説明

株式会社巴コーポレーションにより出願された特許

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【課題】建物の揺れに対する追従性が大きく、しかもコンパクトにかつ低コストで施工できる屋根架構体の支持構造を提供する。
【解決手段】下部支承部7と上部支承部8とから構成する。下部支承部7は構造体9にアンカーボルト13によって固定された下部ベースプレート10と、下部ベースプレート10の上に設置された下部リブプレート11と、下部リブプレート11の上に設置された敷きプレート12を有する。上部支承部8は敷きプレート12の上に設置された上部ベースプレート15を有する。敷きプレート12と上部ベースプレート15に互いに交差する方向に長軸を有する下部ルーズ孔14と上部ルーズ孔17を設ける。上部支承部8は上部ルーズ孔17と下部ルーズ孔14を貫通する接合ボルト18によってスライド可能に接合する。下部ルーズ孔14は下部リブプレート11の隣接する二枚のウェブプレート11aと11b間にアンカーボルト13と重ならないように設ける。 (もっと読む)


【課題】 必要最小限の部材を用いた簡素な構造にても高い強度で重量部品の昇降を可能にした塔状構造物のメンテナンス方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 既設タワー1の表面あるいは該既設タワー1の上端部に設置した構造物の保守点検のための塔状構造物のメンテナンス方法において、前記既設タワー1にほぼ平行に接続して組み上げられる一対のメンテナンス支柱2A、2Bに昇降フレーム5を昇降自在に設置するとともに、該昇降フレーム5を用いて既設タワー1の表面あるいは該既設タワー1の上端部に設置した構造物の保守点検を行うことにより、必要最小限の部材を用いた簡素な構造にても、既設タワー1の所定の強度を利用して接続された一対のメンテナンス支柱2A、2Bにて、安定した高い強度での重量部品の昇降を可能にした塔状構造物のメンテナンス方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】製作コストと建設コストを共に縮減することができるようにした屋根構造およびその構築工法を提供する。
【解決手段】複数の上弦材1と下弦材2とラチス材3と水平材4とから平面視で複数の三角形aと六角形bを組み合わせた構面に構築する。上弦材1は、平面視で底辺部を軸に対称形をなす複数の三角形aが頂点を節点にスパン方向に連続する鎖状に配置する。水平材4はスパン方向と直交する方向に隣接する三角形aの底辺部に配置された上弦材1,1間に配置する。下弦材2は上弦材1の軸心を通る鉛直面内に上弦材1と間隔をおいて配置する。ラチス材3は上弦材1と下弦材2との間に配置する。 (もっと読む)


【課題】 アングル材等を採用した柱とブレースとが、接合部の強度低下を招くことなく、柱等のころび角度に応じてそれらの接合接触面を整合・一致させる。
【解決手段】 塔状構造物における柱等を構成する板状部材の1つの表面をブレース等の板状接合部材の表面に一致するように、複数枚の板状部材1、2で構成される柱等のその板状部材相互の角度θを当該柱等のころび角度に応じて、増減させたことにより、ころび角度に応じて増減させた板状部材相互の角度を有する柱等の板状部材の表面とブレース等の板状接合部材の表面とが隙間なく整合して接触することが可能となり、ボルト等で締結しても無理な力が作用することなく接合することができ、しかも、柱等の板状部材は最初から必要な角度で製作されているので、柱等の板状部材とブレース等の板状部材との接合部は、従来のように折曲や部分加工を施す必要がないため、製作上の省力化が図れる。 (もっと読む)


【課題】鉄塔建設の用地が狭くリフトアップ装置用のアンカーボルトを設置できない現場においても、リフトアップ装置を確実に設置することができ、鉄塔をリフトアップ工法により建設することができる鉄塔のリフトアップ工法を提供する。
【解決手段】鉄塔基礎部2に拘束鋼管基礎を用い、杭の上部を構成する拘束鋼管3内に、鉄塔1の最下部を構成する最下部塔体1Aの下部を挿入し、コンクリート4を充填して一体化し、この最下部塔体1Aの上部にガイドタワー21を支持する支持架台10を地面から上方に所定の距離をおいて取り付け、支持架台10は、最下部塔体1Aに固定されるリングプレート11に支持梁12の基端を接合し、先端に支持柱15,16を設けて構成し、ガイドタワー21の基礎反力を鉄塔基礎部2に流し、狭隘地でもリフトアップ装置20を設置できるようにした。 (もっと読む)


