説明

株式会社木村鋳造所により出願された特許

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【課題】従来の砂の下がりがなく、所定の強度が得られ、かつ型張りの発生しない自硬性流動鋳型を造型することができ、起泡性と泡安定性を損なうことなく、低温域(例えば0〜5℃)でも有効成分の均一性が損なわれず液状に保たれる起泡剤を提供する。
【解決手段】特定のスルホコハク酸系界面活性剤を起泡剤の有効成分として用いる。この特定のスルホコハク酸系界面活性剤は、アルキル基がオクタデセニル基であるアルキルアミドスルホコハク酸塩、すなわちオクタデセニルアミドスルホコハク酸塩である。この特定のスルホコハク酸系界面活性剤を有効成分として含む起泡剤が上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】設計上の自由度が高く、薄肉で、大型の製品、例えば大型ディーゼルエンジン用部品を効率的で安価に鋳造することのできる鋳造用構造体を、その構造体を用いる鋳型および鋳造方法とともに提供する。
【解決手段】消失模型2と中子3を組み合わせた複合型の構造体を、上記消失模型2は、その外形が鋳物製品の外形と実質的に同一形状をなすと共に、少なくとも2分割構造になるものとし、上記中子3は、上記鋳物製品の中空部と実質的に同一形状をなすものとし、上記中子3を上記消失模型2で挟み込んで構成する。 (もっと読む)


【課題】基地組織中に炭素量が極めて少ないフェライト系片状黒鉛鋳鉄材の表面を簡便に硬化できる表面硬化処理方法を提供することである。
【解決手段】フェライト系片状黒鉛鋳鉄材の硬化したい表面部分にツールを押圧させて回転させながら移動することにより該鋳鉄材中に炭素を拡散させ、その後ツール通過領域を冷却させる。 (もっと読む)


【課題】摩擦攪拌プロセスで使用するツールに掛ける荷重を減少することができる、形状が単純で寿命の長いツールを提供することである。
【解決手段】ツールの底面に凹み穴を形成して、被処理材の接合時または表面処理時にツール底面が被処理材と接触する実質面積をプロセス条件に応じて減少させる。 (もっと読む)


【課題】水蒸気を通気させた際に生じ易い成形型の通気口周辺部に存在するRCSの粘結剤の流出を防止して、造型される鋳型表面の不具合を解消するのみならず、成形型から鋳型を脱型する際の鋳型の離型性を有利に改善すると共に、得られる鋳型の効果的な強度向上を為し得る鋳造用鋳型の改善された製造方法を提供すること。
【解決手段】(a)予め加熱された鋳物砂と水溶性アルカリレゾール樹脂の水溶液とを混練乃至混合して得られる、常温流動性を有する乾態の樹脂被覆砂を準備する第一の工程と、(b)その準備された樹脂被覆砂を、加熱された成形型内に充填せしめた後、得られた充填相内に、100℃未満の温度の水蒸気を0.1MPa以下の加圧下に通気させて、該充填相を構成する樹脂被覆砂を湿らせ、相互に結合させる第二の工程と、(c)かかる湿って結合した樹脂被覆砂の充填相を硬化させる第三の工程とによって、目的とする鋳造用鋳型を製造する。 (もっと読む)


【課題】鋳鉄溶湯中のMn、Al、Ti、Pb、Zn、Bの不純物元素を除去し、かつ有用なC、Siの減耗を抑制した清浄な溶湯を得る。
【解決手段】あらかじめ溶融された鋳鉄溶湯中の不純物を除去する方法であって、燃料と酸素との理論燃焼比(酸素量(体積)×5/燃料(体積)量)が1〜1.5である酸素過剰の火炎をあらかじめ溶融された鋳鉄溶湯の表面に直接暴露して、該溶湯表面を過熱すると共に、該溶湯と酸性スラグ層を接触させながら、上記鋳鉄溶湯の温度を1250℃以上1500℃未満に維持して、その鋳鉄溶湯の内部に酸素を含むガスを注入する。 (もっと読む)


【課題】ノズルと基板との相対位置を移動させながらスラリーを射出してマイクロ鋳型を製造する際の、スラリーの積層高さの不均等を解消することである。
【解決手段】微小のセラミック粒子からなるスラリーを射出するノズルと、該射出されたスラリーを受ける基板と、を予め定めた方向に相対的に移動しながら該基板上に前記スラリーを射出し、予め定めたパターンの前記セラミック粒子層を前記基板上に形成してマイクロ鋳型を作製し、前記マイクロ鋳型によりマイクロ部品を鋳造するマイクロ部品の製造方法において、前記ノズルと前記基板との相対的な移動距離に応じて、前記スラリーの射出量を定める。 (もっと読む)


【課題】 黒鉛球状化処理や接種処理の施された鋳鉄溶湯の段階で、それから得られる球状黒鉛鋳鉄における黒鉛粒数を、迅速に且つ容易に判定し得る方法を提供すること。
【解決手段】 黒鉛球状化処理若しくは黒鉛球状化処理後に接種処理の施された鋳鉄溶湯を、所定の試料採取容器に収容して冷却せしめ、その冷却過程から得られる冷却曲線とその微分曲線から、少なくとも過冷反転温度(TSC)を求める一方、該鋳鉄溶湯の黒鉛共晶温度(TEG)及びセメンタイト共晶温度(TEC)を求め、そしてそれら温度から算出される黒鉛化度[ΔT1/ΔTE=(TSC−TEC)/(TEG−TEC)]に基づき、予め求められている黒鉛粒数と黒鉛化度の相関関係より、該鋳鉄溶湯から得られる球状黒鉛鋳鉄における黒鉛粒数を判定する。 (もっと読む)


【課題】基地組織中に炭素量が極めて少ないフェライト系鋳鉄材または低炭素鋼材の表面硬化を簡便に実現できる処理方法を提供することである。
【解決手段】基地組織中にフェライト面積率が70%以上の鋳鉄材または炭素量が0.3%以下の鋼材にツールを押圧させて回転させながら移動することにより該鋳鉄材または鋼材の基地組織中に炭素を拡散させ、その後ツール通過領域を冷却させる。 (もっと読む)


【課題】取鍋の内壁に付着残留したノロをブレーカを用いて削るに当たり、作業者を補助することが可能なハツリ装置を提供する。
【解決手段】ドラムがダイレクトドライブモータの正逆回転駆動によって正逆回転されるワイヤーロープがドラムに巻かれた巻上げ手段4と;巻上げ手段4のワイヤーロープの下端に装着され、錘によって垂直方向の力を付与されながらノロを削るハツリ手段5と;ハツリ手段5がワイヤーロープによって吊下げられている状態を維持するのに必要なダイレクトドライブモータのトルクを記憶するトルク記憶手段と;を備えていて、ダイレクトドライブモータにかかる荷重によるトルクが記憶したトルクより大きい場合には、ダイレクトドライブモータが逆転駆動してハツリ手段5を下降させ、ダイレクトドライブモータにかかる荷重によるトルクが記憶したトルクより小さい場合には、ダイレクトドライブモータが正転駆動してハツリ手段5を上昇させる。 (もっと読む)


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