説明

岐阜工業株式会社により出願された特許

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【課題】検査窓を打設孔としないでトンネル内の覆工コンクリート壁の打設を容易に行う。
【解決手段】トンネル内に配設される覆工コンクリート壁打設型枠2の頂部の所定位置において、トンネルの長手方向Xに対し直交するトンネルの幅方向Yの両側で可動供給管4に接続されて向き転換用のガイドローラ9aを介して型枠2内の打設室に挿入された可撓排出管10の基端接続部10a側を可動供給管4と共にトンネルの長手方向Xへ移送手段12により移動させた際に、向き転換用のガイドローラ9aを介して型枠2内の打設室に挿入された両可撓排出管10の先端排出部の位置をトンネルの周方向で調節しながら、可動供給管4に供給されたコンクリートを可撓排出管10の先端排出部から型枠2内の打設室に排出して、その打設室の下側から上側へ型枠2の頂部に向けて順次、コンクリートを打設する。 (もっと読む)


【課題】コンクリート体の表層部の剥落を防止するための格子体とその製造方法ならびにコンクリート体の施工方法を提供する。
【解決手段】本発明の格子体1は線状体2が交差して格子状に形成されるとともに線状体どうしの交差部分に面外方向に突出する交差部結合体3が設けられている。その製造は、2方向の線状体を交差配置するための縦横の溝を有するとともに交差部に凹部を有する治具を使用し、2方向の線状体をそれぞれ溝内に交差配置して凹部内に流動状態の交差部結合体を充填し硬化せしめることで行う。上記の格子体をその交差部結合体の先端を型枠内面に当接せしめた状態で装着するか、ブラケットにより支持して型枠の内側に配置し、型枠内にコンクリートを打設することによって格子体をコンクリート体の表層部に一体に埋設せしめる。 (もっと読む)


【解決手段】立坑の内周に設置されてコンクリート壁を打設するための型枠1に対し型枠1の外周に沿って移動可能に支持される可動支持体6には回転ブラシ12と吸引手段21とを取り付けている。回転ブラシ12は縦方向Aへ延びる回転中心を有する回転軸13を中心に回転する。吸引手段21は可動支持体6の移動に伴い型枠1の外周面1aを転動するローラ23を有し、そのローラ23自体を永久磁石24としている。可動支持体6が回転ブラシ12及び吸引手段21とともに型枠1の外周に沿って移動する際に、永久磁石24であるローラ23と型枠1の外周面1aとの間にそれらを互いに接近させる吸引力が働いて、回転ブラシ12を型枠1の外周面1aに押し付ける。
【効果】型枠1の外周面1aを回転ブラシ12により確実に清掃してコンクリート仕上がり面の品質及び耐久性を維持及び向上させることができる。 (もっと読む)


【解決手段】トンネル1内に配設される覆工コンクリート壁打設型枠2にはトンネル1の周方向Rの全体に互いに並べたコンクリートクラック誘発用の目地材4を一組として配設し、互いに隣接する両目地材4をトンネル1の長手方向Xに沿う軸線を中心に回動可能に支持する軸支部5により互いに連結している。一組の目地材4は、覆工コンクリート壁打設型枠2内の打設室9に開口部3から挿入された収納状態と、その打設室9から開口部3の外側へ離脱された離脱状態Qとを取り得る。
【効果】トンネル1内の覆工コンクリート壁打設型枠2に打設される覆工コンクリート壁において、コンクリートクラックを所望位置に誘発するための目地材4を設置した装置の構造を簡単にするとともに、覆工コンクリート壁打設型枠2に対し目地材4を収容及び離脱する作業を容易に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】新たな設備装置を必要とせず、養生施工全体の工期を短くするコンクリートの養生方法と養生装置を提供することにある。
【解決手段】コンクリートの養生対象面と所定間隔を置いて設置した膨張と収縮を可能にした袋体と、前記所定間隔内に配置する養生シートとからなり、前記養生シートを前記コンクリートの養生対象面張り付け、及び引き離し可能にしたコンクリートの養生方法とそれに用いる装置。 (もっと読む)


