説明

菊水化学工業株式会社により出願された特許

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【課題】火災時の燃焼熱によって、該燃焼熱から鉄骨構造体を保護する耐火被覆材において、所定の耐火性能を得るための被覆厚を薄くする。
【解決手段】金属硫酸塩としての硫酸アルミニウムと二酸化チタンとを含有する耐火被覆材を施工現場において混練水としての水と混合し、圧送機としてのモルタルポンプを用いて、角形鋼管の外表面に被覆厚8mmで吹付け施工する。施工後、硫酸アルミニウムの再結晶により、耐火被覆材が硬化し、耐火被覆された鉄骨構造体を得る。該鉄骨構造体が火災時の燃焼熱にさらされると、鉄骨構造体の温度が上昇し、耐火被覆材の内部温度が約50℃に到達した段階から、該耐火被覆材の組成中、硫酸アルミニウムの結晶水が脱離し、蒸発する際に吸熱反応によって温度上昇を抑制する。その結果、火災時の燃焼熱の鉄骨構造体への伝達速度が抑制され、耐火被覆材の被覆厚を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】火災時の燃焼熱から鉄骨構造体を保護する耐火被覆材によって被覆された鉄骨構造の柱において、該鉄骨構造の温度上昇を均一にすることにより、耐火性能に優れた鉄骨構造の柱を得る。
【解決手段】鉄骨構造の柱1は、床としての鉄筋コンクリート2に直立して設けられており、その上端で上階の床としてのデッキプレート3を支持している。前記柱1は形鋼柱としての縦長300mm×横長300mm×鋼材厚9mm×高さ5000mmの角形鋼管4と、その外表面を被覆する耐火被覆材としての耐火塗料5とを有しており、該耐火塗料5の被覆厚は角形鋼管4の上方から下方にかけて滑らかに減少している。耐火塗料5の被覆厚は角形鋼管4の上方部が平均3.1mm、下方部が平均2.3mmである。 (もっと読む)


【課題】 環境に優しく、実用性のある塗材見本板を提供する。
【解決手段】 塗材層、下地層および基板から構成されること。塗材層が下地層から剥離容易となっているか、塗材層と下地層の一部あるいは全部が基板から剥離容易になっていること。また、下地層が塗材層側に吸湿性を有し、その中間ないし基板側において非透過性膜を有していること。全体の軽量化のため、基板を多穴剛性板とすることがある。
【効果】塗材層だけの見本あるいは塗材層と下地層の一部が一体となった塗材見本を保管することができたり、分離した基板および下地層が再利用されるのを容易にしている。軽量であり塗材見本板としての必要な強度を持ったものを提供可能とする。 (もっと読む)


【課題】 ドライクリーニングにおいて、洗浄性、再汚染防止性に優れるだけでなく、安全であり、皮膚への悪影響も少なく、しかも洗浄液の後処理を容易にすることを一の課題とする。
【解決手段】 炭素数10〜13の環式モノテルペン及び/又はその誘導体が溶剤として使用されるドライクリーニングにおいて、該溶剤とともに使用されるドライクリーニング用洗浄剤組成物であって、アニオン界面活性剤および非イオン界面活性剤の少なくとも何れか一方と、カチオン界面活性剤とを含有することを特徴とするドライクリーニング用洗浄剤組成物による。 (もっと読む)


【課題】新規な構成の多彩模様形成用の水系塗料組成物を提供すること。
【解決手段】水系ベース(地色)塗料12の水分散媒中にカプセル塗料14を含有する塗料組成物。カプセル塗料14は、カプセル膜14a内に着色塗料14bが封入されカプセル膜14aが塗布作業時の外力により破損する強度を有する。カプセル膜14aが破損して封入着色塗料14bが流出ないし多彩色模様を塗膜面に形成する。 (もっと読む)


【課題】 多彩模様塗料に利用されるフレークは、その色の組合せが特定になることが多かった。塗料製造時に複数のフレークを配合する際には、色の数だけ計量する手間が必要となっていた。この発明では、新規な着色フレークと着色フレークを利用した塗料を提供する。
【解決手段】 薄片状のフレークにあって表裏面の色調が異なること、フレークの着色が顔料による着色であること、あるいは、着色骨材あるいは天然石による着色であることを要旨とする。 (もっと読む)


【課題】 まとまりのある複数の色を選択することや一色に対して統一感のある色を選択することなど、少ないスペースに多くの色を調和が取れた状態で配色にすることで容易になり、又一枚のカラーカードに表示された個々の色やカラーカード相互間に関連性を持たせることで、希望する色を適確で、簡単に選択することができるカラーカード,カラーカード群及びカラーカード帳を提供する。
【解決手段】 複数の色を同一面内に表示したカラーカードであって、その複数の色のa値が異なり、そのa値の範囲が−50〜50の範囲であり、その複数の色の中で、最低a値と最高a値とのa値の差が0.5〜50である。
また、複数の色を同一面内に表示したカラーカードであって、その複数の色のb値が異なり、そのb値の範囲が−40〜70の範囲であり、その複数の色の中で、最低b値と最高b値とのb値の差が2〜70である。 (もっと読む)


【課題】 柔らかく繊細な天然調の柾目模様を簡単に形成できる模様付け手段等を提供する。
【解決手段】 長短等の差のあるフィラメントの集束体を添毛や植毛でベース材の模様付け面に密生させることにより、又はベース材に所定間隔毎に接合固定した長繊維層を不均等長に切断することにより、塗料吸収保持能の大きい高吸収帯と塗料吸収保持能の小さい低吸収帯とをストライプ状に形成した柾目模様付け用模様付け材。木目付け塗料を塗布した被加工材に対して、前記の模様付け材を備えた模様付け具を軽く押しつけてほぼ直線的に摺動させ、柾目模様を形成する模様付け方法。 (もっと読む)


【課題】 耐火性能が高く、外観の美しさを備えた耐火被覆及びその施工方法を提供すること。
【解決手段】 鋼材の板である基材3の表面のうちの一部に、ロックウール被覆5を、湿式吹きつけ法により25mmの厚みで形成した。次に、発泡耐火塗料7をスプレーで2mm厚に塗布した。このとき、ロックウール被覆5で覆われた領域と、発泡耐火塗料7で覆われた部分との間に、基材3が露出している部分(境界部4)を形成した。また、発泡耐火塗料7の厚みは、境界部4に隣接する端部7aでは局所的に厚くした。 (もっと読む)


【課題】 耐火性能が高く、外観の美しさを備えた耐火被覆及びその施工方法を提供すること。
【解決手段】 鋼材の板である基材3の表面のうちの一部に、ロックウール被覆5を、湿式吹きつけ法により25mmの厚みで形成した。次に、発泡耐火塗料7をスプレーで2mm厚に塗布した。発泡耐火塗料7は、基材3の表面のうち、ロックウール被覆5を形成していない部分に塗布するともに、ロックウール被覆5と一部重なるように塗布した。つまり、発泡耐火塗料7から成る層は、基材3の表面の部分7a、ロックウール被覆5の端面5a上の形成された部分7b、及び、ロックウール被覆5の上面5bに形成された部分7cとを有する。7cの部分の横方向での長さは10mmである。 (もっと読む)


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