【課題】 既設の鉄塔等の部材内部のコンクリート等の充填材の充填状態を簡便な方法にて正確に判別できる鋼管等の内部判別方法およびその判別装置を提供する。
【解決手段】 部材表面への打撃により発生させた弾性波を解析することにより部材内における内部を判別する鋼管等の内部判別方法において、鋼管等の部材1の打撃側とその反対側で測定した振動の伝播時間の長短比較により、部材1における内部空洞1bの有無を判別することにより、鋼管等部材1の外部での打撃による加振のみの作業だけで、部材1の打撃側とその反対側で例えばAEセンサ3、2で測定した振動の伝播時間の長短を比較して、X線照射資格や内視鏡等の挿入も不要で、簡便に短時間で容易かつ正確な鋼管等の内部の空洞の有無の判別が可能となる。 (もっと読む)


【課題】任意曲面の立体トラス架構を構成する場合において、各節点部が板材により形成されるトラス部材の接合を容易に行うことができる立体トラスの接合部構造を提供する。
【解決手段】下弦材2とラチス材3との節点に下弦節点継手金物8を配置する。下弦節点継手金物8は軸方向を上弦材の軸方向に一致させて平面視ほぼ十字型に配置された複数のコアプレート8aと、隣り合う二枚のコアプレート8a,8aからなる各入り隅部cに、軸方向を下弦材2の軸方向に一致させて配置された複数のガセットプレート8bと、軸方向をラチス材3の軸方向に一致させて各入り隅部cにそれぞれ配置された複数のガセットプレート8cとから構成し、各ガセットプレート8bとガセットプレート8c間にリブプレート8dを取り付ける。 (もっと読む)


【課題】室内に金属板を接合するときに、施工速度が良く、煙の出ないシーム溶接を片面から実施し、高性能の電磁シールドを構築する工法の提供。
【解決手段】建屋内を厚さ0.5〜1.5mmのステンレス板1で内貼りし、その目地部分2を覆うように内貼りステンレス板より薄い厚さ0.1〜0.2mmのステンレス目板3を当てる。単一または二つのローラ電極6を、内貼りステンレス板の上に重ねたステンレス目板の上を転がす時に断続的に電流を流し、約1.0mm径、ピッチ1.0〜2.0mmの片側1列または2例の断続シーム溶接を行う。これにより有害な煙の立たない方法で、短時間に、様々な躯体形状に対応する高性能の電磁シールドが実現できると共に、シーム溶接に必要なシールド材料の厚みは通常の溶接で必要な鋼材の厚みと比べ半分以下ですむ為、運送費も含め資源の節約になる。 (もっと読む)


【課題】 構造物の既設基礎構造を利用し、水平荷重が作用しても既設基礎構造の耐力を超えないように制御でき、構造物本体への負担を増大させない補強工法を実現する。
【解決手段】 既設構造物1の側面11に隣接して設置されて連結される補強フレーム2を備え、補強フレーム2の柱脚部2cが基礎面G上において既設構造物1から最も遠い位置と最も近い位置のどちらか一方の位置で連結され、どちらか他方の補強フレーム2の下部節点部2bはダンパー部材6を介して前記基礎面Gと連結したことにより、既設構造物1に隣接設置された補強フレーム2が、既設構造物1に作用する水平荷重により発生した回転モーメントを、補強フレーム2の柱脚部2cから基礎面G上の所定の距離を置いた下部節点部2bに連結されたダンパー部材6にて減衰できるので、梃子の原理にてダンパー部材6の容量の最適化を図ることにより大きな減衰効果を発揮させることができる。 (もっと読む)


【課題】パネル製作における直角度、取付位置の施工誤差を吸収しシールド性能を確保できるようにした電磁シールドパネルの提供。
【解決手段】鋼板パネル1のパネル端部分を2回折りして接合部2および折返し部3を設け、前記鋼板パネルの折返し部の角がアール面11に形成され、隣り合わせた鋼板パネルの互いのアール面によって形成されるくぼみ17に、丸断面のひも状シールドガスケットを収容し目板14を押し当ててボルト16で締め付け、シールドガスケットを潰して変形させシールド性能を確保する。ガスケットをくぼみに収容し、目板を当てた状態で、目板と折返し部の間に所定間隔の締代が形成されるようシールドガスケットの径を設定する。 (もっと読む)


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