説明

三井住友建設株式会社により出願された特許

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【課題】簡単な操作で室内と室外との間の差圧を解消できるようにする。
【解決手段】室内Aと室外Bとを仕切る仕切部材(例えば、出入りのためのドア)2には、室内Aと室外Bとを連通する空間部3を形成しておき、その内側開口部4Aは内側蓋部材5Aによって開閉可能に構成し、外側開口部4Bは外側蓋部材5Bによって開閉可能に構成し、前記内側蓋部材5Aと外側蓋部材5Bとは連結部材7を介して連動するように構成しておく。内側蓋部材5Aを矢印F1に示すように押し込めるという簡単な操作で、図1(b) (c) に示すように外側蓋部材5Bも移動し、両方の開口部4A,4Bが開口されて室内外の差圧が解消されることとなる。 (もっと読む)


【課題】ダクト等の通過に供される複数の矩形開口部を設けながら、強度の確保と重量の軽減とを実現し得る鉄筋コンクリート梁を提供する。
【解決手段】上弦部11と下弦部12とが第1〜第4束部13〜16で連結され、束部間に梁幅方向に貫通する矩形の第1〜第4開口部21〜24が形成されたPCa梁1であって、軸方向の端部側における第1束部13の長さA1と第1開口部21の長さB1との比A1/B1が軸方向の中央側における第4束部16の長さA4と第4開口部24の長さA4との比A4/A4よりも大きくなるように(A1/B1>A4/A4)設定することにより、PCa梁1を、上弦部11、下弦部12および束部13〜16がそれぞれ構造要素として応力負担するフィーレンディール構造とし、開口部設定の自由度を高め、強度確保と軽量化とを実現する。 (もっと読む)


【課題】品質の確保が容易であり、且つPCaPC梁として製造する場合に製造場所が比較的制限されない鉄筋コンクリート梁の製造方法を提供する。
【解決手段】上弦部11と下弦部12とが第1〜第4束部13〜16で連結され、束部間に第1〜第4開口部21〜24が形成されたPCa梁1の製造方法であって、第1〜第4開口部21〜24の少なくとも上縁21u〜24uを画定する上側部材51を鉄筋コンクリートによりプレキャスト成形するとともに、第1〜第4開口部21〜24の少なくとも下縁21l〜24lを画定する下側部材52を鉄筋コンクリートによりプレキャスト成形し、上側部材51と下側部材52とを直接的に接合する。これにより、PCa梁1をフィーレンディール構造とし、第1〜第4開口部21〜24周辺のコンクリート充填性を担保し、品質の確保を容易にするとともに、通常のPC工場で製造を可能にする。 (もっと読む)


【課題】鉄筋に容易に取りつけることができ、コンクリートのかぶり厚を確保するとともに、配置された鉄筋の位置を拘束する鉄筋拘束部材を提供する。
【解決手段】鉄筋拘束部材1が、型枠10とこの型枠に最も近接して配置された縦筋11との間に介挿される2つのモルタルブロック2と、2つのモルタルブロックを所定の間隔で連結する連結部材4と、モルタルブロック又は連結部材に固定されて鉄筋の位置を拘束する背面拘束部3とを備える。モルタルブロックの張り出し部22は縦筋11と型枠10との間に介挿されてスペーサとして機能する。背面拘束部は、横筋12に対し、構築しようとするコンクリート部材の中心側から当接され、張り出し部22との間に縦筋と横筋とを挟みこんで、鉄筋のコンクリート部材の中心側への移動を拘束する。 (もっと読む)


【課題】中廊下式の建物において、建設コストの削減を図る。
【解決手段】中廊下Bを挟むように配置する第1内柱部材2及び第2内柱部材3の下端には短期軸力相殺部材8を接続し、該部材8は1本の杭Cで支持するようにする。地震の揺れ(例えば、y1方向の揺れ)に伴ない、一方の内柱部材2又は3には下向きの短期軸力(符号Fv1参照)が作用し、他方の内柱部材3又は2には上向きの短期軸力(符号Fv2)が作用するが、それらの短期軸力は前記短期軸力相殺部材8にて相殺されるので、前記杭Cは必要以上に太くしておく必要は無い。したがって、杭Cを埋設する穴も大きく掘る必要は無く、建設コストを削減することができる。 (もっと読む)


