説明

国土防災技術株式会社により出願された特許

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【目的】
地盤状況に合わせたアンカー長の自由な変更、テンドンの現地での加工の容易さ、アンカーの運搬搬入を容易にするための方法を提供するものである。
【解決手段】
炭素繊維プレートをテンドンに用いたアンカー工法又はロックボルト工法において、高引張強度の炭素繊維の素材で腐食抵抗性を持たせ、さらに炭素繊維からなるプレートを1枚あるいは複数枚を用いてテンドンとして、当該テンドンを途中で切断・接合することにより、使用時に必要な長さのテンドンをつなぎ合わせて、利用に適した長さに調整し、また、アンカー体部分やアンカー頭部部分など高引張強度の炭素繊維の素材からなるプレートのテンドンを途中で切り離なし、使用時に必要な長さのテンドンをつなぎ合わせて、利用に適した長さに調整することにより、運搬や搬入、組み立てを容易にした構成。 (もっと読む)


【課題】
トンネル掘削工事において発生する高含水掘削汚泥,基礎杭工法などの基礎工事で発生する軟弱汚泥,浚渫工事などで発生する軟弱土砂および下水処理場や浄水場で発生する汚泥のような多量の水分を含んだ残土は,生石灰やセメントなどの無機系固化剤を添加混合して,その水和作用および凝結作用を利用して固化処理してきたが,対象となる汚泥水が強アルカリ性であるのに対して無機系固化剤もアルカリ性であるので汚泥水のpHが更に高くなり,pHで11程度となって周辺環境への影響が顕著となっていた。
【解決手段】
自然由来の酢液等の酸性溶液を用いた泥水処理工法において、高含水掘削汚泥水に炭等を作る過程で抽出される木酢液,もみがら酢液,魚等を処理する際に抽出される酢液を混合して撹拌することにより,アルカリ性の緩和を図れると同時に当該汚泥水の凝集化により半固形の汚泥を得るようにした構成。 (もっと読む)


【課題】
従来,スギ,ヒノキに代表される人工林では,間伐,枝打ち等の森林整備によって,立木密度を低下させることで森林内照度を確保すれば森林の機能が回復するとされてきた。しかし,過密に植栽された人工林内は低照度によって維持されている期間が長いことから土壌の酸性化の進行が顕著となって植生の回復していない箇所が多くなっている。また,酸性硫酸塩土壌等の特殊土壌であることから土壌pHが著しく低下して強酸性となっている箇所においても,そのまま放置した状態で土壌環境の改善が望めない。
【解決手段】
土壌pHの著しい低下により強酸性土壌となっている対象地に対して,鋼を作る際に発生する転炉スラグと有機質資材等を混合した客土を植生基材吹付機で対象面に吹き付けることによって,土壌pHが著しく低下して機能不全となっている土壌構造の改善を目的とした転炉スラグを用いた酸性緩和工法。 (もっと読む)


【目的】
本発明は,太径芯材の利用による撓み補強の効果,頭部支圧版構造を有することによる引張り補強の効果,プレストレスを載荷しないことですべり面変位を移動層内の変形挙動に転換し,地盤と芯材の一体化効果を発現して緩みを生じた斜面全体の安定性向上を図る斜群杭工法に関する。
【解決手段】
頭部に支圧版構造を有する太径芯材を利用した杭体変形を許容する斜群杭工法において,通常使用される芯材の断面をマイクロパイル規模と大きくして頭部構造に支圧版を備え,打設角をすべり面に対する垂線から0°〜45°の範囲で決定することとし,軸力と曲げせん断抵抗力の発現割合を応力−歪み関係と補強材の降伏基準から評価する手法を確立し、プレストレスを載荷しないことで地すべりの活動に伴って芯材が撓み,すべり面での変位挙動を芯材の撓みに起因した移動層内の変形挙動に転換することで,地盤と芯材の一体化効果を設計に考慮した構成。 (もっと読む)


【目的】
一般的に法面緑化に用いられるバーク堆肥等の有機質堆肥が短期的な堆積、養生によって作られているため十分に腐植化が進行しておらず、法面で分解が起こり数年で堆肥としての効果を失っている現状に対して、未熟な有機物資材を極強酸性化させた人工的な腐植土を早期に形成させ、バーク堆肥等の資材に混合することによって可能にした。
【解決手段】
有機物が70%程度の含有量を有し、完全には腐植化が進行していない有機質資材となるバーク堆肥、おが屑、稲わら、もみ殻、脱水ケーキ等のモル濃度1.0〜18.0molL-1の硫酸溶液、塩酸、酢酸等で酸性処理したもの又は有機質資材を130℃程度の温度で加熱処理して粉状若しくは粗粒状の燻製資材を作成し、この処理した有機質資材をバーク堆肥や有機質チップに5%〜60%の割合で混合して遅速的に腐植化を進行させ、土壌環境を構築して人工腐植土による緑化工法。 (もっと読む)


