説明

株式会社安来製作所により出願された特許

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【課題】 複合磁性部材用強磁性素材に高周波を印加する時に、連結部毎に生じる到達温度の差の問題を解決して、複数の連結部の到達温度を均一化し、全ての連結部の磁気特性のばらつきを抑制した弱磁性部を形成することが可能な複合磁性部材の製造方法を提供する。
【解決手段】 板状の強磁性素材に内空間部が形成され、前記強磁性素材の外周側に、前記内空間部により幅が狭められ、且つ、非溶融の弱磁性部が形成された複数の連結部を有する複合磁性部材の製造方法において、前記強磁性素材を600〜900℃の温度に予熱し、次いで、前記強磁性素材の外周を囲んで配置した高周波コイルより高周波を印可して、前記複数の連結部を自己発熱させて、前記連結部に非溶融のオーステナイトを主体とする金属組織を有する弱磁性部を形成する複合磁性部材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、トリバロイ(登録商標名)等のCo基系合金粉末の焼結体において、従来のように素材から機械加工等によって所望形状を削り出す等によることなく成形される3mm以下の薄肉部を有する射出成形焼結体の製造方法、およびCo基系合金粉末の射出成形焼結体である過給機用可動部支持部品を提供することである。
【解決手段】 本発明は、質量%で20≦Mo≦35、5≦Cr≦20、2≦Si≦4、Fe+Ni≦3、残部が不可避的不純物を含むCoであるCo基系合金粉末を射出成形により3mm以下の薄肉部を有する成形体とした後に焼結する射出成形焼結体の製造方法である。また、成形体の外面に溝幅1mm以下、溝深さ0.3mm以上の溝部を形成することができる。上述の製造方法により、格別の機械加工等を施すことなく安価なCo基系合金粉末の過給機用可動部支持部品を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 高価なNi基合金製のクリップと同等以上の特性を有した安価なクリップを提供する。
【解決手段】 被加熱部材を固定保持するクリップにおいて、該クリップは一枚の金属板で形成される底辺部と、該底辺部の両端から延びて弾性力によって近接する第1の側面部と第2の側面部を少なくとも有し、前記金属板は、MoとWの1種又は2種を含み、金属組織中に分散した平均粒径100nm以下の金属間化合物粒子を有するFe基合金でなるクリップ。Fe基合金の好ましい組成は、C0.20%以下、Si1.0%以下、Mn2.0%以下、P0.04%以下、S0.03%以下、Ni20.0〜60.0%、Cr10〜20.0%、MoとWの1種又は2種がMo+W/2で0.05〜5.0%、V1.0%以下(0%含む)、Al0.05〜3.0%、Ti1.5〜4.0%、Nb2.0%以下(0%含む)、B0.015%以下(0%含む)、残部は実質的にFeである。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、シート材のフルカットとパーシャルカットが1台の切断装置ででき、可動刃の位置決めの要部材がシート材の切断時に切断反力を受けて勝手に移動してしまうことがなく、切断前後で可動刃の待機位置がずれることがなく、機械的構成で可動刃のストロークを制御できるシート材切断装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、正逆両方向に回転するホイールと、ホイールに設置される駆動ピンと、駆動ピンの回転運動を可動刃の直線運動に変換するカム機構とを備える機械的構成を採用し、駆動ピンおよび可動刃とカム機構との係合動作を適切に制御することで、駆動ピンやカム機構が切断反力を受けても勝手に移動せず、切断前後でホイールの回転方向による可動刃の待機位置ずれを生じることなく、シート材のフルカットとパーシャルカットが1台の切断装置でできるシート材切断装置である。 (もっと読む)


