説明

公益財団法人微生物化学研究会により出願された特許

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【課題】クラゲ類の分解廃液等の塩分含有廃液を、低コストで効率的に、しかも特別な装置を要せず、環境汚染を生ずることなく分解廃棄可能にする処理装置及び処理方法、並びに、前記処理装置及び処理方法の少なくともいずれかに使用可能な微生物を提供することを目的とする。
【解決手段】塩分含有液中で生育可能な微生物を固定化した担体と、該担体に塩分含有廃液を接触させる接触手段とを有することを特徴とする塩分含有廃液の処理装置である。塩分含有液中で生育可能な微生物を固定化した担体に、塩分含有廃液を接触させることを特徴とする塩分含有廃液の処理方法である。前記処理装置及び処理方法の少なくともいずれかに使用されることを特徴とする塩分含有液中で生育可能な微生物である。 (もっと読む)


【課題】 分割効率及び回収率に優れ、汎用性が高く、さらに工業的スケールに好適に応用可能な光学異性体混合物の光学分割方法、及び光学分割装置を提供する。
【解決手段】 光学分割を行う対象である光学異性体混合物を含む試料含有溶媒相を、前記光学異性体混合物に含まれる一の光学異性体に対して他の光学異性体よりも強く相互作用可能な不斉源を含み、かつ前記試料含有溶媒相に対し不溶乃至難溶な不斉源含有溶媒相の中を移動させることを特徴とする光学異性体の光学分割方法である。該光学異性体の光学分割方法に用いられる光学分割装置である。 (もっと読む)


【課題】 LPSの活性を中和し、LPSが誘導する血管内皮細胞への白血球の接着を阻害する物質であって、LPSに対する高い特異性を有するとともに、細胞毒性が低く、かつ収率が高く大量に調製可能であり、臨床応用可能な低分子量のエンドトキシン活性阻害剤を提供すること。
【解決手段】 下記一般式(1)で表されるサーファクチン、及びその誘導体のいずれかであることを特徴とするエンドトキシン活性阻害剤である。
【化8】


ただし、前記一般式(1)中、Rは、L−ロイシン、L−イソロイシン、及びL−バリンから選ばれるいずれかを表し、Rは、炭素数8〜22のアルキルを表す。
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【課題】異常プリオンを有し得る天然ケーシングから異常プリオンを除去し、天然ケーシングを浄化する。
【解決手段】異常プリオンを有し得る天然ケーシングに、酵素E77、ケラチナーゼやプロペラーゼから選択される異常プリオン分解酵素を加えて、分解酵素の活動に有効な温度でインキュベートする。インキュベートの終了後に、分解酵素の活動を阻害させる阻害剤を添加して、分解酵素による反応を停止させる。さらに、水洗により分解酵素を除去することで失活させる。 (もっと読む)


カプラザマイシンの加水分解によりカプラゼンとカプラゾールを合成できた。カプラゼンから式(II)


のカプラゼン−1’’’−アミド誘導体と、式(III)


のカプラゼン−1’’’−エステル誘導体が合成できた。また、カプラゾールから式(V)


のカプラゾール−1’’’−アミド誘導体と、カプラゾール−1’’’−アミド−3’’’−エステル誘導体と、カプラゾール−3’’’−エステル誘導体などが合成された。さらに、カプラゾールの1,4−ジアゼピノン環の開環生成物からイミダゾリジノン誘導体が合成できた。
今回合成された新規カプラゼン誘導体と新規カプラゾール誘導体と新規イミダゾリジノン誘導体は、抗酸菌を含めて各種の細菌にすぐれた抗菌活性を有する。
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ユビキチン活性化酵素の阻害活性と、細胞内タンパク質のユビキチン化の阻害活性と、抗腫瘍活性とその他の種々な生物学的活性とを示し且つ新しい分子骨格を有する生理活性物質として、次式(I)


〔式中、2位、3位、4位および7位の立体配置はそれぞれS、S、R、Rである〕で表される化合物であるRS−K3574物質がヒラタケ科カワキタケ属アラゲカワキタケ(Panusrudis)・K−3574株(FERM BP−8265)の培養により製造された。RS−K3574物質はユビキチン活性化酵素の阻害活性と細胞内タンパク質のユビキチン化の阻害活性とを有し、また細胞内のタンパク質の生合成を阻害する活性を有し、さらに抗腫瘍活性、抗癌活性および抗炎症活性ならびに抗ウィルス活性を有する生理活性物質である。
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【課題】 抗菌活性・抗腫瘍活性乃至抗癌活性を示し、抗生物質、抗癌剤等として有用なキガマイシノン(Kigamicinon)類及びその製造方法、並びに、該キガマイシノン類を含む薬用組成物を提供すること。
【解決手段】 化1で表される化合物及びその誘導体のいずれかであるキガマイシノン類である。化2で表される化合物及びその誘導体のいずれかであることを特徴とするキガマイシノン類であるのが好ましい。
【化1】


前記一般式中、R、R、R、R及びRは、水素原子又は置換基を表す。
【化2】


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肺炎、敗血症等の重症感染症の起因菌、特にMRSAに対して優れた抗菌活性を有する、一般式(I)等で表される化合物またはそれらの薬理学的に許容されうる塩もしくは溶媒和物およびこれらの化合物を含んでなる抗菌剤、並びにこれらの化合物を有効成分とする医薬組成物が開示されている。
【化1】
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一般式(1)


(上記式中、Qは−(CH−(nは0〜3を示す)を示し、Rは水素原子、アルキル基、アリール基などを示し、Xはカルボニル基などを示し、Y及びZは水素原子、スルホン酸基、アシル基、アルキル基、アリール基などを示し、Qは−(CH−(nは0〜3を示す)を示す。)
で表される化合物α−アシルアミノ−N−(ジアミノホスフィニル)ラクタム誘導体、若しくはその薬理学的に許容される塩を有効成分とするプロリルオリゴペプチダーゼ阻害剤。 (もっと読む)


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