説明

光洋サーモシステム株式会社により出願された特許

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【課題】上下方向の複数段で熱処理できる構成でありながら、上下の各段の間でガスが混ざり合うことを防止することのできる熱処理炉を提供する。
【解決手段】断熱性を有する炉壁10に囲まれることにより炉内に単一の加熱室9が形成されている炉本体1と、前記単一の加熱室9に上下方向に複数段設けられ各段でワークWを水平方向に搬送する搬送部31,32,33と、これら搬送部31,32,33によってワークWが搬送される搬送路R1,R2,R3毎に加熱室9を上下方向複数段に仕切る仕切部材7a,7b,7cと、これら仕切部材7a,7b,7cによって仕切られた段毎に炉内環境を調整する調整装置8a,8b,8cとを備えている。 (もっと読む)


【課題】 環状の被加熱物に生じる熱変形を抑制することができるとともに、炉内の熱損失を低減することができる加熱炉を提供する。
【解決手段】 円筒状の外側炉壁3の内周内方に内側炉壁4を配置し、外側炉壁3の内周面3aには外側発熱体5を、内側炉壁4の外周面4aには内側発熱体6をそれぞれ配置する。環状の被加熱物Wの外周面が外側炉壁3の内周面3aに対向するとともに、当該被加熱物Wの内周面が内側炉壁4の外周面4aに対向した状態で炉床2に載置された当該被加熱物Wを、その外周側から外側発熱体5により加熱処理するとともに、内周側から内側発熱体6により加熱処理する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成により、適宜的に、熱処理空間の内部の雰囲気を熱処理空間の外部に対して完全に独立させることが可能な熱処理装置を提供する。
【解決手段】真空加熱炉10は、真空容器12、および真空容器12に対して着脱可能な炉芯管30を備える。真空容器12は、炉芯管端部支持部22、炉芯管導入部25、挿通孔191を有する第1のマッフル蓋体182および第1の断熱材蓋体202、ならびに挿通孔193を有する第2のマッフル蓋体184および第2の断熱材蓋体を備える。第2のシール部34は、炉芯管側フランジ部材348、真空用ベローズ342、およびガス流入出ユニット350を備え、炉芯管30を真空容器12に気密に接続可能にするように構成される。 (もっと読む)


【課題】プロセスチューブおよびマニホールドの内部にガス導入管を配置する場合にも、プロセスチューブおよびマニホールドの有効内径を極力大きくすることが可能な熱処理装置を提供する。
【解決手段】縦型炉10は、プロセスチューブ16、マニホールド18、およびガス導入管184を少なくとも備える。プロセスチューブ16は、その内面に、ガス導入管184の上端部を支持可能なガス導入管支持部162を有する。マニホールド18は、その内面に、ガス導入部182に連通するように構成され、かつ、ガス導入管184の下端部が挿入可能に構成された支持穴185を有する。ガス導入管184は、その下端部がマニホールド18の支持穴185に挿入され、その上端部がプロセスチューブ16のガス導入管支持部162によって支持される。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成によって、反応管内に配置された各ワークに対するガスの供給を均一化することが可能な熱処理装置を提供する。
【解決手段】 ガス導入部162は、マニホールド16に配置されるとともに、インナーチューブ14内のワーク24に対してガスを噴出可能なガス吹出口166を有する。インナーチューブ14は、ワーク24を挟んでガス吹出口166に対向する位置に配置され、かつ、反応管11の長さ方向に沿って延びるように形成された長孔状の開口部144と、開口部144の少なくとも一部を閉塞可能な板状のカバー部材142を備える。カバー部材142は、開口部144に対する相対位置を調整可能に支持される。カバー部材142は、開口部144の開口領域の幅が、ガス排出部164に近づくほど狭くなるように配置される。 (もっと読む)


