説明

黒崎播磨株式会社により出願された特許

231 - 240 / 314


【課題】浸漬ノズルの吐出孔から流出する溶鋼流の減衰を抑制して、できるだけ長い距離に亘って意図した方向の流速を得ることのできる浸漬ノズルを提供すること。
【解決手段】上端に設けられた溶鋼の導入部9から溶鋼が下方に通過する上下縦方向にパイプ状の直胴部10と、この直胴部10の下部に設けられ、溶鋼を直胴部の側面から横方向に吐出する左右対称となる一対の吐出孔12とを有し、各吐出孔12の内壁面が、当該吐出孔12の中心軸の長手方向に平行であって、かつ45mm以上の長さを有する浸漬ノズルである。 (もっと読む)


【課題】稼働中の高温の窯炉(工業炉容器)に,遠方より焼き付け補修材を発射して効率的に焼き付け補修を行う窯炉耐火物の補修方法を提供する。
【解決手段】耐火物で内張りされた窯炉容器に,回転円盤2と,回転円盤2の外周に沿って設置され,焼き付け補修材8を包む包装素材との動摩擦係数が0.28以下であり,かつ,包装素材に包まれた焼き付け補修材8を発射するための発射口4が形成される固定外周壁1と,回転円盤上に,回転円盤2の中心軸を通るように起立配置され,かつ,回転円盤2の半径方向に延設される隔壁(垂直壁3)とを備える発射装置を用いて,回転円盤2の最外周の周速度Vが下記(1)式を満足するように回転円盤2および隔壁(垂直壁3)を回転させて,回転円盤2上に配置される焼き付け補修材8を,発射口4から窯炉容器に向けて発射させる。 1≦V<52×Log10L+112 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】操業度が高く、補修時間が長くとれない状況下で、傾斜した要補修部位をめがけて投げ込みした際に、その場所で飛散することなく施工体を形成できる熱間焼付け補修材を提供する。
【解決手段】粒度調整された塩基性耐火骨材100質量部に対し、熱間でカーボン結合を形成する物質5〜30質量部、および非水系溶媒0.1〜5質量部を配合した。このような配合組成とすることで、配合混練時に塩基性耐火骨材および熱間でカーボン結合を形成する物質が非水系溶媒により適度に湿潤され、塩基性耐火骨材の粗粒の周りに微粉がまぶされた状態となる。このため、炉内に投入され高温の炉壁に衝突した際に微粉部分も飛散することなく、設計された粒度構成を保持したままその場所にとどまり保形性が発揮される。 (もっと読む)


【課題】約250℃付近の温度域をはさむ急熱、急冷の温度変化によってき裂や損壊が生じない、長期間にわたって優れた熱衝撃抵抗性を保持する熱間補修用珪石れんがを得ることにある。
【解決手段】トリジマイトクリンカーが30〜65質量%、溶融石英が35〜70%とからなる耐火原料配合物を使用してなる熱間補修用珪石れんがの製造方法であって、鉱物相としてトリジマイトを90質量%以上含有し、トリジマイトクリンカーは、低温型クリストバライトのX線回折強度Icと低温型トリジマイトのX線回折強度Itとの比Ic/It、及び低温型石英のX線回折強度Iqと低温型トリジマイトのX線回折強度Itとの比Iq/Itが0.05以下である熱間補修用珪石れんがの製造方法である。低温−高温型転移に伴う体積変化の小さなトリジマイト相が多いため、熱衝撃抵抗性に優れた熱間補修用珪石れんがとなる。 (もっと読む)


【課題】耐火物廃材のリサイクル化と共に、従来材質以上の性能を持つスラグフォーミング鎮静材を提供すること。
【解決手段】本発明は耐火物廃材および磁力選別で発生する残材を主たる原料とした転炉スラグフォーミング鎮静材を提供するものである。耐火物廃材のリサイクルを目的に選別・粉砕・分級する過程で発生する様々な粒度の耐火物廃材を組み合わせ、水を添加して混練する。具体的には、最大粒度が0.5mm以上で且つ粒度0.15mm以下を5〜70質量%含む耐火物廃材粉100質量部と水5〜50質量部とを含み、これを熱消失性の容器にて包持してなる、耐火物廃材を使用した転炉スラグフォーミング鎮静材である。 (もっと読む)