【目的】
本発明は,人工腐植土混合型緑化工法に関し、中長期的に安定な緑化資材を緑化対象地に吹き付け荒廃地を復元することを可能とし,さらに,その腐植土を吹付機を用いて目的の対象表面に吹き付けて腐植を促進させるための人工腐植土を提供するものである。
【解決手段】
人工腐植土の製造方法において、有機物が70%程度の含有量を有し,腐植化が進行していない未熟なバーク堆肥,おがくず,稲わら,もみ殻,脱水ケーキ等の有機質資材をモル濃度1.0〜18.0molL-1の硫酸溶液,塩酸,酢酸等の極強酸性溶液に5時間以上浸透させ、又は燻製した粉状又は粗粒状の燻製炭で約100時間ほど浸透するようにし,且つ未熟な有機質資材とするバーク堆肥にあっては、C/N比が35以下,pH(H2O)が5.5〜7.5,電気伝導度が0.9mS/cm以下の値のものを利活用するようにした人工腐植土の製造方法。
た構成。 (もっと読む)


【課題】
従来、スギ、ヒノキ等の人工林では、森林整備で立木密度を低下させて林内照度を確保すると下層植生が回復するとされてきた。しかし、過密に植栽された人工林は低照度で長期間維持されることか、土壌中に多量の種子を包含しておらず、有機物含有量が低下して土壌が単粒化してしまうことが問題である。対処法は、森林表層の土を採取する手法や採取した土壌や地下茎をバックに詰め込み緑化する手法、山地に自生する実生苗木の地上部を切断して森林へ戻す工法が考案されたが、緑化が主目的であるので森林機能を回復する手法となっていなかった。
【解決手段】
森林の木本類、草本類から採取した種子(3)及び種子が混在している森林周辺の表層土壌(3′)とバーク堆肥(4)と腐蝕促進土(5)を混合撹拌してなる客土(2)を植生基盤材(1)として吹付機(12)で対象となる森林の土壌面(G)に吹き付けて森林回復基盤層(A)を形成することを特徴とする森林機能回復工法。 (もっと読む)


【課題】
アンカーの機能状況を確認する方法には、アンカーに生じている荷重を計測する方法、測量により頭部の変位を計測する方法、縦型伸縮計により地盤変位を計測する方法がある。
荷重の計測方法は、計測値によってのみ機能状況を確認するめ、荷重値に異常があってもその原因となる受圧板の沈下やアンカー体の引き抜け等の異常個所を判断することはできない。変位の計測方法は、間接的にアンカーの状態を推定するため、アンカーの荷重変化やアンカーの機能状況を直接的に判断することはできず、耐久性や精度及び経済性に難があった。
【解決手段】
シースパイプ(1)内において、低伸縮率の素材からなる複数本のシース付きワイヤー(6)を挿入し、そのシース付きワイヤー長さを変えた先端部をアンカー体(4)、スペーサー(5)・ソケット錨(18)に固定し、該シース付きワイヤーの先端部側をシースパイプから引き出して多点式標尺(10)に設置するアンカー機能状況確認装置。 (もっと読む)


【目的】
本発明は栽培、観賞用等の目的によって日本以外の国から導入されて、日本国内で繁殖して問題となっている外来性物(植物)について,その生育土壌環境特性を有機質資材によって変化させることによって繁殖を減退、植生を衰退させることを可能としたものである。
【解決手段】
外来性植物駆除工法において、有機質資材を燻製した粉状又は粗粒の燻製炭、泥炭腐植土、ピートモス、ココピート、フミン酸及び炭、バーク堆肥、おが屑、稲わら、籾殻、ゼオライトにモル濃度で1.0〜18.0molL-1の硫酸、塩酸、酢酸、竹酢液、木酢液等をしみ込ませて製造し、当該有機質資材を用いた客土又は有機質資材と粗粒砂とを混合して得た客土から成る緑化基盤材を緑化基盤材吹付機で対象地盤に吹き付けることにより、セイタカアワダチソウ等の外来生物を駆除するようにした構成である。 (もっと読む)


【目的】
本発明は、溶液中に含まれる元素を蛍光X線分析法で高精度に定量分析する手法を提供し、飲料の品質管理や、河川水や湖・沼水、地下水などの陸水に関しての環境評価等の化学分析分野で活用するものであり、実験室内で高精度溶液分析を実施する溶液試料中の元素濃度を簡便にスクリーニングする手法としても利用可能である。
【構成】
疎水剤を塗布した有機高分子膜上に溶液試料を滴下・乾固させて、その残渣を蛍光X線分析法によって分析することで、溶液中の元素の濃度を定量分析する方法であり、標準溶液を前述した方法で調整・分析し、X線強度と濃度との相関関係を明らかにすることで、定量の下限と精度の検証を行う構成。 (もっと読む)


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