説明

株式会社巴技研により出願された特許

1 - 5 / 5


【課題】 必要最小限の部材を用いた簡素な構造にても高い強度で重量部品の昇降を可能にした塔状構造物のメンテナンス方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 既設タワー1の表面あるいは該既設タワー1の上端部に設置した構造物の保守点検のための塔状構造物のメンテナンス方法において、前記既設タワー1にほぼ平行に接続して組み上げられる一対のメンテナンス支柱2A、2Bに昇降フレーム5を昇降自在に設置するとともに、該昇降フレーム5を用いて既設タワー1の表面あるいは該既設タワー1の上端部に設置した構造物の保守点検を行うことにより、必要最小限の部材を用いた簡素な構造にても、既設タワー1の所定の強度を利用して接続された一対のメンテナンス支柱2A、2Bにて、安定した高い強度での重量部品の昇降を可能にした塔状構造物のメンテナンス方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】 初期値であるステー長さの調整が可能で、摩擦のみによる簡素な構造のダンパーにても、安全に制震作用が行え、低廉なクレーンステー用摩擦ダンパーを提供する。
【解決手段】 クレーンステー用摩擦ダンパー1を、所定の摩擦力が得られる摩擦材5を介して互いに摺動する内筒3および外筒2から構成し、前記所定の摩擦力以上の力によって前記内筒3と外筒2との間の相対位置を調整可能に構成するとともに、前記内筒3と外筒2との間の相対位置が所定間隔より大きくならないように規制機構(抜止めボルト等)6を設けたことにより、施工時のタワークレーンと建築物との間の設置寸法誤差に対するクレーンステー9の介設の許容能力が大きく、摩擦のみによる低廉で簡素な構造のダンパーにても、規制機構の存在により安全に制震作用が行える。 (もっと読む)


【課題】 地組みに適さない地理的条件下であっても、地上から低い空中位置にて安全に大型のブレード等の回転体を組み立てることが可能な、施工性および安全性に優れる塔状構造物構築用リフトアップ装置の旋回装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 リフトアップ装置3によりユニット部材が順次積み上げられて接続構成された塔状構造物2の上端部に、前記リフトアップ装置3によりリフトアップされた回転体9が取り付けられる塔状構造物構築用リフトアップ装置において、前記回転体9を水平面内にて組み立てる旋回装置8を前記リフトアップ装置3に着脱自在に設置したことにより、地組みに適さない地理的条件下であっても、地上Gから低い空中位置にて、水平面内にて安全に大型のブレード等の回転体9を組み立てることが可能となるので、塔状構造物2の周辺に回転体9の地組みのための大規模な造成工事等どが不要となる。 (もっと読む)


【課題】鉄骨構造体等のスライド工法において、スライド走行面とスライド支承の摩擦係数を比較的簡易な装置で低減でき、設置・撤去が極めて容易となり、コストの低減、施工性の向上等を図れるスライド支承の摩擦係数低減機構を提供する。
【解決手段】下部構造A上のスライド支承1のスライドパッド1b上を上部構造体Bの下部鉄骨梁2の下フランジ2aの下面がスライド走行面としてスライドするスライド工法において、スライド方向に十分に長い帯状のステンレスシート11と、スライド支承1の後方に設置したシート供給装置12と、スライド支承1の前方に設置したシート回収装置13によりスライド支承1の摩擦係数低減機構10を構成し、上部構造物Bのスライド移動だけで自動的に、シート11が装置12から引き出され、下フランジ2a下面に張り付いた状態でスライド支承1上を上部構造体Bと共にスライド移動し、装置13に回収されるようにする。 (もっと読む)


【課題】 移動構造体の移動中およびピンブロックの盛替え中に地震等が発生しても、スライド装置の逆走および逸走を防止できるスライド装置の逸走防止機構を提供する。
【解決手段】 ステップバー7に対してスライドピン10の対向側において電磁石の解磁により前記ステップバー7のピン孔8に係合する逸走防止ピン15を設置したことにより、電磁石を励磁して逸走防止ピン15を退避させることで、ステップバー7に対してピンブロック4を自在に進行方向に移動させてピンブロック4の盛替え作業が自動的に行えるものでありながら、万一の地震等の発生により横揺れが生じても、スイッチ動作あるいは断線により電磁石が有効に解磁されることで逸走防止ピン15がステップバー7のピン孔8に係合して、スライド装置1ひいては移動構造体Uの逆走および逸走を確実に防止できて安全である。 (もっと読む)


1 - 5 / 5