説明

共和真空技術株式会社により出願された特許

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【課題】解決しようとする課題は、凍結乾燥装置の乾燥庫内に、被乾燥材料を装入して凍結乾燥させるときに、一次乾燥期に個別容器の品温センサー挿入による被乾燥材料の品温を測定・監視を行わず、かつ、コラプス発生の原因となる、乾燥庫内の圧力上昇を生ぜしめずに、乾燥庫内の真空度変化を真空計で測定してデータを収集し、このデータにより被乾燥材料の全体の平均昇華面温度と既乾燥層水蒸気移動抵抗を計算により測定できる計算手段を得る点にある。
【解決手段】凍結乾燥機の主管aに該主管aの開度を調節し得る角度センサ付きの開度調節器Cを設け、事前に昇華負荷Qmと開度調節器Cの開度角度θと主管抵抗R(θ)との関係式を求めておき、一次乾燥期に、開度調節器Cを一定時間間隔で、開度を開とする方向に回動させて、その回動の前後における開度調節器Cの開度角度θ、乾燥庫内の真空度PdcとコールドトラップCT内の真空度Pctの測定データと関係式とから、被乾燥材料の平均昇華面温度を計算により測定する。 (もっと読む)


【課題】乾燥庫を直立円筒形のチューブとした凍結乾燥機による、被乾燥材料の凍結乾燥において、乾燥工程の終期に、被乾燥材料の内部に生じてくる未昇華部分の水分を昇華消失せしめる仕上げ乾燥が、チューブ内壁面への液材料の吹き付け、及び、乾燥工程の終了後に行うチューブ内の洗浄・滅菌作業に支障を生ぜしめることなく、マグネトロンで発生させたマイクロ波の照射の適用により短時間で終了させ得る手段を提供する。
【解決手段】乾燥庫を金属材で直立円筒形のチューブ1に構成した凍結乾燥機において、前記チューブ1の上端側に接続する金属材よりなる真空排気系のダクト7の周壁の、基端側に寄る部位に、窓穴aを開設して、ガラス板bにより気密に閉塞し、窓穴aの外側に、マグネトロン10を、それのマイクロ波の投射口10a、又は接続した導波管12のマイクロ波の放射口13が、前記ガラス板bの外面に臨むように配位してダクト7に対して組み付ける。 (もっと読む)


【課題】汚染ハザードの防止及び無菌化を担保することができ、かつ汚染防止のための保守管理が容易な凍結乾燥機を提供する。
【解決手段】凍結乾燥機に、直立円筒状のチューブ1をもって形成される被乾燥材料の凍結乾燥庫と、該チューブ1の外周部に配置された熱媒体循環用のジャケット2と、チューブ1の内壁面に液状に調整された被乾燥材料を噴射する分注ノズル70とを備える。分注ノズル70は、一端が被乾燥材料供給配管5の先端部に固定される筒状部71と、該筒状部71の内部に配置された被乾燥材料分配板72と、一端が該被乾燥材料分配板72に連結され、被乾燥材料案内面73cが筒状部71の先端面との間に所要の間隙を隔てて対向に配置されたオリフィス部73とを有する構成とし、これら筒状部、被乾燥材料分配板及びオリフィス部を一体不可分に形成する。 (もっと読む)


【課題】凍結乾燥装置において、被乾燥物からの昇華水蒸気を、凝縮捕集するトラップ管12を冷却するようそれの内部に循環さす冷凍機9の冷媒が、熱交換により持ち出して冷凍機9の冷媒が、熱交換により持ち出して冷凍機9の凝縮部に移動させて、外部に放出させていた凝縮潜熱を、回収し、回収した熱量を、熱媒循環路aの熱媒を加熱する加熱器7に供給して、被乾燥物に昇華潜熱を与えるようにする。
【解決手段】トラップ管12を冷媒により冷却する冷凍機9の凝縮部9aと、棚5に熱媒を循環させる熱媒循環路aに設ける加熱器7との間に、熱媒体を低温側の蒸発器部15から高温側の凝縮器部17との間を循環するよう流動させて低温側から高温側に熱移動させるヒートポンプPを配設し、ヒートポンプPの低温側は、冷凍機9の凝縮部9aに、ヒートポンプPの高温側は、熱媒循環路aに設けた加熱器7に対し、接触・接続させる。 (もっと読む)


