説明

ヤマハマリン株式会社により出願された特許

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【課題】船外機におけるエンジンの複数気筒からの各排気が互いに干渉することを防止して、エンジン性能を、より確実に向上させるようにする。
【解決手段】船外機における排気装置は、複数の気筒27を有するエンジン11と、複数の気筒27のうちの一部の気筒27からの排気18を集合させる第1膨張室ケース56Aと、他部の気筒27からの排気18を集合させる第2膨張室ケース56Bとを備える。これら第1、第2膨張室ケース56A,56Bからそれぞれ個別に延出して、その各下流端開口48a−48dが水2中に開口する第1、第2排気通路48A,48Bを形成する。各気筒27のうち、点火順序が奇数番の気筒27A,27C,27E,27Gを一部の気筒27とし、偶数番の気筒27B,27D,27F,27Hを他部の気筒27とする。 (もっと読む)


【課題】 海水に浸した状態で使用しても基材からシール用ゴム皮膜が剥離することを防止できるメタルガスケットを提供すること。
【解決手段】 ステンレス鋼からなる基材50と、基材50の表面に形成され亜鉛メッキ皮膜57と、亜鉛メッキ皮膜57の表面に形成されたシール用ゴム皮膜59とでメタルガスケット40を構成した。また、亜鉛メッキ皮膜57の表面にシランカップリング系加硫接着剤を塗布し100〜200℃の温度で所定時間加熱して、亜鉛メッキ皮膜57の表面に酸化亜鉛皮膜57aを生成させるとともに、シランカップリング系加硫接着剤の焼付けを行った。その表面に、ポリオール系加硫剤を含むフッ化ビニリン系ゴムを焼成することによりシール用ゴム皮膜59を形成した。メタルガスケット40を、船外機10が備えるエンジン16のシリンダヘッド23とシリンダボディ22との合面に設置した。 (もっと読む)


【課題】8気筒エンジンにおいて、各気筒からの排気が互いに干渉することを防止して、エンジン性能を、より確実に向上させるようにする。
【解決手段】8気筒エンジンにおける排気装置は、第1−第8気筒27A−27Hと、排気管47とを備える。第1−第8気筒27A−27Hはこの順序で点火される。排気管47が、第1−第8気筒27A−27Hからそれぞれ延出する第1−第8上流側排気管49A−49Hと、第1、第5上流側排気管49A,49Eの延出端部同士、第2、第6上流側排気管49B,49Fの延出端部同士、第3、第7上流側排気管49C,49Gの延出端部同士、および第4、第8上流側排気管49D,49Hの延出端部同士のそれぞれの結合部からそれぞれ延出する第1−第4中途部排気管50A−50Dと、これら第1−第4中途部排気管50A−50Dの各延出端部を大気側に連通させる下流側排気管51とを備える。 (もっと読む)


【課題】一部の船舶推進装置が作動状態で他の船舶推進装置が起動しても、起動前の制御状態が変動し難く、船舶推進装置を操作するリモコン装置やリモコンレバーの操作状態を安定して維持し易い船舶を提供する。
【解決手段】電源系がそれぞれ独立した複数の船舶推進装置11、12にリモコン装置17、21が接続され、リモコン装置17、21に複数の船舶推進装置11、12にそれぞれ対応する複数のコントロールユニット27、28と、リモコンレバー29、30とを備え、各コントロールユニッ27、28ト同士が通信可能に接続され、一部の船舶推進装置11、12が作動状態で他の船舶推進装置11、12が停止状態から起動したとき、起動した船舶推進装置11、12に対応するコントロールユニット27、28が、作動状態の船舶推進装置11、12に対応するコントロールユニット27、28の制御状態を認識し、その制御状態と一致させる制御を行う。 (もっと読む)


