説明

金山化成株式会社により出願された特許

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【課題】発泡樹脂製の母材の連通孔に防蟻剤を含有する充填材料を充填して成る発泡樹脂複合構造体であって、難燃性が損なわれ難く優れた防蟻効果を有する発泡樹脂複合構造体およびその製造方法並びに発泡樹脂複合構造体を用いた白蟻防除方法を実現する。
【解決手段】独立気泡構造が形成された発泡ビーズ1c間に空隙1dが形成されるとともに空隙1d間が連通することにより一の面1aから他の面1bに連通した連通孔1eが存在し、かつ、酸素指数が21より大きい母材1と、酸素指数が21より大きく防蟻剤が含有された充填材料4を母材1の空隙1dおよび連通孔1eに充填する充填装置10とを用意し、充填材料4の母材1に対する充填率を充填材料4の種類に応じて0.1〜4.5vol%の範囲から決定し、その決定した充填率にて充填材料4を充填装置10を用いて母材1の空隙1dおよび連通孔1eに充填する。 (もっと読む)


【課題】水耕栽培パネルにおいて、パネル本体内部への植物根の浸入防止とパネル本体の内部の抗菌化を図ることにより、繰り返し使用に対応させる。
【解決手段】パネル本体を構成する複数の発泡樹脂ビーズ12の間隙13に、エマルショ
ン樹脂14が充填される。エマルション樹脂14には、抗菌性を有する無機物として銀ゼ
オライト16が混合されており、銀ゼオライト16の持つ優れた化学的作用によって間隙
13への植物根の浸入を防止する。 (もっと読む)


【課題】発泡樹脂製の母材の連通孔に充填材料を充填して成る発泡樹脂複合構造体であって、難燃性が損なわれ難い発泡樹脂複合構造体を実現する。
【解決手段】隣接する発泡ビーズ1c同士が融着することにより独立気泡構造が形成されており、発泡ビーズ1c間に空隙1dが形成されているとともに空隙1d間が連通することにより一の面1aから他の面1bに連通した連通孔1eが存在し、かつ、酸素指数が21より大きい母材1と、酸素指数が21より大きい充填材料4を母材1の空隙1dおよび連通孔1eに充填する充填装置10とを用意し、充填材料4の母材1に対する充填率を充填材料4の種類に応じて0.1〜4.5vol%の範囲から決定し、その決定した充填率にて充填材料4を充填装置10を用いて母材1の空隙1dおよび連通孔1eに充填する。 (もっと読む)


【課題】 耐衝撃性に優れた発泡樹脂複合構造体を実現する。
【解決手段】 緩衝材50の使用環境温度は、0〜60℃であり、その樹脂膜53は、引張強度が0.6〜37MPaであり、かつ、膜厚が500μmのときの引張り破壊伸びが8〜2000%である。このため、図2(a)に示すように、緩衝材50の表面51aに荷重F1が印加され、母材51が急速に変形した場合であっても、同図(b)に示すように、樹脂膜53が母材51に追従して変形し、破断し難いため、母材51が破壊され難い。また、図2(c)に示すように、荷重F1よりも大きな荷重F2が印加され、母材51が破壊された場合であっても、樹脂膜53は破断し難いため、荷重F2による衝撃を樹脂膜53により吸収することができる。従って、緩衝材50の耐衝撃性を従来よりも高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 軽量でありながら、水漏れが発生しない発泡樹脂複合構造体を実現する。
【解決手段】 一の面から他の面に連通した連通孔が存在し、連通孔の平均径が10〜150μmの母材1の上面に、樹脂が溶媒に溶解または分散された粘度が2000mPa・s以下の流動性材料4を配置し、減圧装置3を作動して減圧室2dを減圧する。これにより、流動性材料4が母材1の連通孔に浸透し、連通孔が閉塞されるため、軽量でありながら、水漏れが発生しない発泡樹脂複合構造体を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 軽量でありながら、導電性や防虫などの機能を有する発泡樹脂複合構造体を実現する。
【解決手段】 上面から下面に連通した連通孔が存在し、連通孔の平均径が10〜150μmの母材1の上面に、銅粉が分散された粘度が2000mPa・s以下の樹脂水性エマルションなどの流動性材料4を配置し、減圧装置3を作動して減圧室2dを減圧する。これにより、流動性材料4が母材1の連通孔に浸透し、粉末が連通孔の内壁面に付着する。そして、その母材の乾燥後に樹脂水性エマルションなどの流動性材料を母材に浸透させ、粉末を固着するとともに連通孔を閉塞する。 (もっと読む)


