説明

公益財団法人野田産業科学研究所により出願された特許

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【課題】醤油及び酵素分解調味料等の原料に存在するタンパク質を分解することができる新規プロテアーゼ、該プロテアーゼをコードする新規遺伝子、該遺伝子を含む組換え体DNA、該組換え体DNAを含む形質転換体又は形質導入体及び該形質転換体又は形質導入体を用いたプロテアーゼの製造法を提供する。
【解決手段】特定のアミノ酸配列を含むプロテアーゼ活性を有するタンパク質等、該タンパク質等をコードする遺伝子、該遺伝子を含有する組換えベクター、該組換えベクターを含む形質転換体、及び、該形質転換体を培養し、得られる培養物からプロテアーゼを回収することを特徴とする該プロテアーゼの製造方法。 (もっと読む)


【課題】調味料の食品製造や、消化剤等の医薬品製造、洗剤用の蛋白質加水分解酵素生産等において、固体培地培養及び液体培地培養での麹菌の蛋白質加水分解酵素活性を向上させる。
【解決手段】麹菌蛋白質加水分解酵素の分泌を増大する機能を有する組換えベクター、該ベクターによって形質転換された麹菌により蛋白質加水分解酵素遺伝子発現・分泌が亢進した麹菌、形質転換された麹菌による蛋白質加水分解酵素生産方法等を提供する。 (もっと読む)


【課題】固体培地培養及び液体培地培養での麹菌分生子形成数を増大させる方法を提供する。
【解決手段】以下の(a)又は(b)の蛋白質をコードするDNA:(a)Aspergillus oryzaeの特定の遺伝子由来のアミノ酸配列からなる蛋白質、(b)(a)のアミノ酸配列において、1個若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換、若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、麹菌分生子形成を阻害又は抑制する機能を有する蛋白質またはそれをコードするDNAの発現を阻害又は抑制することから成る、麹菌の分生子形成能を増大させる方法。 (もっと読む)


【課題】麹菌において、アフラトキシンのような毒性物質の生合成遺伝子クラスターのような数十〜数百kbにも及ぶ大きな染色体領域を効率的に欠失させる方法を提供すること。
【解決手段】トリコモナス科糸状菌に属し有性世代を持たない菌であってKu遺伝子が抑制されていることにより相同組み換え頻度が上昇した形質転換菌を、該形質転換菌において欠失の対象となる染色体領域の両端の断片と相同な塩基配列を有する一組の相同領域アームを有する染色体領域欠失用ベクター(直接欠失型ベクター)で形質転換させ、該染色体領域欠失用ベクターと形質転換菌の染色体との間の相同組換えにより、該染色体領域を欠失させる方法、及び、該方法によって作製された、染色体領域の一部が欠失している形質転換菌。 (もっと読む)


【課題】固体培地培養及び液体培地培養での麹菌分生子形成数を増大させる。
【解決手段】アスペルギルス・オリゼ由来の特定の塩基配列からなるDNA、該DNAにコードされる蛋白質、該DNAを含み、麹菌分生子形成を増大する機能を有する組換えベクター、該ベクターによって形質転換された麹菌、 該遺伝子又は蛋白質の発現量が増大することによって、麹菌分生子形成が増大されていることを特徴とする麹菌、及び、該組換えベクターにより形質導入又は形質転換され、親株と比較して麹菌分生子形成が増大されていることを特徴とする麹菌。 (もっと読む)


【課題】アフラトキシンのような毒性物質の生合成遺伝子クラスターのような数十〜百kbにも及ぶ大きな染色体領域を効率的に欠失させ、遺伝子工学的操作を加えても、該領域にコードされる毒性物質が産生され得ないような形質転換菌を提供すること。
【解決手段】トリコモナス科糸状菌に属し有性世代を持たない菌であってKu遺伝子が抑制されていることにより相同組み換え頻度が上昇した形質転換菌を用いる、染色体領域欠失株の作製方法であって、欠失の対象となる染色体領域の両端に相同領域が含まれるように形質転換した後、該相同領域に基く相同組換えを利用して該染色体領域を欠失させることから成る、前記作製方法。 (もっと読む)


【課題】調味料の食品製造や、消化剤等の医薬品製造、洗剤用の蛋白質加水分解酵素生産等において、固体培地培養及び液体培地培養での麹菌の蛋白質加水分解酵素活性を向上させる。
【解決手段】麹菌蛋白質加水分解酵素の分泌を増大する機能を有する組換えベクター、該ベクターによって形質転換された麹菌により蛋白質加水分解酵素遺伝子発現・分泌が亢進した麹菌、形質転換された麹菌による蛋白質加水分解酵素生産方法等を提供する。 (もっと読む)


【課題】有性世代を有さない生物の遺伝子ターゲッティングによる遺伝子破壊あるいは遺伝子置換に必要な相同組換え効率の良い菌株を提供すること。
【解決手段】アスペルギルス・ソーヤ及びアスペルギルス・オリゼ等の麹菌に代表されるトリコモナス科糸状菌に属し有性世代を持たない菌を用いて、Ku遺伝子破壊株及びアンチセンスRNA法等によるKu遺伝子を抑制することによって相同組換え(ターゲッティング)頻度が上昇した変異株、及び、該変異株を使用する遺伝子ターゲッティング法により、遺伝子破壊株、遺伝子欠失株、遺伝子置換株、遺伝子挿入株、又は染色体改変株を作成する方法。 (もっと読む)


【課題】 医療や食品などに応用可能な安全な素材でかつ簡便容易な投与方法で用いられる、Th1とTh2バランス調節機能に起因する根本的な新規抗アレルギー体質強化剤及び抗アレルギー体質強化飲食品を提供することである。
【解決手段】 ラムダカラギーナン及び/又はカッパカラギーナンを有効成分とする抗アレルギー体質強化剤であり、さらに、抗アレルギー体質強化がTh1/Th2バランス調節機能に起因する抗アレルギー体質強化である前記抗アレルギー体質強化剤である。そして、それらの抗アレルギー体質強化剤を含有する医薬品である。さらに本発明は、ラムダカラギーナン及び/又はカッパカラギーナンの有効量を含有する抗アレルギー体質強化飲食品であり、さらに、抗アレルギー体質強化がTh1/Th2バランス調節機能に起因する抗アレルギー体質強化である前記抗アレルギー体質強化飲食品である。 (もっと読む)


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