説明

三協工業株式会社により出願された特許

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【課題】外管を利用して砂利を良好に充填できる鑿井工法を改良することにより、より実際の使用に適し、より高い効果を得ることのできる、井戸の掘削方法、汚染水の浸入を防ぐ修復方法及びそれらの方法による井戸構造を提供する。
【解決手段】井戸本管(1)より径の大きい外管(2)を、吸収した水分で膨張する膨張材(5)がその底面上に敷き詰められた掘削穴(6)に挿入し、該膨張材を、その充填表面(5a)が所定の深さ位置(B)に達するまで該外管の周囲に追加積上げ充填する。また、該外管を地中に残したまま、濾過材(3)を、その充填表面(3a)が所定の深さ位置(A)に達するまで該井戸本管と該外管の間隙に積上げ充填し、井戸の仕上げ作業において該濾過材を、該充填表面が該深さ位置に保たれるように補充する。 (もっと読む)


【課題】サーフェスケーシング抜取作業やその処理の問題、或いはそれを撤去した後の砂利充填作業におけるブリッジ現象の問題を解決できる鑿井工法及び鑿井構造を提供する。
【解決手段】本発明にかかる鑿井工法では、地表面(1)から地盤中に掘削孔(2)を形成して該掘削孔内にサーフェスケーシング(3)を本設し、該サーフェスケーシングの内側で井戸孔(4)を掘削して該井戸孔内に該サーフェスケーシングと同心に井戸ケーシング(5)を装入し、該井戸ケーシングと該サーフェスケーシング間の間隙(11)を利用して該井戸ケーシングの外周面と該井戸孔の内壁面との間の間隙(13)に砂利(12)を充填する。本発明にかかる鑿井構造では、サーフェスケーシング(3)が本設(埋め殺し)され、該サーフェスケーシングと井戸ケーシング(5)の間の間隙(11)と、該間隙(11)に続く該井戸ケーシングの外周面と井戸孔(4)の内壁面の間隙(13)に、砂利(12)が充填されている。 (もっと読む)


【課題】スクリーンの厚さを薄くすることにより、パーシャルサージングブロックによる吸引量の可及的に大なる部分を帯水層からの水の吸引に利用でき、仕上げの最初期の段階において早期に泥壁を破壊できる井戸用スクリーンを提供する。
【解決手段】本発明にかかる井戸用スクリーンは、異形ロッド(1)と、ワイヤー(2)を有する。該異形ロッドは山形断面で、その面積(A1)が円形ロッド(31)の断面積(A2)と適合し、かつ底辺(11)から頂点(12)までの垂直寸法(H)が該円形ロッドの直径(d)より小さく、複数本の該異形ロッドが互いに平行に、該頂点を放射方向へ向け、該底辺を同一円周(C)上に間隔を保って、配置される。該ワイヤーは螺旋状に、相互間に集水間隙(P)を保って、複数本の該異形ロッドの該頂点(12)間に巻回され、該異形ロッドと該ワイヤーは各交差部(T)で溶接される。 (もっと読む)


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