説明

公益財団法人野口研究所により出願された特許

61 - 70 / 108


【課題】従来困難であったディーゼル排NOxを効率的に浄化処理するための新規触媒を提供する。
【解決手段】リーンバーン内燃機関の排ガスを多孔性の多層構造機能性触媒[NOx酸化触媒層/NOx吸着剤層/NOx選択還元触媒層]によって浄化処理する。従来困難であったリーンバーン雰囲気(通常、5%以上の酸素濃度雰囲気)にあるNOxを180℃〜500℃で効率的に浄化処理できる。 (もっと読む)


【課題】有機溶媒等の一般溶媒への溶解度が充分に低く、常温でも液体で、かつ低粘度のフルオラス溶媒を用いたフルオラス多相系反応方法。
【解決手段】フルオラス触媒を用いる多相系触媒反応において、少なくとも下記一般式(1)で示されるパーフルオロポリエーテル系化合物と非フッ素系溶媒とを用いることを特徴とする多相系反応方法。
2p+1O−(CO)−C2q+1 (1)
(一般式(1)においてnは3〜7の整数、pは1〜3の整数、qは1〜3の整数を表す。) (もっと読む)


【課題】 4-ヒドロキシフェニル N-アセチル-α-D-グルコサミニドの効率的な製造法。
【解決手段】 2-アセトアミド-3,4,6-トリ-O-ベンジル-2-デオキシ-D-グルコピラノシル アセテートと4-tert-ブトキシフェノールを、イッテルビウム(III)トリフレート―三フッ化ホウ素ジエチル錯体の活性化剤の存在下で反応させて、中間体として4-ヒドロキシフェニル 2-アセトアミド-3,4,6-トリ-O-ベンジル-2-デオキシ-α-D-グルコピラノシドを収率良く得、次いで、ベンジル基の脱保護を行う、4-ヒドロキシフェニル N-アセチル-α-D-グルコサミニドの製造法。 (もっと読む)


【課題】α-グルコサミニド誘導体の提供。
【解決手段】グルコサミン誘導体として、2-(2,2,2-トリクロロエトキシカルボニルアミノ)-2-デオキシ-D-グルコピラノシル アシレートを糖供与体に用いて、トリフレート塩と三フッ化ホウ素ジエチル錯体を共存させた活性化剤の存在下、アルコールと反応させて、高いα選択性で対応する2-(2,2,2-トリクロロエトキシカルボニルアミノ)-2-デオキシ-D-グルコピラノシドを得る。本発明によって製造できる2-(2,2,2-トリクロロエトキシカルボニルアミノ)-2-デオキシ-α-D-グルコピラノシドのTroc基は、特異的な反応条件下で脱保護でき、アミノ基遊離にすることができ、またアミノ基は容易にアセチル化することができ、アセトアミド基に変換することが可能である。2-アミノあるいは2-アセトアミド-2-デオキシ-α-D-グルコピラノシル残基を有する糖化合物や糖鎖の簡便な製造法を確立した。 (もっと読む)


【課題】GM3糖鎖を部分構造とする新規な両親媒性物質である糖鎖プローブ、及び、そのGM3糖鎖プローブを固定化してGM3糖鎖に結合する物質を精製する方法、及び、その精製法によって得られるGM3糖鎖結合物質の提供。
【解決手段】GM3ガングリオシドの糖鎖構造を、オリゴエチレングリコールを介して、脂質構造に結合した両親媒性物質、より詳しくは、式(1)で示される両親媒性物質。
【化11】


(ただし、式中で、mは1から100までの整数を、nは11から17までの整数を、RはO(CH2nCH3またはHを表す。)
及び、上記の両親媒性物質、または、それを含む混合物を疎水表面に固定化して得られるGM3糖鎖提示素材を用いることを特徴とするGM3糖鎖に結合する物質の精製法、及び、この精製法によって得られるGM3糖鎖結合物質。 (もっと読む)


