説明

財団法人河川情報センターにより出願された特許

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【課題】氾濫シミュレーションの実施において、レーザプロファイラデータから浸水する可能性のある点を直接的に抽出するきわめて簡便なコンピューター情報処理方法を提供する。
【解決手段】分析対象地域のレーザプロファイラデータをn個のブロックに区分し、各ブロックに属する点データの部分集合(ブロック別点データ集合J)に区分する。ブロック別点データ集合Jについて、標高値の小さい順に所定割合の個数の点データを抽出する。抽出した点データの標高値の平均値(ブロック別低域平均値Aj)を計算する。ブロック別低域平均値Ajの最小値Bを抽出する。ブロック別低域平均値Ajと最小値Bおよび正定数αとβに基づいて次式により値Qjを計算し、標高値の小さい順に計算値Qjパーセントの個数の点データを浸水予測地点として抽出する。
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【課題】センサに対する電気ケーブルの接続を不要にして信頼性を向上できると共に、設置費用を安価にでき、しかも、設置の自由度を大きくできる気象事象観測装置の提供。
【解決手段】複数のICタグ4,4,4・・・を垂直方向に配置し、水位の上昇によって水没した少なくとも1個のICタグ4,4,4・・・とICタグリーダー5との無線通信が通信可能状態から通信不可能状態に変化したことを検知して河川等の水位を観測する。 (もっと読む)


【課題】センサに対する電気ケーブルの接続を不要にして信頼性を向上できると共に、設置費用を安価にでき、しかも、設置の自由度を大きくできる液面位置計測装置の提供。
【解決手段】複数のICタグ2,2,2・・・を垂直方向に配置し、しかも各ICタグの外周囲の少なくとも一部に当該ICタグから放射される電波の強度を制御する遮蔽体4を設け、水位の上昇によって水没した少なくとも1個のICタグ2,2,2・・・とICタグリーダー15との無線通信が通信可能状態から通信不可能状態に変化したことを検知して河川等の水位を計測する。 (もっと読む)


【課題】流域をティーセン分割し地上雨量計の観測値で面積雨量を算出する手法では、 流域内の面積雨量を正確に把握することは困難であり、雨量分布を正しく流出解析に反映させることができないといった問題がある。
【解決手段】オンライン全国合成レーダ雨量及び分布型流出モデルを用いた流出予測手段1と、前記分布型流出モデルのモデル構造2と、前期流出予測に用いる全国合成レーダ雨量の検証手段3及び補正手段4と、前記洪水予測システムの対象流域に特化した降雨移動解析を用いた降雨予測手段5とを備えることで、流出解析精度に大きく影響する雨量分布データ(強度と分布)の精度が向上し、従来の地上雨量計で問題となっていた降雨分布の観測誤差による流出解析の誤差を解消せしめる。 (もっと読む)


【課題】災害現場や防災関係機関等から提供される様々な形式の非定型情報を取り込む際、アプリケーションソフトに対応するデータフォーマットに変換する作業を行わなければならないといった問題がある。
【解決手段】非定型情報の管理統一手段1と、表示統一手段2とを備える。
非定型情報としては、災害現場や防災関係機関等から提供される様々な形式の情報(例えば、静止画像、動画像、図表、テキスト、線画等)と、システム利用者が自ら作成するユーザ情報(例えば、テキスト、線画)とに大別される。管理統一手段1は、統一的な一覧表形式による非定型情報の管理を行うもので、データフォーマットを変更することなく一覧表形式で管理統一する。表示統一手段2は、管理された個々の非定型情報に統一的な操作で地理座標及びその他関連情報を付与し、統一的な操作による地図表示情報を選択して非定型情報を統一せしめる。 (もっと読む)