【課題】改築の困難なコンクリート構造物を効率良く補強できるコンクリート構造物の補強体、および補強構造を提供する。
【解決手段】PCケーブル10と、ブロック体20と、緊張力伝達体30と、を備えるコンクリート構造物(ダムの堤体C)の補強体2と、複数の補強体2からなる補強構造1である。PCケーブル10の一端11と他端12はそれぞれ、削孔H1,H2における地盤Gの部分に固定される。ブロック体20は、堤体Cの上端部に配置され、PCケーブル10の中間部を鉛直上方に凸となるように湾曲させて支持する。支持ブロック(緊張力伝達体)30は、ブロック体20と堤体Cの上端面との間に介在されて、PCケーブル10を緊張された状態に維持すると共に、そのPCケーブル10の緊張力の一部を堤体Cの上端面に伝達する。 (もっと読む)


【課題】改築の困難なコンクリート構造物を、コンクリート構造物に削孔を形成することなく補強できるコンクリート構造物の補強体、および補強構造を提供する。
【解決手段】PCケーブル10と、ブロック体20と、緊張力伝達体30と、を備えるコンクリート構造物(ダムの堤体C)の補強体2と、複数の補強体2からなる補強構造1である。PCケーブル10の一端11と他端12は共に不動体である地盤Gに固定される。ブロック体20は、堤体Cの上端部に配置され、PCケーブル10の中間部を鉛直上方に凸となるように湾曲させて支持する。支持ブロック(緊張力伝達体)30は、ブロック体20と堤体Cの上端面との間に介在されて、PCケーブル10を緊張された状態に維持すると共に、そのPCケーブル10の緊張力の一部を堤体Cの上端面に伝達する。 (もっと読む)


【課題】建物の屋内空間の換気を行う換気システムにおいて、その設置スペースを容易に確保可能とした上で、屋内空間の換気を効率良く行えるようにする。
【解決手段】建物100の周囲の複数箇所に、建物100の屋内空間の下部領域に外気を供給するための給気タワー10と、建物100の屋内空間の上部領域から空気を排出するための排気タワー20とが設置された構成とする。その際、これら各給気タワー10および各排気タワー20を、建物100の周囲の複数箇所に設置された建物100の耐震補強を図るための耐震補強構体50の各々の設置スペース内に設置された構成とする。これにより、建物の換気システムを設置するための専用スペースを確保する必要をなくす。 (もっと読む)


【課題】空気中を高速で流れる液体に合流する固体粒子の流れに改良を施すことによって加工能力を向上させる。
【解決手段】固体粒子とともに液体を噴射することによって加工対象物に対して加工を行う液体噴射加工装置である。水Wが流れる水流路45と、水流路45の下流側に設けられ、水流路45から流入する水Wが空気中を流れる合流室25と、空気とともに固体粒子が流れ合流室25に対して合流する固体粒子流路55と、合流室25の下流側に設けられ、固体粒子とともに水Wを噴射する混合液流出路35とを有する。合流室25内において、固体粒子流路55の中心軸線CLAが、自身の下流側に向かうにつれて合流室25内の空気中を流れる水Wに接近していくが、水Wに交わることなく離隔していく。 (もっと読む)


【課題】建物の屋内空間の換気を行う換気システムにおいて、屋内空間の換気効率を十分に高める。
【解決手段】建物100の屋内空間102の下部領域に外気を供給するための給気タワー10と、屋内空間102の上部領域から空気を排出するための排気タワー20とを備えた構成とする。その際、給気タワー10には、その外気通路14内に散水をするための散水装置30を配置する。そして、排気タワー20の設置により、屋内空間102の排気側において煙突効果を増進させ、屋内空間102の換気効率を高める。一方、給気タワー10においては、散水装置30から散水された水滴の自然落下作用により、外気通路14内に下降気流を形成する。これにより、屋内空間102の給気側においても煙突効果を増進させ、屋内空間102の換気効率をさらに高める。 (もっと読む)


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