説明

関西熱化学株式会社により出願された特許

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【課題】コークス炉炭化室の炉壁の劣化・老朽化状態を正確かつ定量的に診断する方法を提供する。
【解決手段】炭化室任意高さにおける長さ方向の炉壁間距離を測定して、実測距離変位線を得て、この変位線をスムージング化した平準化変位線を求める。これらの変位線とさらに炉壁設計時の炉壁間距離変位線を比較することにより、炉壁の状態を、炉壁へのカーボン付着、欠損などの炉壁表面状態による変位と炉壁自体の移動・変形による変位とに分離して定量的な評価が可能となる。さらに、これらの変位線によって囲まれた部分の面積という概念を導入することによって、複数の炭化室の炉壁状態について定量的な相対評価が可能となる。 (もっと読む)


【課題】コークスの製造工程において脂肪酸ピッチを処理するに際し、温室効果ガスである二酸化炭素ガスを大気中に拡散させないようにすると共にコークス強度を上昇させることができるコークスの製造方法を提供すること。
【解決手段】コークス炉に石炭と共に脂肪酸ピッチを装入するに際して、脂肪酸ピッチの添加量を2.5wt%以下とする。好ましくは、0.5〜2.0wt%とする。 (もっと読む)


【課題】優れたサイクル特性を実現できるリチウムイオン二次電池用負極材料、およびこの負極材料の製造方法の提供。
【解決手段】リチウムイオン二次電池用負極材料は、外表皮SSと、外表皮SSに内包された中空部IEと、中空部IE内に配置する第一リチウムイオン吸蔵部材IAを有する内包部材IMを備える。この負極材料は、加熱により気化する気化性部材と第一リチウムイオン吸蔵部材IAが混合された核材を調製した後、核材の表面に被覆膜を形成し、次に、核材の気化性部材を加熱気化させることにより製造できる。 (もっと読む)


【課題】充電時の膨張が小さい電気二重層キャパシタ用電極材料、およびこの電極材料の製造方法の提供。
【解決手段】第一炭素FCと、第一炭素FCを覆う第二炭素SCとを有し、第二炭素内SCに空隙EAが存在する電気二重層キャパシタ用電極材料。この電極材料は、加熱により気化する気化性部材と第一炭素材料との混合体を調製する混合体製造工程と、混合体の表面に第二炭素材料を含有する膜を被覆する被覆膜形成工程と、被覆膜を形成した混合体の気化性部材を気化させる加熱工程とを有する方法により製造できる。 (もっと読む)


【課題】得られるコークスの強度を向上するコークス製造方法、或は、得られるコークスの強度を実質的に低下させることなく、調湿工程を簡略化できる方法、並びに、該製法によって得られたコークスを利用する銑鉄の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のコークス製造方法は、石炭をコークス炉炭化室に装入して、乾留するコークス製造方法において、装入炭として、原料炭100質量部に対して、灰分を実質的に含有しない石炭を1質量部以下添加したものを使用することを特徴とする。本発明の銑鉄の製造方法は、前記製造方法により得られたコークスを使用するとろこに特徴を有する。 (もっと読む)


【課題】測定範囲および測定時間のいずれにも制限を受けることがなく、連続して炉幅を測定することができる炉幅測定装置を提供する。
【解決手段】発光素子と受光素子を外装内に収納したレーザ式変位センサ16,17と、外装を取り囲むとともに、吸熱面側をその外装に向けて配置される複数のプレート状ペルチェ素子20a〜20dと、上記外装とペルチェ素子の吸熱面との隙間を埋めるアルミブロック18,19と、ペルチェ素子の放熱面側に配置される冷却フィン群21a〜21dと、を一体化してセンサユニットSUとし、このセンサユニットを、冷却用空気の導入部と、冷却に供せられたその冷却用空気を排出する排出部と、レーザ光を通過させる計測窓26,28とを備えた筺体13内に収納したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 家蚕あるいは野蚕の繭、これらの繭から得られる織物、編物、粉体、綿、糸等の絹繭素材、あるいは、従来は廃棄物として扱われていた絹や繭の未利用物をも原料として、市販の活性炭に代替し得るだけの比表面積を有し、その調製が容易であって、しかも高性能の絹繭炭素材とその製造方法を具現化する。
【解決手段】 絹繭素材または絹繭原料を600℃〜1000℃の温度範囲において不活性雰囲気下で炭化し、得られた炭化物をアルカリ賦活することで絹繭炭素材を製造する。 (もっと読む)


【課題】高温の炉内を精度良く観察することができる炉内観察装置を提供する。
【解決手段】冷却用空気の導入部とその冷却用空気が冷却に供せられた後、排出される排出部とを有する筺体13と、この筺体13内の排出部近傍に収納される撮像装置20とを有し、この撮像装置20は、撮像素子16と、吸熱面側が撮像素子本体の周囲を取り囲んだ状態で配置されるプレート状の熱電冷却素子18と、撮像素子本体と熱電冷却素子18の吸熱面側との隙間を埋める熱伝導ブロック17と、熱電冷却素子18の放熱面側に形成された冷却フィン19とを一体化してなることを特徴とする炉内観察装置である。 (もっと読む)


【課題】黒鉛粒子からなる第一粒子に第二粒子がバインダーによらず付着したリチウムイオン二次電池用負極材料、およびこの負極材料の製造方法の提供。
【解決手段】黒鉛からなる第一粒子NMと、第一粒子よりも小粒径の第二粒子SMとから構成され、第二粒子SMがバインダーによらず第一粒子NMに付着し、第一粒子NMに露出表面が存在するリチウムイオン二次電池用負極材料。この負極材料は、第一粒子NMとバインダー以外の第二粒子SMとを混合し、等方的に加圧した後、加圧で塊状となった混合物を解砕することにより製造される。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン二次電池の充放電特性を向上させることができる負極材料、およびこの負極材料の製造に適した方法の提供。
【解決手段】負極材料は、リチウムイオン吸蔵部材を含有する外表膜と、外表膜内の中空部と、外表膜に存在する開口部とを有する。また、製造方法は、加熱によりガス化する核材表面に、粉状のリチウムイオン吸蔵部材を含有する膜を被覆する被覆工程と、被覆工程の後に核材をガス化させる加熱工程とを有する。 (もっと読む)


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