説明

三谷セキサン株式会社により出願された特許

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【課題】セメントの反応熱を比較することで、未固結試料のセメント量を簡易かつ比較的高い精度で推定する。
【解決手段】地上1のプラント2で、設計した配合でセメントミルクを生成するプラント2を設けてある。地上1から掘削して杭穴4を形成すると、杭穴4の底部には泥土5が溜まる。プラント2のセメントミルク3の一部を採取して、原液試料3aとして温度を測定し、基準時刻tからの時間を測定し、「時間−温度」のグラフを作成する。また、プラントのセメントミルクを、杭穴4の底部に注入して、ソイルセメント6を生成し、その一部を地上に取り出して未固結試料6aとする。未固結試料6aの温度を測定し、基準時刻tからの時間を計測して、「時間−温度」のグラフを作成する。両試料の温度、温度変化、上昇傾向などを比較して、未固結試料6aのセメント量を推定する。 (もっと読む)


【課題】2つの掘削腕の揺動をカムを介して、1本の操作ロッドの昇降として伝達して、この昇降を地上で目視できる。
【解決手段】杭穴掘削ヘッド1は、第一掘削腕14及び第二掘削腕15を有するヘッド本体2の上端に、掘削ロッド5の下端部に連結するための連結部18を有し、掘削腕14、15の位置を確認するヘッド操作体3を連設して構成する。掘削腕14、15は逆回転して大きく揺動して拡大掘削する。この際に、ヘッド操作体3にカム23〜26を設ける。掘削腕14の揺動→第一カム23→第三カム25と、掘削腕15の揺動→第二カム24→第三カム25と伝え、第三カム25→第四カム26→操作ロッド27(1本)の昇降と伝える。 (もっと読む)


【課題】拡大根固め部の水平方向の任意な位置で充填物を採取して、拡大根固め部の性能をより正確に把握する。
【解決手段】上端に連結部14を有する基部11に支持片16を突設して、腕杆20の基端部21を軸止し、腕杆20の先端部22に収容容器25を取り付け、採取装置本体10とする。採取装置本体10の連結部14を地上からのロッド3に連結して、採取装置1とする(a)。採取装置1は腕杆20が下方に垂れた状態で、杭穴31の軸部32(径D)内を通過して(a)、拡大根固め部33の採取位置で、腕杆20を回動して水平状態とし、穴壁34付近の充填物を採取できる(b)。収容容器25の開口部26を開いて充填物を採取した後、開口部26を塞ぎ、腕杆20を下に垂れた状態に戻して、地上に引き上げできる(a)。腕杆20を斜めにすれば、任意の位置の充填物を採取できる(c)。 (もっと読む)


【課題】根固め部の発熱を軽減して、より信頼の高い根固め部を形成する。
【解決手段】掘削ロッド30で、杭穴21を掘削し軸部22、拡大根固め部23を形成する(a)(b)。拡大根固め部23内に、セメントより比熱の低い骨材を混入したセメントミルクを注入して、根固め部23内に充填材25を形成する(c)。杭穴21内に既製杭40を沈設して、下端41を拡大根固め部23内に位置させ、地上20で支持する(d)。既製杭40の中空部42内に、冷却パイプ1を埋設し、冷却パイプ1内に冷却液を循環させて拡大根固め部23を冷やし、拡大根固め部23が固化後に基礎杭構造50を構成する(e)。 (もっと読む)


【課題】杭穴の拡底部内での根固め部を有効活用して、鉛直支持力を発揮する。杭穴の軸部下端、拡底部の上端付近の掘削量を減らして、効率良い拡底部を構成する。
【解決手段】地面12から杭穴軸部15の下端15aに続いて円錐形の拡底部16を形成した杭穴14を形成し、杭穴14の軸部15の下端15a(拡底部16の上縁17a)を杭穴基準線20とする。杭穴基準線20に、各既製杭1の既製杭基準線10を合わせる。第1の既製杭1は、軸部3に続き、縮径して下面4aを有する段差部4、下方軸部5を形成し、軸部3の下端3aを既製杭基準線10とする(c)。第2の既製杭1は、中空ストレート状で、底面2はフラットに形成され、底面2が既製杭基準線10とする(a)(b)。第3の既製杭1は、軸部3に環状の突起6、6を形成し、一番下の突起6Aの下面7の上を既製杭基準線10とする(d)。 (もっと読む)