【課題】被乾燥物を凍結させ、これに昇華潜熱を与えて、含有水分を昇華蒸気として抽き出し、コールドトラップに捕集し除去することで行う凍結乾燥手段は、予備凍結の工程の間、及び一次乾燥及びこれに続く二次乾燥の工程の間、トラップ管12を冷却するため、冷却熱の供給による多量の熱量を要し、また、被乾燥物に対し昇華潜熱を与えるため多量の熱量を要している問題があり、これを解決することを課題とする。
【解決手段】被乾燥物を、凍結状態に保持せしめた状態において、昇華潜熱を供給して水蒸気を昇華させ、その昇華水蒸気をトラップ管に凝縮または凝結させて捕集させて行う凍結乾燥方法において、トラップ管を冷媒により冷却する冷凍機の凝縮部から外部に排出する冷媒熱を、ヒートポンプの蒸発器部により回収して、ヒートポンプの凝縮器部により加熱器7に供給し、冷凍機の冷媒熱により被乾燥物に昇華潜熱を与えるようにした。 (もっと読む)


【課題】真空乾燥装置における蒸気凝結器を、伝熱性能の向上、冷媒と凝結面の真空蒸気との伝達温度差損失の低減、同時に冷媒蒸発円管の核沸騰熱伝達係数と循環熱媒体の境膜伝熱係数の増大が達成でき、良い伝熱性能と高効率蒸気凝結能力を持つようにする。
【解決手段】真空乾燥装置の蒸気凝結器の、冷媒蒸発円管を、平滑管から内面溝付き円管に変更して、扁平な楕円管に変形加工し、一対の扁平面の一方または両方を、熱媒液体の通路の内壁面に密着する状態として前記通路内に装入し、冷媒蒸発楕円管と蒸気凝結プレート内の熱媒液体の通路の内壁面との密着面積を増大させ、かつ、液体の通路内に装入した冷媒蒸発楕円管に沿って等間隔に乱流を起こす棒を取り付けて、冷媒蒸発楕円管外表面の層流を擾乱して熱媒液体の対流境膜伝熱を促進する。 (もっと読む)


【課題】被乾燥材料が、所定の水分値に達して乾燥を終了した状態となったことの判断が、精確に行えるようにする。
【解決手段】乾燥庫DCと、コールドトラップCTとが分離していて、主弁MVを装備せるダクトaを介し接続している凍結真空乾燥装置を用い、凍結乾燥の工程を開始した乾燥庫DCからコールドトラップCTに至る間の一定時間の真空度変化を測定して、その間の空気漏れ量を計測し、引き続き、乾燥庫DC系とコールドトラップCT系のそれぞれの一定時間の真空度変化を測定し、コールドトラップCT系の空気漏れ量と、乾燥庫DC系の空気と水蒸気の漏れ量とを計測し、これらから乾燥庫DC系の空気漏れ量を計算して乾燥庫DC内の水蒸気発生量を計算し、それにより乾燥終点を判定する。 (もっと読む)


【課題】小容器を凍結乾燥室内に搬入するローディングにおいて、その小容器のローディングが、小容器同士の接触、および架台の水平台面および棚段の棚面との摺接により生じて、小容器内の被乾燥液材に混入し汚染を起こす摩耗塵を、発生させないで行われるのを実現させることにある。
【解決手段】凍結乾燥機Aの凍結乾燥室a内の棚段bの棚面上に装入せしめる凍結乾燥機の小容器のローディング方法において、枠体2内に整列・集合させる小容器vの一列毎の列間隔に、帯状乃至紐状に形成した緩衝材yを介装して枠体2の水平方向における内容積を縮小せしめることで、枠体2内に整列・集合させた小容器vの全てを枠体2に対し拘束させ、この状態で、枠体2を水平台面1に対し少し浮かせて、往復動機構zにより枠体2を凍結乾燥室a内の棚段bの棚面上に押し込むことで小容器vを搬入する。 (もっと読む)


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