説明

光洋サーモシステム株式会社により出願された特許

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【課題】ワークが収容されているバスケットを流れる焼入油の流速を速めることが可能となる焼入装置を提供する。
【解決手段】焼入油を貯留する油槽1を備え、焼入温度に加熱にしたワークを収容したバスケット10を焼入油に浸漬して急冷する。昇降籠20に搭載したバスケット10の直下で焼入油を取り入れる入口開口部30を有しているダクト3と、焼入油を入口開口部30から取り入れさせ焼入油をバスケット10の上から下へと流す下降流を生じさせるスクリュ4とを備えている。ダクト3は、バスケット10の下端面に接近した位置まで上へと延び上端部が入口開口部30となる延長筒部35と、この延長筒部35の外周から外側に延び、昇降籠20の脇を下方へ流れ昇降籠20の下に達した焼入油が入口開口部30に流れ込むのを阻止する遮断部材36とを有している。 (もっと読む)


【課題】ワークにおける浸炭むらや、スーティングの発生を抑制する真空浸炭装置及び浸炭ガスの温度調節方法を提供する。
【解決手段】真空浸炭装置1は、液体炭化水素を気化して真空浸炭炉30内に供給される浸炭ガスを予熱する予熱部40と、予熱部40により予熱された浸炭ガスの温度を測定する温度センサ50と、温度センサ50により測定された温度に基づいて予熱部40を制御して、浸炭ガスの温度を所定範囲に保持する制御部60とを備えている。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、焼入室内が負圧になった際の安全性を確保し、変性ガスの削減も可能とした熱処理炉を提供する。
【解決手段】熱処理炉10は、加熱室4、油槽5、焼入室2、排気管9、および窒素ガス供給ライン20を有する。加熱室4内には被処理品8が収容され、所定の変性ガスの雰囲気下で加熱処理が行われる。油槽5には、焼き入れ用の油が貯留される。焼入室2は、加熱室4に連設される。焼入室2内には、加熱処理後の被処理品8が搬入され、油槽5内の油に被処理品8を浸漬して焼き入れが行われる。排気管9は、焼入室2に接続され、加熱処理に使用された変性ガスを排気する。窒素ガス供給ライン20は、排気管9に接続され、排気管9内に窒素ガスを供給する。 (もっと読む)


【課題】安価な支持部材を使用して、ワークが大型化しても支持部材とワークの接触面積を増やすことなくワークの外周部でワークの底面を確実に支持することが可能なワーク積載装置を提供する。
【解決手段】ワーク積載装置10は、複数の支柱、および支持部材を含む。複数の支柱は、矩形の板状体であるワークの底面に当接する複数の支持部材を、上下方向に沿って等間隔に配置された複数の支持位置の各々で保持するものであり、各々が水平面内でワークWより大きい矩形状の領域Rの対向する1対の辺の各々の一端および他端にそれぞれ配置される2本の第1の支柱21A,21Bおよび2本の第2の支柱22A,22Bからなる。支持部材は、第1の支持部材31A,31Bおよび第2の支持部材32A,32Bを備える。 (もっと読む)


【課題】シャッター部材周辺への昇華物の固着および炉内温度への影響を効果的に防止し得る熱処理装置を提供する。
【解決手段】 この発明に係るこの熱処理装置1は、シャッター部材7、複数の接触部材9、弾性部材10、およびダクト27を備える。シャッター部材7は、搬出入口20Aを遮蔽するものである。複数の接触部材9は、シャッター部材7に設けられ、熱処理炉20の搬出入口周縁部20Bに圧接する。弾性部材10は、シャッター部材7に設けられ、複数の接触部材9を圧接方向に付勢する。ダクト27は、熱処理炉20の搬出入口20Aの開口部に設けられ、シャッター部材7と熱処理炉20の搬出入周縁部20Bとの間の隙間12に開口する複数の吸気孔27Aを有し、隙間12を流れる空気を吸気孔27Aから吸い込んで戻り通路25に排気する。 (もっと読む)


