説明

京都薬品工業株式会社により出願された特許

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【課題】1錠単位に分割しても、簡単な構造で誤飲を有効に防止できるブリスター包装体(PTP包装体など)を提供する。
【解決手段】包装体1は、複数のポケット部3,5が縦方向に形成された第1及び第2のポケット部4,6を備えた基材シート2と、前記ポケット部3,5に収容物7を収容した状態で、前記基材シート2のポケット部3,5を封止するための破断可能な蓋材8と、各ポケット部3,5の区画を分割するための分割線9とを備えている。隣接するポケット列4,6において、複数のポケット部3,5は、千鳥状に互い違いに配列されており、前記ポケット部3,5間を斜め方向に延びる分割線9を、隣接するポケット列4,6の間で交差することなく、隣接するポケット列4,6の両側部域で交差させ、三角形状の区画10に分割可能としている。 (もっと読む)


【課題】薬物の不快な呈味(苦味など)をマスキングし、高湿度下で長期間に亘り保存しても錠剤硬度の低下を抑制できる速崩壊錠(又は口腔内速崩錠)、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】速崩壊錠は、(a-1)不快な呈味を有する粉末状薬物、(a-2)粉末状薬物の凝集を抑制する流動化剤、及び(a-3)前記薬物と流動化剤との混合物を造粒又は被覆するための担体とを含む第1の顆粒(A)と、(b-1)平均粒子径10〜500μmを有し、かつ糖、糖アルコール及びアミノ酸から選択された少なくとも一種の粒状ベース成分、(b-2)吸水時の膨潤率が1.3以下の崩壊剤、及び(b-3)水溶性結合剤を含有し、(b-3)前記水溶性結合剤の含有量が錠剤100重量部に対して1重量部以下である第2の顆粒(B)とを含む。 (もっと読む)


【課題】硬度が高く、高湿度(加湿)条件下で長期間に亘り保存しても硬度の低下を抑制できるとともに、口腔内の少量の唾液により速やかに崩壊する口腔内崩壊錠を提供する。
【解決手段】口腔内崩壊錠は、(A)薬物、(B)平均粒子径10〜500μmを有し、かつ糖、糖アルコール及びアミノ酸から選択された少なくとも一種の粒状ベース成分、(C)吸水時の膨潤率が1.3以下の崩壊剤、(D)水溶性結合剤、及び(E)滑沢剤を含有し、(D)水溶性結合剤の含有量が錠剤100重量部に対して1重量部以下であり、(E)滑沢剤の含有量が錠剤100重量部に対して0.5重量部以下である。前記成分(A)〜(D)を含む打錠組成物を、(E)滑沢剤を杵及び/又は臼に付着させて打錠する。 (もっと読む)


【課題】簡便にかつ再現性よく錠剤(口腔内崩壊錠)の崩壊性を評価できる崩壊試験装置及び崩壊試験方法を提供する。
【解決手段】崩壊試験装置は、錠剤4の上面の中央部に荷重を負荷するためのロッド(第1の負荷手段)1と、前記錠剤の周辺部に荷重を負荷するための中空筒体(第2の負荷手段)2と、前記錠剤に試験液を付与するための供給手段とを備えている。中空筒体2は、周方向に間隔をおいて下端から延出する4つの作用部3を備えており、作用部3の先端部は鋭角な先端部として形成されている。錠剤4は、吸水シート5を介して、収容体6の平坦な底面(載置部)に載置される。このような装置では、ヒトでの錠剤の崩壊時間を簡便にかつ再現性よく測定できる。 (もっと読む)


【課題】δ型D−マンニトール結晶から転移したβ型D−マンニトール結晶を含有し、比表面積が0.4〜0.9m/gである造粒物を打錠してなる口腔内崩壊錠を提供すること。
【解決手段】δ型D−マンニトール結晶含有組成物に水または水溶性溶媒を噴霧することによって、δ型D−マンニトール結晶をβ型D−マンニトール結晶に転移させる工程、および、前記工程に供された含有組成物を乾燥することによって、上記転移により生じたβ型D−マンニトール結晶の成長を抑制する工程を経て製造される。該口腔内崩壊錠は、速崩壊性と高錠剤強度を有する。 (もっと読む)


【課題】吸湿性物質を配合した錠剤を、水系または水−有機溶媒系の溶媒を用いたフィルムコーティング液により1段階でフィルムコーティングできる方法およびその方法により得られるコーティング錠を提供する。
【解決手段】吸湿性物質が配合された錠剤にフィルムコーティングを施す際に、錠剤の平衡相対湿度を30%相対湿度以下に保ち、かつコーティング液の液滴径を30μm以下としてフィルムコーティング行なうことにより、上記の課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】体積膨張率の大きい素錠に対して、少ない量でフィルムコーティングしてもコーティング層が割れにくいフィルムコーティング錠剤、臭いがマスキングされたフィルムコーティング錠剤、及び臭いの強い素錠に対する臭いのマスキング方法を提供することである。
【解決手段】素錠と素錠を被覆するフィルムコーティング層とを有し、素錠は、コーティングが施されない状態で温度25℃、湿度60%の雰囲気下に24時間放置したときに5〜50%の体積膨張率を示し、フィルムコーティング層はポリビニルアルコールを含有する、フィルムコーティング錠剤。
素錠と素錠を被覆するフィルムコーティング層とを有し、フィルムコーティング層はポリビニルアルコールを含有し、且つ素錠に対して10質量%以下の量で形成されてなる、素錠の臭いが軽減されたフィルムコーティング錠剤、及び臭いのマスキング方法。 (もっと読む)


【課題】苦味を有する薬物の苦味をマスキングし、服用性の向上した口腔内崩壊錠を提供する。
【解決手段】苦味を有する薬物、及び該薬物に対して3〜240質量%かつ全質量100質量部に対して6質量部以下の乳酸カルシウムを含有し、さらに所望に応じて高甘味度甘味剤及び/又は矯味剤、例えば1−メントール、を含有する口腔内崩壊錠。苦味を有する薬物及び該薬物に対して3〜30質量%乳酸カルシウムを含有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】臭いを有する有効成分を含む固形医薬組成物を用いても臭いが充分にマスキングされた固形医薬製剤を得ることを課題とする。
【解決手段】臭いを有する固形医薬組成物をセルロース系コーティング剤でコーティングして第一層を形成し、次いで、ポリビニルアルコール系コーティング剤でコーティングして第二層を形成する、臭いの防止された固形医薬製剤の製造方法により、上記の課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】β−ラクタム化合物の製造における副生成物であるジスルフィド体を工業的に有利に除去または処理すること。
【解決手段】N−ハロスルホニルβ−ラクタム化合物のハロスルホニル基を脱離させる反応において、従来技術より収率よく、かつ副生成物の処理および除去に困難を伴わないN−無置換β−ラクタム化合物の製造方法を提供する。 (もっと読む)


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