって生じるインジェクタ弁体の作用面に施されたフッ素樹脂によるコーティング層と金属製のインジェクタシートとの貼り付き現象を回避し、密着性と剥離性をよくして優れた応答性を発揮させる。
【解決手段】弾性材により形成された基材2の表面にフッ素樹脂のコーティング層5を有する密接部材が作用面に配置されているインジェクタ弁体1と、このインジェクタ弁体1と接離するインジェクタシート4を有する弁座3とを有する気体燃料用インジェクタにおいて、インジェクタシート4の表面にフッ素樹脂粒子を含有したNi−Pめっきからなるコーティング層15を施すこととした。 (もっと読む)


【課題】電子ガバナ手段でスロットル開度を制御するエンジンシステムについて、コストの高騰を伴うことなくクラッチの接続時及び非接続時の双方で良好なエンジン運転性を確保できるようにする。
【解決手段】スロットル開度制御装置である電子制御ユニット1Aが、エンジン回転速度を含む検知データを用いて所定の算定方式でスロットル開度を決定し、電子制御スロットルモータ3に出力して運転状態に適したエンジン回転速度を維持するためのスロットル開度制御方法において、電子制御ユニット1Aがエンジン回転速度の変動状態を監視し、その変動レベルが予め定めた判定用基準値よりも大きい場合にクラッチ非接続状態と判定し、小さい場合にクラッチ接続状態と判定するものとして、スロットル開度を決定する際の算定方式をクラッチの接続状態と非接続状態との間でエンジン負荷状態に応じた異なるものに切り換える。 (もっと読む)


【課題】燃料ポンプ駆動モータの無駄な高回転によるモータにおける負荷の増加により生じる燃費の悪化、モータやモータドライバにおける温度の上昇を防止して耐久性を向上させる液化燃料エンジンにおける燃料圧力制御法を提供する。
【解決手段】燃料タンク2に貯留した液化ガス燃料を燃料ポンプ3で加圧して燃料供給管路9A,9Bを介してインジェクタ8に送りエンジン1に供給する液化燃料エンジンにおける燃料噴射圧力制御方法であって、エンジン回転数と吸入空気圧力のデータから得られる数式モデルをベースにシミュレーションを行い、最適な制御パラメータを決定し、この決定した制御パラメータを用いて燃料供給装置に備えた電子制御ユニット10において求まるエンジン1の要求する燃料噴射量に応じて必要とする燃料噴射圧力を決定する可変目標燃料噴射圧力制御法を導入した。 (もっと読む)


【課題】燃料ポンプ駆動モータの無駄な高回転によるモータにおける負荷の増加により生じる燃費の悪化、温度の上昇を防止して耐久性を向上させる液化燃料エンジンにおける燃料圧力制御法を提供する。
【解決手段】燃料タンク2に貯留した液化ガス燃料を燃料ポンプ3で加圧して燃料供給管路9A,9Bを介してインジェクタ8に送りエンジン1に供給する液化燃料エンジンにおける可変燃料噴射圧力制御方法であって、燃料供給装置に付設した各種センサによる実測値である複数のデータから得られる燃料供給装置の有する物理的関係を表す数式モデルを用いて実際に測定できない運転状態についてのシステムパラメータを推定し、その数式モデルをベースにシミュレーションを行い、最適な制御パラメータを用いて燃料供給装置に備えた電子制御ユニット10において求まるエンジン1の要求する燃料噴射量に応じて必要とする燃料噴射圧力を決定する。 (もっと読む)


【課題】LPG噴射システムについて、フィードバック制御用の圧力センサを用いて燃料成分の判定を行えるようにし、燃料組成の変化に対応可能な燃料噴射制御を低コストで実現する。
【解決手段】燃料ポンプ下流側の燃料圧力を検知しながらフィードバック制御で目標噴射圧力を維持するLPG噴射制御装置において、燃料ポンプ3における上流側の燃料圧力及び燃料温度からLPGの燃料組成を判定するためのLPGエンジンの燃料組成判定方法であって、LPG噴射制御装置である電子制御ユニット10Aは、検知した前記燃料ポンプ3の駆動電流の電流値から所定の導出方法で求めた前記目標噴射圧力と前記燃料ポンプ3上流側の燃料圧力の差圧である昇圧代を前記目標噴射圧力から差し引くことにより前記燃料ポンプ3上流側の燃料圧力を推定し、燃料ポンプ3上流側の燃料圧力を直接検出することなく前記燃料組成を判定する。 (もっと読む)


【課題】エンジンの燃料供給システムに設けられる加速ポンプ機構について、エンジン停止から再始動時直前までの間、加速ノズルから燃料が吸気通路に流出しないようにして、良好なエンジン再始動性を確保する。
【解決手段】定燃料室3から加速用の燃料を導入して貯留する加速燃料室20aとエンジン加速操作に連動して加速燃料室内20aの燃料を加圧する燃料加圧手段と加圧された燃料を吸気通路4の加速ノズル23まで送る加速燃料通路29とを備え、エンジン加速時に加速用の燃料を追加してエンジンに供給するための加速ポンプ機構1Aにおいて、エンジン停止時に閉弁して燃料の流通を封止する遮断弁130が加速燃料通路29に設けられて、少なくともエンジン停止から再始動時直前までの間は、加速ノズル23から燃料が吸気通路内4への流出を回避する。 (もっと読む)


81 - 90 / 296