説明

三建設備工業株式会社により出願された特許

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【課題】使用者から出された状態で処理できる使用済紙おむつの処理装置及び処理方法を提供すること。
【解決手段】使用済紙おむつの処理装置1は、裁断された使用済紙おむつDと処理用液体Qとを受け入れて攪拌し、紙おむつの再生用物質P(紙おむつの母材分PL及び吸水性物質分PMを含む)とプラスチック分Vとを分離する攪拌分離槽10と、攪拌分離槽10から排出された再生用物質Pを含む処理用液体Qを受け入れる第1の回収槽11と、攪拌分離槽10から排出された再生用物質Pを含む処理用液体Qを受け入れる第2の回収槽12とを備える。而して、最初に攪拌した際の汚物の含有量が多い処理用液体Qを第1の回収槽11へ投入し、その後の比較的汚物の含有が少ない処理用液体Qで攪拌沈殿させた再生用物質含有処理用液体を第2の回収槽12へ投入することが可能となり、使用済紙おむつDの裁断前の予備洗浄を行わなくても再生用物質Pの抽出が可能となる。 (もっと読む)


【課題】母材分を適切に分離抽出できて使用液量を抑制した使用済紙おむつの処理システムを提供する。
【解決手段】使用済紙おむつの処理システム101は、裁断された使用済紙おむつDを処理用液体Q内で攪拌分離する攪拌分離装置10を有する使用済紙おむつの処理装置1と、処理装置1で分離された再生用物質P中の母材分PLを抽出及び洗浄する洗浄装置40とを備える。洗浄装置40は、洗浄液体導入管74と、洗浄液体Sに再生用物質Pを拡散させる拡散槽41と、再生用物質Pから母材分PLを抽出する母材分分離手段42と、洗浄液体Sを洗浄装置40内で循環させる循環手段42L、43D、43E、44、46、47、49Dと、循環する洗浄液体Sの一部を処理装置1へ導く洗浄液体導出管47とを有する。而して、洗浄液体Sの大部分が循環すると共に一部が処理装置1で利用され、洗浄液体Sの消費量を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】簡便な構成で大きさの異なる2つの物質を適切に分離することができる攪拌分離槽を提供する。
【解決手段】攪拌分離槽10は、第1の物質Vとこれよりも小さい第2の物質Pとが投入された処理用液体Qを収容する収容容器10cと、第2の物質Pを通すが第1の物質Vは通さない孔が複数形成された多孔板10pと、攪拌部10tの下部から外側に延びて第1の物質Vを外部へ導出する導出管10dとを備える。多孔板10pは、収容容器10cの内部に傾斜させて設置され、上方の攪拌部10tと下方の沈殿部10sとに区画する。収容容器10cは、第2の物質Pを外部へ排出する排出口10hが沈殿部10sに形成されている。而して、導出管10dから処理用液体Qを導出させたときに、液位の低下に伴って沈殿部10sから攪拌部10tに向かう処理用液体Qの流れが生じ、多孔板10pに付着して孔を塞いでいた第1の物質Vを剥離させることができる。 (もっと読む)


【課題】湿度が調節された外気を複数系統の被空調室に供給する場合でも所定の指標を最適値に近づけることができる空調方法及びシステムを提供する。
【解決手段】空調システム1は、外気OAの湿度を調節する外調機11と、調節済外気QAの風量を調節する風量調節装置15と、制御装置60とを備える。風量調節装置15は、複数の被空調室Rに対応して複数設けられる。制御装置60は、被空調室Rごとに、調節済外気QAを第1の状態点で複数の被空調室Rに供給する際に必要な除湿風量を算出し、必要外気量を算出し、除湿風量及び必要外気量のうち大きい方を採択し、これらの合計風量を第1の状態点の調節済外気QAとするため及び搬送するために要する所定の指標(消費エネルギー等)を求める。これを、第2の状態点を含む複数の状態点についても算出する。複数算出した状態点のうち、最小の状態点を採用して、湿度が調節された調節済外気QAを生成する。 (もっと読む)


【課題】特殊な除湿器を用いずに省エネルギーを図ることができる放射冷房システムを提供すること。
【解決手段】冷房システム1は、熱媒体cが保有する冷熱により物体Bの温度よりも低い温度に冷却される放射パネル11と、熱媒体cが保有する熱により絶対湿度が所定の湿度以下の被加熱空気DAの温度を上昇させる再熱装置12と、再熱装置12で昇温された被加熱空気SAを冷房対象室Rに導く被加熱空気ダクト31と、放射パネル11から導出された熱媒体cが再熱装置12に導入され、再熱装置12から導出された熱媒体cが放射パネル11に導入されるように、熱媒体cが循環する流路を形成する熱媒体流路21、22、24とを備える。而して、放射パネル11で吸収した熱を再熱装置12における再熱源として利用することができ、熱の有効利用を図ることができて省エネルギーとなる。 (もっと読む)