【課題】メッシュ筋の製造工程を安価かつ簡易に省力化できる鉄筋の分配装置を提供する。
【解決手段】供給された鉄筋fを上下方向へ一列に並べて収容する収容開口31を備える収容機構Hと、三次元空間内で移動可能に設けられて、収容開口31内に収容された鉄筋fを受け入れるための上下方向へ延びる受容開口51、および当該受容開口51の下端開口部に設置されて受容開口51内に上下方向へ一列に並んで受け入れられた鉄筋fを一本ずつ受容開口51内から下方へ離脱可能とするゲート手段6を備える。ゲート手段6は、受容開口51の下端開口部の上下位置に鉄筋fの外径に略等しい間隔をおいて設置されて交互に受容開口51内に突出する係止片61A,61Bを備えている。 (もっと読む)


【課題】一次覆工がコンクリートセグメント、スチールセグメントのいずれであっても移動機構を変更する必要が無く効率的な二次覆工作業を行なうことができる。
【解決手段】トンネルT内でその軸線方向へ延設され、軸線方向へ移動可能にトンネルTの内周壁T2に支持されたガントリー2と、ガントリー2に支持されて内周壁T1との間に覆工用コンクリートの注入空間Sを形成する型枠3とを備えるトンネル用セントル1において、ガントリー2を移動可能に内周壁T2に支持する移動機構5,6を、型枠3外のガントリー2の一方の半部にのみ設ける。 (もっと読む)


【課題】トンネルの覆工コンクリートの養生のための透水性マットから垂れた水の前記トンネルの外への排出に要する費用の低減を可能にし、かつ、前記透水性マットの給水源への接続に要する手間や時間を減らして前記覆工コンクリートの効率的な養生を可能にすること。
【解決手段】トンネルの覆工コンクリートの養生のための養生装置は、前記トンネルの軸線方向に移動可能な台車と、該台車の上にあって昇降可能なフレームと、該フレームに支持され、内部に吸水材が配置された透水性マットとを含む。トンネルの覆工コンクリートの養生方法は、内部に吸水材が配置された透水性マットを用意すること、該透水性マットを前記覆工コンクリートに密着させること、前記透水性マットに給水すること、前記透水性マットへの給水を停止すること、前記透水性マットの前記覆工コンクリートへの密着を維持することを含む。 (もっと読む)


【課題】トンネル湾曲部での覆工コンクリートの打設を効率的に行うことができる覆工コンクリート打設用セントルを提供する。
【解決手段】直線部と湾曲部を有するトンネルT内の長手方向へ配設されたガイド体1と、ガイド体1にこれに沿って移動可能に設置された移動体2と、当該移動体2に支持されその外周に覆工コンクリート注入空間Sを形成する型枠4と、湾曲部に位置する移動体2の移動方向端からトンネルTの直線部T3に臨む位置に延出して、移動体2を移動させるための駆動ワイヤ54が係止されるワイヤ係止体とを備える。ワイヤ係止体はリンクアーム51、フレーム52およびワイヤ係止用プーリ53で構成されている。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、トンネルの覆工コンクリートに養生剤を塗布するにあたり、養生剤の種類を選ばず、且つ養生剤を均一に塗布することができる覆工コンクリートの養生装置を提供することにある。
【解決手段】本発明の養生装置10は、セントルの移動に伴い移動することが可能な、トンネルの覆工コンクリート1の表面1aに養生剤を塗布する装置である。その装置は、養生剤を塗布する塗布装置と、塗布された養生剤の塗布量及び塗布分布を均すための調整装置として弾性部材11及びその弾性部材11を弾性的に支持する弾性支持部材12とより構成されている。 (もっと読む)


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