説明

公益財団法人がん研究会により出願された特許

21 - 30 / 34


【課題】特殊染色を施すことなく、特定組織を他の組織と区別可能にする。
【解決手段】例えば弾性繊維は、細かい繊維の集合からなり、帯状や束状になっているとされており、要因は不明であるが、このような形態的特徴によって、弾性繊維または該弾性繊維に隣接する領域においては、ある条件下では、減衰することなく、逆に光強度が増加するという現象が実験的に確認されたものである。そこで、弾性繊維が有する光学的特徴に基づき、透過観察系で照明光のみを撮影した照明光画像とH&E染色標本画像を取得し、取得したH&E染色標本画像の各画像位置のうちで照明光画像と比較し光強度が増加している領域を抽出し、または、表示することで、特殊染色を施すことなく、特定組織を他の組織と区別できるようにした。 (もっと読む)


【課題】抗体医薬によって誘導されるCDCに影響する補体活性を測定し得る補体活性検査方法の提供。
【解決手段】抗体医薬により誘導される補体活性を検査する方法であって、(a)細胞培養容器内に、抗体医薬に対する抗原を発現している標的培養細胞と、抗体医薬を添加して培養する工程と、(b)前記工程(a)の後、前記細胞培養容器内に、検査対象者由来の補体含有物を添加する工程と、(c)前記工程(b)の後、前記細胞培養容器内の標的培養細胞における死細胞の量又は割合を求める工程と、を有することを特徴とする補体活性検査方法。 (もっと読む)


【課題】患者から採取した血液を用いて、患者に負担の少ない、肝癌の早期発見、肝癌のリスクを検出し判定する方法、及びその検出に利用できる遺伝子マーカー、プローブ、プライマー並びに試薬キットの提供。
【解決手段】下記のメチル化された遺伝子又は遺伝子領域の全てを検出できるポリヌクレオチドからなる肝臓癌の罹患診断マーカー:(1)ヒトSALL3c遺伝子、(2)ヒトECEL1遺伝子、(3)特定な配列からなるポリヌクレオチド。 (もっと読む)


【課題】DNAメチルトランスフェラーゼ3に結合することができ、DNAメチルトランスフェラーゼ3による癌特異的DNAメチル化の生理的な抑制因子を提供する。
【解決手段】(a)特定のアミノ酸配列からなるタンパク質、又は(b)前記特定のアミノ酸配列において、1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、DNAメチルトランスフェラーゼ3A又はDNAメチルトランスフェラーゼ3Bと結合することができるジンクフィンガータンパク質のいずれかのタンパク質。 (もっと読む)


【課題】ホスファチジルイノシトール3(PI3)キナーゼ阻害剤の効果を判定するための新規なバイオマーカーを同定し、薬剤投与した患者に対するPI3キナーゼ阻害剤の効果を早期段階で確度高く判定する。
【解決手段】被験者から単離された試料中における4E-BP1のリン酸化を、PI3キナーゼ阻害剤の投与前後について比較解析することにより、当該被験者に対する前記PI3キナーゼ阻害剤の効果を判定する。 (もっと読む)


【課題】ドセタキセル療法における好中球減少症の発症の可能性を予測するための方法ならびにキットを提供する。
【解決手段】被験者におけるドセタキセル療法の副作用による好中球減少症の発症のリスクを予測する方法であって、被験者から単離された遺伝子について、EPHX2遺伝子内にマップされた5個のSNP(rs2741334、rs4149243、rs4149245、rs891401、rs4149246)、ならびにTNFRSF6遺伝子内にマップされた5個のSNP(rs2234767、rs1571011、rs2296604、rs2296601、rs2296600)について遺伝子多型を同定することを含む方法、ならびにこの方法に用いられる試薬を含むキット。 (もっと読む)


【課題】ホスファチジルイノシトール3(PI3)キナーゼ阻害剤の効果を判定するための新規なマーカー遺伝子を同定し、PI3キナーゼ阻害剤の臨床効果を投薬開始後すみやかに判定する方法を提供する。
【解決手段】PI3キナーゼ阻害剤投与前後の被験者から採取された試料について、10遺伝子あるいは前記遺伝子産物の発現量を解析することにより、当該被験者に対するPI3キナーゼ阻害剤の効果を判定する。あるいは、上記遺伝子に加えて、1又は2以上の遺伝子あるいは前記遺伝子産物の発現量を解析する。 (もっと読む)


【課題】ホスファチジルイノシトール3(PI3)キナーゼ阻害剤の感受性を予測するための新規なバイオマーカーを同定し、被験者のPI3キナーゼ阻害剤感受性をin vitroで簡便に予測する方法を提供する。
【解決手段】被験者におけるRibosomal protein P2のリン酸化状態の異なる各分子種の発現量を解析することにより、当該被験者のPI3キナーゼ阻害剤感受性を予測する。 (もっと読む)


本発明によれば、乳癌細胞株、肝癌細胞株、及び胃癌細胞株から選択される癌細胞株の全てあるいは一部を利用し、該細胞株における少なくとも1以上の遺伝子の発現レベルと抗癌剤に対する感受性の強さとを測定し、それらの相関の有無を統計的に検定することによって、腫瘍細胞の用いた抗癌剤に対する感受性に関わる遺伝子群を同定する方法が提供される。 本発明により、癌患者より取り出された腫瘍細胞及び癌細胞株における、抗癌剤に対する感受性を予測する遺伝子を選抜することができ、それらの遺伝子を用いた癌患者の抗癌剤に対する感受性の判定が可能となる。 (もっと読む)


BMPの骨形成促進剤としての効果を向上させる優れた骨形成促進増強剤を提供することにある。また、新規な骨形成促進増強剤の探索を行うためのスクリーニング方法を提供することにある。BMPを有効成分として含有する骨形成促進剤と同時投与又は逐次投与されるものであって、TGF−β選択的阻害作用を有する化合物を有効成分として含有する骨形成促進増強剤に関するものである。また、TGF−β阻害作用を指標とする、骨形成促進増強剤のスクリーニング方法に関するものである。 (もっと読む)


21 - 30 / 34