【課題】 発泡樹脂成型品に塗布する樹脂モルタルなどの材料の表面を容易に綺麗に仕上げることができる発泡樹脂成型品の塗布方法を実現する。
【解決手段】 外壁断熱用ボード1の塗布面に補強メッシュ4を貼着し、その上から樹脂モルタル2を塗布し、その上にポリオレフィン系のシート3を貼着し、その上をローラ8でなぞり、樹脂モルタル2の厚さを均一化する。そして、所定時間放置して樹脂モルタル2を乾燥させ、シート3を端部から剥離して除去する。これにより、外壁断熱用ボード1の塗布面には、補強メッシュ4が入った状態の樹脂モルタル層2が形成された状態になる。つまり、シート3を介してローラ8をかけるため、樹脂モルタル2がローラ8の表面に付着することがない。また、ローラ8が通過した軌跡が樹脂モルタル2の表面に残ることもないし、ローラ8の模様が樹脂モルタル2の表面に転写されることもない。 (もっと読む)


【課題】 軽量でありながら、液体漏れが発生せず、手作業でのシール処理が不要であり、機械的強度の高い液体受け容器を実現する。
【解決手段】 ドレンパンの母材1に形成された水受け部6の内壁面にエポキシ樹脂を塗布し、母材1を容器本体20の凹部23に収容する。水受け部6は蓋10の加圧室11に露出しており、加圧室11に対応する母材1の裏面側は、容器本体20の減圧室21に露出している。加圧装置30および減圧装置40を駆動し、水受け部6に塗布されたエポキシ樹脂を内部に浸透させる。母材1を自然養生し、エポキシ樹脂を硬化させる。母材1内に形成された連通孔は硬化したエポキシ樹脂によって閉塞され、水漏れがなくなる。また、機械的強度が高くなる。 (もっと読む)


【課題】 発泡樹脂成型品に塗布する樹脂モルタルなどの材料の表面を容易に綺麗に仕上げることができる発泡樹脂成型品に対する塗布方法を実現する。
【解決手段】 外壁断熱用ボード1の塗布面に補強メッシュ4を貼着し、その上から樹脂モルタル2を塗布し、その上にポリオレフィン系のシート3を貼着し、その上をローラ8でなぞり、樹脂モルタル2の厚さを均一化する。そして、所定時間放置して樹脂モルタル2を乾燥させ、シート3を端部から剥離して除去する。これにより、外壁断熱用ボード1の塗布面には、補強メッシュ4が入った状態の樹脂モルタル層2が形成された状態になる。つまり、シート3を介してローラ8をかけるため、樹脂モルタル2がローラ8の表面に付着することがない。また、ローラ8が通過した軌跡が樹脂モルタル2の表面に残ることもないし、ローラ8の模様が樹脂モルタル2の表面に転写されることもない。 (もっと読む)


【課題】 発泡樹脂成型品に樹脂モルタルなどを塗布するために必要な時間を短縮するとともに熟練を要しない発泡樹脂成型品に対する塗布方法を実現する。
【解決手段】 ポリオレフィン系のシート3の表面に樹脂モルタル2を塗布し、塗布面に補強メッシュ4を介在させた外壁断熱用ボード1を樹脂モルタル2の上に押し付ける。そして、所定時間放置して樹脂モルタル2を乾燥させ、シート3を端部から剥離して除去する。これにより、外壁断熱用ボード1の塗布面には、補強メッシュ4が入った状態の樹脂モルタル層2が形成された状態になる。従って、コテやローラにより樹脂モルタルを均一に塗布する必要がないため、塗布時間を短縮できるし、熟練を要しない。 (もっと読む)


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