【課題】配信された合成レーダ雨量の精度に関しては確立された評価方法がないため、レーダ雨量計全国合成システムを利用する際に誤使用してしまう。
【解決手段】レーダの運用状況整理手段1は、全国合成レーダ雨量データ等のヘッダ情報並びに点検・障害記録を用いて個別のレーダ雨量計及び全国合成処理システムの運用状況を整理する。降雨選定手段2は、レーダ雨量計観測結果を画像化し、対象レーダ観測範囲内に降雨のあった期間を全て抽出する。観測精度検証手段3は、全国合成レーダ雨量データの観測精度を年間を通した目視点検、降雨期間の特定、選定された地上雨量観測地点、累加雨量画像、指標値解析、ハイエトグラフを用いて評価する。観測特性検証手段4は、個別レーダ雨量計により観測されたレーダ雨量の観測精度を選定された地上雨量観測地点、極座標レーダ累加雨量画像、指標値解析、ZR解析、距離特性解析を用いて評価する。 (もっと読む)


【課題】破堤点毎、時系列の浸水想定区域を見たい場合は、浸水想定区域図作成時の中間結果として出力図でしか応えられなく、簡単に見ることができない。
【解決手段】地理情報若しくは河川情報に基づき、主として背景地図データ1、浸水想定区域データ2、標高データ3、施設データ4、被害予測データ5等の必要データを予め変換プログラム6を介して事前にデータ変換し、その変換された各データ1A,2A,3A,4A、5Aを取り込むことにより、本ビューワーシステムAを構築する。また、本ビューワシステムAは、破堤点別、時系列別による浸水想定区域図の氾濫解析結果を動的に表示する動的表示手段を備え、大別して画面表示基本機能、浸水範囲・浸水深関連機能、避難情報関連機能、地盤高関連機能、簡易印刷・画面コピー機能を有する。 (もっと読む)


【課題】観測点の数が不足していると共に、各ポイントでの相対的水位の測定であるため、現時点での観測だけで将来の水位予測ができない。
【解決手段】CCTVカメラ等の撮影手段1と、撮影手段1からの画像データを静止画像として取得する静止画像取得手段2と、画像処理により水位を計測する水位計測手段3と、水位を縦断的に表示する水位表示手段4と、河川管理者に警告を発する警告・配信手段5とを備える。撮影手段1は、河川等の所定水域を監視すべく設置されている既存のCCTVカメラを主として利用し、静止画像取得手段2は、水面と河川内に存する構造物等の計測対象物とを写した前記撮影手段1からの画像データを静止画像として取得する。水位計測手段3は、CCTV等の画像処理により水面の検出を行って水面の位置と事前に計測した三次元空間情報若しくは参照用画像を用いて水位の計測を行う水位計測装置6を備える。 (もっと読む)


【課題】実際に避難を実行する時間によっては、予め定められた避難経路が使用できなかったり、異なる経路を選択した方が合理的となる場合もあり、現状の洪水と行動に即して改めて避難経路を確認することが必要になってくる。
【解決手段】防災・避難行動シミュレーション手段7は、防災、避難に最適な経路候補の検索を行う最適経路候補検索手段(第1段階)7aと、水理計算の結果を付与する水理計算付与手段(第2段階)7bと、防災、避難の行動軌跡として最適な経路の計算を行う最適経路計算手段(第3段階)7cとの三段階に大別されて検索を行う最適経路検索手段を有し、GIS上に展開された道路デジタル地図を基に、水理計算結果を動的制限条件とすることで、避難の時間・距離上の最短経路を求める。 (もっと読む)


【課題】隣接するレーダ雨量計の観測結果と合成する場合、個々のレーダ雨量計における観測特性の差を補正しきれないため、互いの接合部に段差が現れてしまうといった問題があり、連続的なレーダ雨量を精度良く求めることができない。
【解決手段】レーダ雨量計の全国合成手段1と、災害履歴検索手段2と、全国合成手段1より得られた精度の高い実況のオンライン合成レーダ雨量を用いる流出予測手段3と、レーダ雨量計補正手段4とを備える。全国合成手段1は、オンラインデータ、記録データを用いて、個別のレーダ雨量計が観測した雨量と地上雨量とを基に1kmメッシュ単位で、日本全土の連続的な雨量として定量的精度を高めた雨量値を算出し、雨量分布画像を作成表示する。全国26基のレーダ雨量計の観測値を収集し、時々刻々、地上雨量を用いた定量的補正と連続的な合成を行い、全国の3次メッシュ毎の合成レーダ雨量を作成する。 (もっと読む)


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