【課題】8気筒エンジンにおいて、各気筒からの排気が互いに干渉することを防止して、エンジン性能を、より確実に向上させるようにする。
【解決手段】排気管47は、この順序で点火される第1−第8気筒27A−27Hからそれぞれ延出する第1−第8上流側排気管49A−49Hと、第1、第5上流側排気管49A,49Eの延出端部同士、第2、第6上流側排気管49B,49Fの延出端部同士、第3、第7上流側排気管49C,49Gの延出端部同士、および第4、第8上流側排気管49D,49Hの延出端部同士のそれぞれの結合部からそれぞれ延出する第1−第4中途部排気管50A−50Dと、第1、第3中途部排気管50A,50Cの延出端部同士、および第2、第4中途部排気管50B,50Dの延出端部同士のそれぞれの結合部からそれぞれ延出して大気側に連通させる第1、第2下流側排気管51A,51Bとを備える。 (もっと読む)


【課題】潤滑油の流れをスムーズにできるとともに、傘歯車機構の噛合部の潤滑を十分に行なうことができる船外機の潤滑構造を提供する。
【解決手段】前進用従動傘歯車18の回転に伴う遠心力を利用して前進傘歯車18と駆動傘歯車17との噛合部に潤滑油cを供給する潤滑油供給系50を備える。 (もっと読む)


【課題】船舶推進装置の起動順に拘わらず、配置順に従ったデバイスインスタンス番号を付与することが可能な船舶を提供する。
【解決手段】複数の船舶推進装置11a〜11dをそれぞれ制御する複数のコントロールユニット20a〜20dと、各船舶推進装置の運転情報を表示する複数のゲージ部15a〜15dとが通信ネットワークを介して接続され、各コントロールユニットが船舶推進装置の運転情報にデバイスインスタンス番号を付して送信し、各ゲージ部がデバイスインスタンス番号を識別して受信し表示する船舶であり、各コントロールユニット間が通信回線21により接続されると共に、デバイスインスタンス番号を設定可能なDI番号設定部23a〜23dと、船舶推進装置の位置を判別可能な判別部22a〜22dとをそれぞれ備え、DI番号設定部が、コントロールユニットの数と、船舶推進装置の位置とにより、デバイスインスタンス番号を設定するようにした。 (もっと読む)


【課題】潤滑油の停滞や逆流を防止して潤滑油を確実に循環させることができる船外機の推進装置を提供する。
【解決手段】潤滑油aを、ドライブ軸12の、傘歯車機構装着部12aからロワケース7に形成されたシフト軸収容室(オイル通路)7cを通って、該ドライブ軸12が軸受32を介して上記ロワケース7により軸支されたドライブ軸軸支部に導き、該ドライブ軸軸支部に導かれた潤滑油aを上記ドライブ軸12とロワケース7のドライブ軸収容室7aとの隙間を通って上記傘歯車機構装着部12aに戻すオイル循環系48を備える。 (もっと読む)


【課題】リモコン側ECUの設置台数が多くても船体にコンパクトに設置し、リモコン側ECUの調整作業を簡易に行えるようにする。
【解決手段】左側シフトレバー23L及び右側シフトレバー23Rを備えたリモコン本体21の下部には取付けパネル34が形成され、取付けパネル34の下方に、非導電性の収容板により形成された左側収容部38P、中央収容部38C、右側収容部38Sが突設され、各収容部38P,38C,38Sには、略板状に形成された左舷用リモコン側ECU36P、中央用リモコン側ECU36C、右舷用リモコン側ECU36Sが、それぞれの板面側を対向させた状態で収容される。 (もっと読む)


【課題】ロワケースの大型化を招くことなく、プロペラ軸の傘歯車機構装着部及び軸受部の潤滑油の循環を行なうことができる船外機の推進装置を提供する。
【解決手段】プロペラ軸14に、該プロペラ軸14の傘歯車機構13が装着された傘歯車機構装着部分14bから軸受43により軸支されたプロペラ軸軸支部分の近傍まで軸方向に延び、さらに径方向に延びて該軸受43近傍に開口するオイル通路49cを形成し、潤滑油bを上記オイル通路49cを介して上記傘歯車機構装着部14bの上流側開口49a′と上記軸受43の近傍の下流側開口49b′との間で循環させるオイル循環系49を備える。 (もっと読む)


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