【課題】アンモニアガスを含む排ガスをアンモニアガス濃度に影響されずに安定して処理することができ、処理後のガスの排気に際して燃焼炎の発生を無くすことができる排ガス処理装置およびそれを備えた排ガス処理設備を提供する。
【解決手段】
排ガス処理装置3の加熱室本体23内に、アンモニアガスを含む排ガスを内部に流通するレトルト本体22を設置し、レトルト本体22の内部に、多数の微小な穴21bを形成した複数のニッケル含有板材21aからなる第1の触媒層21を設ける。また、レトルト本体22の下流側には、第2の触媒層を有する分解室31を設ける。
これにより、加熱室本体23内で加熱されたレトルト本体22の内部で、アンモニアガスを分解、燃焼すると同時に、第1の触媒層21の触媒作用によりアンモニアガスを分解、燃焼する。アンモニアガスが残存しているときには、第2の触媒層の触媒作用によりアンモニアガスを分解、燃焼する。 (もっと読む)


【課題】天井の高さが低い場合や上部炉殻を横行移動させる必要がある場合でも、支障なく適用することができる熱処理炉用の昇降装置を提供する。
【解決手段】第1横桁303に支持された上部フレーム410Aと、ロータリーレトルト炉1の下部炉殻112を取り付ける下部フレーム410Bとを、Xリンク式のリンク機構4を介して連結した。両フレーム410A,410Bの間でXリンク41を伸縮駆動手段43により伸縮させて、ロータリーレトルト炉1の上部炉殻111を昇降させる。 (もっと読む)


【課題】 加熱室内の圧力が異常に上昇した場合にも、その異常に上昇した圧力を迅速に解放することができる加熱炉を提供する。
【解決手段】 加熱室10を内部に有する炉体11に、炉体11の側壁11cに開口し加熱室10内の圧力を加熱室10の外部に解放する圧力解放口14を設け、断熱性を有する圧力解放扉3によって圧力解放口14を開放可能に密閉する。ロック手段4によって圧力解放口14を密閉した状態で圧力解放扉3をロックする一方、加熱室10の圧力が加熱炉1本体を破損させるおそれのある限界圧力以上に上昇した際に、圧力解放扉3のロックを解除する。 (もっと読む)


【課題】故障が抑制され、長寿命であり、かつ酸窒化処理工程の処理効率を維持しつつ、排ガスをモニターすることができるガス検出装置およびそれを備えた酸窒化処理設備を提供する。
【解決手段】半導体の製造に用いる酸窒化処理設備1のガス検出装置30において、排ガスを希釈するための希釈用ガスを搬送する希釈用ガス流路33、および処理炉10から排出された排ガスと希釈用ガスとを混合して混合ガスを生成する混合ガス流路35を設ける。これにより、希釈用ガスにより排ガスを希釈して、窒素酸化物を検出するセンサ部36に一定時間に導入される窒素酸化物や硝酸ガスの量を低減し、ガス検出装置の故障を抑制し、長寿命化を図り、かつ酸窒化処理工程の処理効率を維持しつつ、排ガスのモニターを可能にする。 (もっと読む)


【課題】スループットを犠牲にすることなく、消費電力の削減を図ることが可能な基板処理システムおよび基板処理方法を提供する。
【解決手段】基板処理システム10は、搬送部15、第1の処理チャンバ16、第2の処理チャンバ18、およびメイン制御部30を備える。搬送部15は、ワーク20を搬送する搬送ロボット22を備える。第1の処理チャンバ16および第2の処理チャンバ18は、搬送部14の周囲に配置される。第1の処理チャンバ16および第2の処理チャンバ18は、それぞれワーク20の搬入時および搬出時に開閉可能な扉162、182を有する。メイン制御部30は、搬送ロボット22が、第1の処理チャンバ16または第2の処理チャンバ18のいずれか一方に連続してアクセスすることなく交互にアクセスするように、搬送ロボット22および扉162、182の動作を制御する。 (もっと読む)


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