【課題】不定形耐火物の連続混練方法とその補修工法に関して、耐火原料からの直接混練を連続的に行うことを可能とする混練方法および吹き付け施工方法と、その装置を提供する。
【解決手段】耐火原料と水を連続的に供給しながら、スラリー状の混練物を連続的に得るための耐火物の連続混練方法であって、材料搬送工程と材料混練工程から構成され、材料搬送工程では、連続的に供給された耐火原料と水を、混合手段により、混合・分散させながら、下流へ搬送させ、材料混練工程では、材料搬送工程から搬送された耐火原料と水の混合物を、混練手段により、混練させながら下流に送る。 (もっと読む)


【課題】 各種窯炉に使用される鉱物相としてライムを含有しない塩基性れんがの耐消化性を改善し、内張れんがとしての塩基性れんがの散水などの苛酷条件下での耐用性と信頼性を高めること。
【解決手段】 酸化ホウ素(III)と酸化鉄との組み合わせが、塩基性れんがとくにマグネシアれんがにおける耐消化性を飛躍的に高める。酸化鉄含有量がFe換算で0.2質量%以上10質量%以下である酸化鉄含有マグネシアクリンカを耐火原料配合物として使用し、かつ、れんがの強熱減量を除いた化学成分の総和を100質量%としたときに、MgO含有量が80質量%以上99.5質量%以下、酸化ホウ素(III)含有量が0.05質量%以上5質量%以下、及び酸化鉄含有量がFe換算で0.2質量%以上7質量%以下である。 (もっと読む)


【課題】 耐火物、特に樋材の耐損耗性につき、実際の使用環境により合致した評価を行える耐損耗性評価方法を提供する。
【解決手段】 (a)溶融メタル1と該溶融メタル1上に載った溶融スラグ2とよりなる二層状の溶融物に、両層1及び2にわたって耐火物の試料Sを接触させた状態で、試料Sと溶融物1及び2とを相対的に振動させて、溶融物1及び2により試料Sを損耗させる。試料Sの損耗は、適時に溶融物1及び2にカーボン質原料を補充しつつ行う。(b)次に、試料Sの損耗量を測定し、測定された損耗量に基づいて試料Sの耐損耗性を評価する。 (もっと読む)


【課題】長寿命の羽口構造体を提供する。
【解決手段】羽口構造体は、溶鉱炉の炉壁を貫通した状態で炉壁に保持された金属製の羽口本体1と、この羽口本体1を囲んで炉壁の一部を構成した羽口受け用耐火物2とよりなる。羽口本体1と羽口受け用耐火物2との間には、炉壁の厚さ方向に垂直な断面視において、羽口本体1の外周面に沿って周回する環状目地Mが確保されている。環状目地Mのうち、溶鉱炉の高さ方向に関して下側の下側弧状目地部Mに、可縮性をもつ第1の耐火モルタル10を充填し、残余の上側弧状目地部Mには、第1の耐火モルタル10よりも熱間圧縮率の小さな第2の耐火モルタル11を充填する。 (もっと読む)


【課題】着火の発現のしやすさ、及び着火状態の安定性を損なうことなく、従来よりも逆火を生じにくくした溶射技術を提供する。
【解決手段】易燃焼性粉体(第1の粉体)と耐火性粉体(第2の粉体)とを各々別個に準備する。易燃焼性粉体は、不活性ガス(第1のキャリアガス)によって、第1の粉体搬送ラインを通して被施工箇所に吹き付ける。耐火性粉体は、酸素ガス(第2のキャリアガス)によって、第2の粉体搬送ラインを通して被施工箇所に吹き付ける。各粉体の吹き付けは、第1の粉体の送給量[kg/h]/第2の粉体の送給量[kg/h]の比が0.05以上、かつ第1のキャリアガスの流量[Nm/h]/第2のキャリアガスの流量[Nm/h]の比が0.7以下となる条件を満たすように行う。 (もっと読む)


231 - 240 / 314