【課題】 大きな剪断角と十分な強度を備えたロータリカッタ用回転刃を、簡易な構造と加工で実現し、均一で円滑な切断が得られ、搭載装置の小型軽量化、低価格化に寄与するロータリカッタの提供を目的とする。
【解決手段】 棒状体からなる回転刃と、直線状刃先線を有する固定刃からなるロータリカッタで、回転刃は、固定刃刃先線に対し剪断角を維持すべく切断方向に傾く回転刃刃先線と、棒状体の外側面に相当する逃げ面と、切断を営む主体となるすくい面と、により形成される刃先角を有し、すくい面は実質的に平面で、切断初期から途中まで形成される第一のすくい面と、回転刃刃先線においては第一のすくい面に連なり、切断後期まで形成される第二のすくい面を有し、第二のすくい面が形成する刃先角は第一のすくい面と連なる点において第一のすくい面の刃先角より大きくなるように形成される。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、刃先線が幅方向中央に向かってV字状に窪み、V字状の頂点から幅方向に所定位置離れた部分に切り欠きを有する可動刃が、固定刃刃先線に圧接摺動してシート材切断するシート材切断装置において、従来の可動刃に対する刃先衝突回避手段では解決できなかった問題を簡単な手段で防止し、シート材を安定かつ確実にパーシャルカットできるシート材切断装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、幅方向中央に向かってV字状に窪んだ刃先線を有する可動刃が固定刃刃先線に圧接しながら摺動しシート材を切断するシート材切断装置であって、可動刃には、V字状に窪んだ刃先線のV字状の頂点から幅方向に所定位置離れた部分に切り欠きが形成され、一方、固定刃刃先線を含む固定刃の可動刃との摺動部分には、切り欠きに対向する位置に可動刃刃先を固定刃刃先から離間する離間溝が形成されているシート材切断装置である。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、シート材のフルカットとパーシャルカットが1台の切断装置ででき、可動刃の位置決めの要部材がシート材の切断時に切断反力を受けて勝手に移動してしまうことがなく、切断前後で可動刃の待機位置がずれることがなく、機械的構成で可動刃のストロークを制御できるシート材切断装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、正逆両方向に回転するホイールと、該ホイールに設置される駆動ピンと、該駆動ピンの回転運動を可動刃の直線運動に変換するカム機構とを具備する機械的構成を採用することにより、駆動ピンおよび可動刃とカム機構とが係合する動作を適切に制御することで、駆動ピンやカム機構が切断反力を受けても勝手に移動せず、切断前後でホイールの回転方向による可動刃の待機位置ずれが生じることなく、シート材のフルカットとパーシャルカットが1台の切断装置でできるシート材切断装置である。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、シート材を押圧する押さえ部材自体を直接駆動させる構成の押さえ装置を具備するシート材切断装置において、より簡単な構造で確実な押圧力が得られ、押さえ部材が移動中に傾くことなく安定した押圧動作が得られるシート材切断装置を提供することである。
【解決手段】 シート材幅方向に延長された固定刃刃先に沿って可動刃を移動させてシート材を切断するシート材切断装置であって、可動刃を保持して移動するキャリッジと、シート材の一面をガイドする用紙ガイドと、シート材の押さえ装置を有し、該押さえ装置は、シート材幅方向に延長された支持軸と、支持軸に設置されるシート材の押さえ部材と、支持軸に押圧力を付与するコイルバネと、支持軸にリンクして支持軸の軸方向を補強するタイバーと、キャリッジと接触してタイバーを駆動しリンクした支持軸をシート材から離間する側に駆動するカム機構と、支持軸をガイドする旋回ガイドを有する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、ドブ断ちを伴うシート材切断装置において、シート材の切断時あるいは切断後に、シート材端部で形成されるドブを切断製品と干渉あるいは混在させずに一定方向へ導出し、切断品位の優れた切断製品を得ることができるシート材切断装置の提供を目的とする。
【解決手段】 回転駆動する第1の丸刃群と、軸支され前記第1の丸刃群の丸刃の刃先に対して圧接するように刃先が配設される第2の丸刃群とが、協働してシート材を切断するシート材切断装置であって、シート材端部で形成されるドブを一定方向に導出するためのガイドと、前記シート材端部で形成されるドブを支持するガイドローラとを具備するシート材切断装置である。前記シート材切断装置は、隣り合う条間で形成されるドブを一定方向に導出するためのガイドを具備することもできる。 (もっと読む)


【課題】 確実良好な切断ができる可動刃と固定刃が分離可能な分離型スライド式切断装置。
【解決手段】 可動刃11と固定刃21とが分離可能に配設され、固定刃21の支持部22が刃物保持部材31の受部32に支持され、刃物保持部材31に一体加工して成形された付勢部材(板ばね)33により両刃先が圧接するように付勢されている。支持部22と受部32との間に遊隙が設けられ、両刃先の刃幅方向の圧接力が均等に補正され、良好な切断ができる。 (もっと読む)


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