【課題】既製杭の突起の下面から支持地盤に支圧力を作用させて、1本の既製杭が負担すべき垂直荷重を増加させ、高鉛直支持力と高水平支持力とをバランス良く発揮する。
【解決手段】軸部2、拡底部3の杭穴1を掘削する(a)。下端部の下部軸部に環状リブ5、6を形成し、最上段の環状リブ6の上面6cに連続して大径の上部軸部43を形成して下杭32とし、下杭32に上杭30を連結してコンクリート製の既製杭4とする(b)(c)(d)。拡底部3内にセメントミルク(支持地盤の強度に対応した固化強度100〜300kg/cm2 程度)を注入した杭穴1内に既製杭4を下降して(b)(c)、セメントミルクが固化後に、杭穴1の拡底部3内に既製杭4が埋設された杭構造10を構築する(d)。環状リブ5、環状リブ6の下面6aが杭穴1の拡底部3内に位置する。 (もっと読む)


【課題】 既製杭の先端位置を把握しながら施工して、通常杭10A、10B、・・・を容易に設計通りの位置に配置して、高品質の柱列杭が構築する。
【解決手段】基準杭1の先端部3の基点5にワイヤー係止具6を取り付け、ワイヤー30の一端31を取り付ける。基準杭1を地盤改良層21内に埋設して、ワイヤー30の他端を地上に出して、通常杭の下端12のガイド具16にワイヤー30を通す(a)。ワイヤー30をガイド具16に通して第1通常杭10Aを地盤改良層21内に埋設して、基準杭1に並列させる(b)。ワイヤー30を通常杭10Aの側面に沿って立ち上げて(鎖線30)、基点5から上端11までの長さを測定し、通常杭10Aの下端12位置及び回転状態を把握して、必要ならば第1通常杭10Aの姿勢を正す(b)。同様に、通常杭10C、通常杭10dを埋設して、柱列杭構造を構築する(c)(d)。 (もっと読む)


【課題】所望の深さに至る埋設途中で泥水等の混入を防止して、所望の深さの杭穴充填物のみを採取する。
【解決手段】下端部に試料取入口13、上端部に排出口15を有する試料容器1内に、上下動自在の内栓20を嵌挿する。試料容器1の下端部に、上下動可能な外栓28を嵌装して採取装置40とする(a)。内栓20を試料容器1の下端部に位置させ、試料取入口13を塞いで、採取装置40を杭穴44内で下降する。試料採取深さで、内栓20を上昇させ、試料採取口13から試料容器1内に「目的とする深さの杭穴充填物」のみを充填する(b)。内栓20で排出口15を隔離して、外栓26で試料取入口13を塞いで密封して(c)、途中での杭穴充填物の混入せずに採取装置40を地上に引き上げる。 (もっと読む)


【課題】均質化させたソイルセメント柱と、テーパー状の柱体とで、先端支持力と摩擦力を増加し、地盤改良体の支持力を向上させる。
【解決手段】撹拌混合装置25の掘削刃10、11で地盤38を掘削しながら、吐出口26からセメントミルクを注入し、補助撹拌装置24を回動して撹拌し、共回りしない上下撹拌翼13、16で撹拌する(a〜c)。撹拌混合装置25を回転しながら引上げ(d)、外径Dの均質なソイルセメント柱39が完成する(e)。末口34外径D、元口34の外径Dで、下方に向けて細くなるテーパー状の側面を有する柱体33を形成し、柱体33をソイルセメント柱39内に沈設し(e、f)、柱体33の末口34を底面40より距離L(>D)だけ上方に位置させ、柱体33と一体の地盤改良体41を構成する(f)。柱体33の下方に距離Lのソイルセメント層を確保する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、杭基礎の改良体に関し、従来の杭基礎の改良体のコスト低減と工期の短縮を図り、更に、改良体の設置自由度を増すようにすることが課題であって、それを解決することである。
【解決手段】 軟弱な表層地盤5の下方における支持層に先端部が支持された支持杭が配設され、前記表層地盤における前記支持杭の通り芯に沿って形成される改良体3において、前記改良体3は、支持杭毎に個別に設けられ、支持杭2の頭部から所要深さで水平方向に十字状に張り出して隣接の改良体3と非連続的に形成されている杭基礎の改良体3とするものである。 (もっと読む)


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