【課題】分析される分子の量や反応試薬の量を減らし、簡便に高感度質量分析測定用の試料を調製でき、イオン化効率や測定の再現性を向上させることによって、信頼性の高い化学構造についての情報を得ることができる質量分析法を提供することであり、また特に、糖タンパク質等の微量な生体試料由来あるいは生体試料中の分子に適用して、その機能解明や病態の解明に有用な情報を得ることができる質量分析法を提供すること。
【解決手段】分子の質量分析法であって、少なくとも、工程(1)分析される分子及び誘導体化剤を、質量分析法に用いる試料支持部材上に載せる工程、工程(2)分析される分子及び誘導体化剤を試料支持部材上で反応させる工程、工程(3)試料支持部材上の、反応して生成した分析される分子の誘導体を質量分析計に供する工程、工程(4)分析される分子の誘導体をイオン化する工程、を有することを特徴とする質量分析法。 (もっと読む)


【課題】フェニル N−アセチルグルコサミンα結合単糖誘導体の化合物構造情報を用いて,ピロリ菌の実験ロットに関係なくピロリ菌増殖抑制効果を予測するシステムを提供する.
【解決手段】基準とするピロリ菌増殖抑制効果データから得るフェニル N−アセチルグルコサミンα結合単糖誘導体の相対ピロリ菌増殖抑制効果データ及び化合物構造情報を基に,多変量解析を用いてピロリ菌増殖抑制効果のモデルを構築し,さらに遺伝的アルゴリズムを用いてモデルの最適化を行う.これにより,ピロリ菌増殖抑制効果に対する化合物構造情報の寄与度を決定し,これを基にピロリ菌増殖抑制効果の予測を行い,ピロリ菌増殖抑制効果の高い薬剤の開発が可能となる. (もっと読む)


【課題】オレフィン誘導体とアルデヒド類によるプリンス反応による、1,3−ジオキサン誘導体の製造方法において、高活性な触媒を用い、かつその分離、回収、再利用が容易な方法を提供する。
【解決手段】触媒として、下記の化学式 (1)、(2) または (3)で示される化合物から選ばれた少なくとも1種のルイス酸触媒を用いることを特徴とする1,3−ジオキサン誘導体の製造方法。
M(OSO2 Rf1 n (1)
M[N(SO2 Rf1 )(SO2 Rf2 )]n (2)
M[C(SO2 Rf1 )(SO2 Rf2 )(SO2 Rf3 )]n (3) (もっと読む)


【課題】新規な構造を有するオリゴ糖またはその誘導体を提供することであり、特に、未知糖鎖を解明する手がかりとなる構造解析の標準糖鎖用として用いられるオリゴ糖またはその誘導体を提供することである。
【解決手段】(1)N−アセチルラクトサミン(Gal−GlcNAc)を4個以上有し、(2)ガラクトースで分岐する構造を1個以上有し、(3)フコースを2個以上有する構造を含むオリゴ糖またはその誘導体、または、(1)N−アセチルラクトサミン(Gal−GlcNAc)を4個以上有し、(2)ラクトース(Gal−Glc)を1個以上有する構造を含むオリゴ糖またはその誘導体。 (もっと読む)


【課題】糖鎖の異性体混合物中の各異性体の構造情報を、より簡便かつ迅速に得る質量分析法を提供すること。
【解決手段】糖鎖異性体の混合物を用いてそれぞれの糖鎖異性体を分離同定する質量分析法であって、(1)糖鎖異性体の混合物に対し、基質特異性が判明している酵素反応を行う工程、(2)酵素反応を全く行っていない糖鎖異性体の混合物および最後に行った酵素反応後の反応物を質量分析する工程、(3)酵素反応を受けたり受けなかったりした糖鎖のm/zを検出する工程、を含むことを特徴とする質量分析法、並びに、それらのデータを搭載したデータベース。 (もっと読む)


61 - 70 / 108