説明

株式会社不二機販により出願された特許

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【課題】酸化物触媒本来の分解性能を阻害することなく、気体中の揮発性有機化合物(VOC)、有機物ミスト、有機物微粒子等の有機物成分を効果的に分解処理することができる酸化物触媒及びそれを用いた気体中の有機物成分の分解方法を提供する。
【解決手段】本発明の酸化物触媒1は、酸化物半導体の熱励起を利用した酸化物触媒であり、金属、セラミックス、炭素のいずれかからなる支持体2の表面2aに、金属酸化物を電気泳動法により固着してなる酸化物半導体被膜3を形成した。 (もっと読む)


【課題】金属成品の表面粗さを向上させ,表面層に均一なナノスケールの微細組織を確実に形成し,前記表面に摩耗によって消滅しない強固な表面層を形成する。
【解決手段】金属成品の表面に対し,近似粒度3種以上のショットを混合して高い噴射密度で間欠的に衝突させることで金属成品表面の急速な加熱と急冷を瞬時に繰り返し行い,金属成品の表面付近に均一な微細組織を形成させると共に,金属表面に微小径のディンプルを形成する。 (もっと読む)


【課題】中空素材の内周面に圧縮残留応力を付与することで疲労強度を高め、耐久性を向上させること。
【解決手段】鋼材製の中空ラックバー10において、ピニオンギアに噛み合わされる歯部12を有する中空状の軸部11と、軸部11の少なくとも一方の端の内周面に設けられ、ボールジョイントとの接続に供されるネジ部が形成された端部13とを備え、軸部11の内周面にはショットピーニングにより処理が施されて圧縮残留応力を付与されている。 (もっと読む)


【課題】展伸材、鍛造材、鋳造材、ダイカスト材など、部材の製造プロセスに拘わらず、極めて高強度化された表面改質層を有し、量産性が高く、低コストであり、しかも部材の脆化を招くことがなく、表面硬さ、耐摩耗性、疲労強度に優れた表面改質アルミニウム系金属部材を提供する。
【解決手段】アルミニウム又はアルミニウム合金から成る基材の表面に鉄族元素を主成分とする金属粒子を衝突させ、もって上記基材の表面に金属粒子が微細に分散した分散層と、その下の硬化層から成る表面改質層を形成し、上記分散層及び硬化層における基材母相の平均結晶粒径を1μm未満及び5μm以下にそれぞれ微細化させる。 (もっと読む)


【課題】優れた耐摩耗性と高い導電性を兼ね備え、優れた耐久性を発揮する耐摩耗性導電部材と、このような部材の製造方法を提供する。
【解決手段】5×10−6Ω・cm以下の比電気抵抗を有する軟質金属基材、例えば銅製基材の表面に、5以上の比重を有し、14×10−6Ω・cm以下の比電気抵抗を有する金属微細粒子、例えばタングステンから成る金属微細粒子を衝突させることにより、軟質金属基材の表面に、上記のような金属微細粒子が分散した組織を形成する。 (もっと読む)


【課題】比較的簡単な構成により,光の照射を受けることなく触媒反応の起点となるラジカルを生成することができる固体触媒を提供する。
【解決手段】この固体触媒1は,基材10を少なくとも部分的に被覆する金属被膜20に厚み0.1〜20μmから成る触媒層21を備え,前記触媒層21は,例えば金属チタン等の金属と,酸化チタン等の前記金属の酸化物によって構成され,この触媒層21の少なくとも最表面部分に,結晶粒径1〜10nmのナノ結晶構造を有する前記金属の酸化物23(例えば二酸化チタン)を含む表面領域を設け,該表面領域の前記酸化金属23を,酸素との結合が欠乏した酸化状態と成すと共に,前記表面領域の基材10側を,酸素の固溶量が前記表面領域側から基材10側に向かって内部に入るに従って減少する酸素欠乏傾斜構造とした。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のピストンスカート部に,摩擦係数の低い樹脂の被膜である潤滑層を強固に密着させることができると共に,潤滑層が剥離乃至は摩滅した場合においても,低フリクション化,耐摩耗性,耐焼付性に優れ,かつ,シリンダ内壁の摩耗を低減できるスカート部を備えたピストンを得る。
【解決手段】鋳造,鍛造等の方法で製造されたアルミニウム合金製のピストンスカート部に平均粒径20〜400μmの金属又はセラミックの微細な粒体を,圧縮空気又は圧縮窒素との混合流体として噴射速度80m/sec以上,又は噴射圧力0.2MPa以上で噴射して衝突させることにより,前記スカート部の表面より深さ1〜15μmの範囲においてピストン母材の組織を均一に微細化すると共に,表面を活性化させた改質層を形成する。この改質層上に,該改質層の表面が活性化している間に低摩擦係数の樹脂を塗布する等して潤滑層を形成する。 (もっと読む)


【課題】デポジットの堆積防止,側面凝着の防止,耐摩耗性の向上,シリンダ内壁との接触抵抗の低減,シリンダ内壁に対する攻撃性の低減等の効果を同時に得ることができる内燃機関用ピストンリングを得る。
【解決手段】鉄系合金製のピストンリング表面に,例えばチタン,スズ,亜鉛,タングステン,ジルコニア等の酸化により光触媒機能を発揮する金属元素(触媒化金属元素)を含む平均粒径20〜400μmの被膜形成用噴射粒体を噴射速度80m/s以上,又は噴射圧力0.2MPa以上で噴射して衝突させる。この噴射,衝突により,前記被膜形成用噴射粒体中の前記触媒化金属元素を前記ピストンリングの表面付近に拡散浸透させると共に酸化させて,前記ピストンリングの構成金属と酸化した前記触媒金属元素とが合金化した酸化被膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】簡単な方法で,かつ,廉価な材料を使用して,母材や被膜の摩耗,接触の相手方となる被接触物体に損傷が発生することを防止でき,長期に亘り高い潤滑性を発揮することのできる表面酸化耐摩耗潤滑被膜を提供する。
【解決手段】摺接部の母材より低硬度で,且つ,低融点の2種の軟質金属それぞれの微粒子粉体を,ブラスト加工装置等を使用して圧縮気体との混合流体として前記摺接部表面に噴射,衝突させて,前記摺接部表面で前記軟質金属の微粒子粉体と前記圧縮気体中の酸素とを反応させることにより,前記2種の軟質金属間で相対的に高硬度及び低硬度となる酸化金属によって高融点酸化金属被膜を形成し,この高融点酸化金属被膜の被接触物体との界面側における厚さ0.1〜2μmの,前記酸化金属によって形成された,摩擦抵抗及びせん断抵抗が小さくせん断破壊の集中する被膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】ブラスト加工装置による錫粉体の噴射という比較的簡単な作業により,セラミックスの被膜に匹敵する高い硬度を有する酸化錫の被膜を,切削工具の刃先部や機械部品の摺動部等に高い付着強度で形成して表面強化被膜とする。
【解決手段】平均粒径を10〜100μm,好ましくは平均粒径20〜50μmの酸化錫の粉体,又は表面に酸化膜が形成された平均粒径を10〜100μm,好ましくは平均粒径20〜50μmの錫の粉体を,ブラスト加工装置により圧縮気体と共に噴射圧力0.5MPa以上,又は噴射速度200m/sec以上で被処理製品に噴射して衝突させる。これにより,被処理製品の表面に1ミクロン以下の厚みで酸化錫の被膜を形成し,これを前述の表面強化被膜とした。 (もっと読む)


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