【課題】基板内の柔軟性の高いスペーサの変形をも防止でき、液晶基板のシール硬化処理に適用できるとともに、基板底面との当接部分の交換作業の容易な基板支持部材及び基板収納装置を提供する。
【解決手段】基板収納装置内の基板収納位置に対する基板の搬入方向に直交する方向に一定の間隔で複数配置され、前記基板収納位置に搬入された基板200の底面に当接して該基板200を支持する基板支持部材10であって、該基板支持部材10は、長手方向が前記搬入方向に平行な取付面1Aを有する本体1と、前記取付面1Aに固定され、上面及び前記搬入方向の両面に開放した凹部を有するガイド2と、前記取付面1Aに沿って上側部分を前記凹部の上方に露出させた状態で前記凹部内に装入される耐熱樹脂チューブ3と、を備える。 (もっと読む)


【課題】触媒活性化用の加熱器を熱処理用のもので共用でき、装置の大型化およびコスト増を抑制し得る熱処理装置を提供する。
【解決手段】 熱処理装置1Aは、ワークWが収容される熱処理炉20、加熱器32および送風機33が設けられる空調部23、並びに熱処理炉20および空調部23を連通する連通路24,25を有する断熱室2を備えている。この熱処理装置1Aは、還流経路5および触媒6を備える。還流経路5は、空調部23から流出した空気を、空調部23における加熱器32の設けられた位置よりも上流側の部分に戻すように構成される。触媒6は、ワークWを熱処理する際にワークWから発生する昇華物を分解するものである。触媒6は、空調部23における加熱器32の設けられた位置よりも下流側の部分に設けられる。 (もっと読む)


【課題】コストの上昇や装置の大型化を招くことなく、基板の供給不良による各基板の熱履歴の不均一化を防止する。
【解決手段】この発明の基板熱処理システム10は、熱処理装置1、搬入コンベア2、搬出コンベア3、第1ラック4、搬送ロボット6、制御部7を備えている。熱処理装置1は、内部に複数の基板収納部11を備えている。搬送ロボット6は、受入位置22から各基板収納部11へ順に基板100を搬入する基板搬入、各基板収納部11から順に取出位置32へ基板100を搬出する基板搬出、第1ラック4から基板収納部11へ遮蔽板200を搬入する遮蔽板搬入を行う。制御部7は、基板搬入時に搬送ロボット6が基板100を受け取らなかった場合に基板搬入に代えて遮蔽板搬入を行うように搬送ロボット6の動作を制御する。 (もっと読む)


【課題】加熱処理されたワークを順次安定した姿勢で冷却液槽内に投入し、ワークの変形等を抑制して歩留まりを向上させる焼入れ装置を提供する。
【解決手段】焼入れ油18を貯留する油槽12と、水平面に沿った周回軌道上に所定のピッチで配列され、ワークを一定の姿勢で個別に保持する複数のワーク保持体13と、油槽12の外部に配置され、複数のワーク保持体13を周回軌道に沿って循環させる移動機構14と、油槽12の外部に配置され、ワーク保持体13を上下に昇降させて当該ワーク保持体13で保持されたワークWを油槽12に貯留された焼入れ油18の上方位置と焼入れ油18の内部との間で上下方向に移動させる昇降機構15とを備える。周回軌道上の所定位置には、ワーク投入領域A1とワーク引上領域A2とが設定され、昇降機構15は、ワーク引上領域A2とワーク投入領域A1とでワーク保持体を昇降させる昇降制御手段を有する。 (もっと読む)


【課題】基板の底面における各辺の近傍の略全長に渡って当接するように支持部材を配置し、プロセスパターン領域に劣化を生じることなく基板の大きな撓みを防止する。
【解決手段】ワーク積載装置10は、支柱21,22、第1固定支持部材31、第2固定支持部材32及び可動支持部材33を含む。支柱21,22は、台座11の4隅に配置され、支持部材31〜33を上下方向に沿って等間隔に配置された複数の支持位置の各々で保持する。第1固定支持部材31及び第2固定支持部材32は、ワーク100の第1〜3の辺の各々に平行な上端が、ワーク100の第1〜3の辺の各々の端部内で、全長にわたって水平となるように支柱21,22に固定される。可動支持部材33は、ワーク100の底面における第4の辺に平行な上端が、ワーク100の第4の辺の端部内で、全長にわたって水平となるように支柱22に上下方向に着脱自在に保持される。 (もっと読む)


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