【課題】部材点数を抑制しつつ組立作業を簡易かつ安定的に行える段ボールダクト基材及び部材の製造方法を提供すること。
【解決手段】段ボールダクト基材1は、段ボールシート10の一辺10sに沿った縁部である下側縁部11ebに、上側縁部14etが重なる重ね代11sを区画する区画線11fを有する。上側縁部14etは、端辺に第1の組手14mが形成された段ボールシート10の縁部である。さらに、区画線11fに沿って重ね代11sを折り曲げたときに第1の組手14mと嵌合する第2の組手11mが区画線11f上に形成されるように、区画線11fから重ね代11s側に突出した凸状の切れ目11cが形成されている。段ボールダクト基材1は、ダクトを組み立てる際に上側縁部14etを下側縁部11ebの上に載置しつつ第1の組手14mと第2の組手11mとを嵌合させることにより組み立てた形状を維持することができ、専用ピンを必要としない。 (もっと読む)


【課題】消費エネルギーを抑制しつつペリメータゾーンの温熱環境を改善する冷暖房システムを提供すること。
【解決手段】冷暖房システム1は、ペリメータゾーンZpの天井Cpの温度を周囲の空気の温度とは異なる温度に変える天井変温装置11と、窓ガラスWGを覆うように窓ガラスWGとの間に隙間Sをあけて開閉自在に設けられて日射を遮る遮蔽部材21とを備える。遮蔽部材21は、高さ方向が所定の距離Lhの開口が形成されるように取り付けられている。而して、冷房時は窓ガラスWGと遮蔽部材21との間で温められて上昇した空気が天井Cpで冷やされて遮蔽部材21の周りを上下方向に自然循環する循環気流となって遮蔽部材21の温度上昇を抑制して冷房効果を向上させる。暖房時は外気に冷やされた窓ガラスWG面に生じる下降気流が天井Cpで温められた後に下降気流となるために下降気流の温度低下が抑制されてコールドドラフトが低減される。 (もっと読む)


【課題】熱負荷の状況に応じた熱源機の処理負荷の配分のバリエーションを増加させた熱源システムを提供する。
【解決手段】熱源システム1は、小温度差熱源機10と、小温度差往集合部21と、小温度差還集合部22と、小温度差還集合部22内の熱媒体Cを小温度差熱源機10に導く小温度差導入管12と、小温度差往集合部21と小温度差還集合部22とを小温度差熱源機10を介さずに連通する小温度差連通管25と、大温度差熱源機30と、第2の負荷側機器91からの大温度差熱媒体CLを小温度差連通管25に流入させる大温度差熱媒体戻り管44と、小温度差往集合部21内の熱媒体Cを大温度差熱源機30に導く大温度差導入管32とを備える。第2の負荷側機器91からの大温度差熱媒体CLを大温度差熱源機30と小温度差熱源機10とに分配して還すことが可能となり、両熱源機10、30における処理熱量の按分のバリエーションを増やすことができる。 (もっと読む)


【課題】構築の手間及びコストの増大を抑制しつつ区画材全体を満遍なく冷却又は加熱することが可能な冷暖房システムを提供すること。
【解決手段】冷暖房システムは、所定の長さのリップ溝形鋼11と、リップ溝形鋼11の長手方向の開口11hを塞ぐように取り付けられた平板12と、リップ溝形鋼11の内部に供給される気体SAの温度を調節する温度調節機器とを備えている。平板12には、リップ溝形鋼11の内部の気体SAを導出する導出口12hがリップ溝形鋼11の長手方向に間隔を空けて複数形成されている。リップ溝形鋼11に取り付けられた平板12が、冷房又は暖房の対象となる被冷暖房室Rの境界を形成する区画材15の裏面15bに対向するように、リップ溝形鋼11及び平板12が配設されている。 (もっと読む)


【課題】システム構成及び制御の複雑さを緩和しつつ、設定温度を上回る熱媒体が負荷側に送られることの回避及び熱媒体のショートサーキットによる冷凍機停止の回避が両立する熱源システムを提供すること。
【解決手段】熱源システム1は、複数の冷凍機が並列配置され、負荷系統99を介さずに両集合部60、68を連通する連通管55、第1の開閉弁12の上流側で第1の被冷却熱媒体CS1を抜き出す第1の抜出管13、第2の開閉弁22の上流側で第2の被冷却熱媒体CS2を抜き出す第2の抜出管23、両抜出管13、23の接続部P3と連通管55とに接続されたバイパス管53を備える。この構成で、負荷系統99の要求温度未満の熱媒体CSを導出する冷凍機系統の開閉弁を閉じて該熱媒体CSをバイパス管53、連通管55及び還集合部68を介して該冷凍機に導入し、負荷系統99の要求温度になった後は該開閉弁を開けて負荷系統99に送ることが可能になる。 (もっと読む)


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